再生野菜(リボベジ)を水耕栽培で育てる方法〜野菜の切れ端などおすすめの種類、栽培のコツを解説
本日は、「再生野菜」の育て方、おすすめの再生野菜の種類を紹介します。
再生野菜とは、調理で使わない野菜のヘタや根を水耕栽培して、食べられる部分(主に葉)を再生させた野菜のことです。「リボベジ(リボーンベジタブル)」とも呼ばれ、生ごみを減らすことができるエコな栽培方法として注目されています。
おうちで手軽に始められ、食べてよし、インテリアにもよしの再生野菜の水栽培のコツを解説していきます。
<育て方>
1、スポンジと器を用意する
「キッチン用スポンジ」と再生野菜を育てるための「容器(野菜の大きさに合わせた瓶やタッパーなど)」を用意する。
2、スポンジを容器の大きさに合わせてカットする
スポンジを容器の中に入る大きさにカットします。
スポンジを切る時は、定規でスポンジを強く押さながら、カッターで上から少しずつ切ると切断しやすいです。
3、野菜のヘタ・根を切る
再生野菜をする場合、野菜のヘタや根は、少し厚めに切った方が、大きく成長します。
4、容器にスポンジと野菜(へた・根)を入れて、水を入れる
容器に、スポンジを入れ、その上に野菜のへたや根を入れます。
次に、スポンジの半分くらいの高さまで水を注ぎます。
再生野菜を育てる時は、へたの断面や根の先が水に少し触れている程度の方がよく育つので、直接、野菜に水が触れないように水量を調整する。
5、日当たりの良い場所に置いて育てる
夏場、直射日光が長時間当たる場所に置いておくと、水温が急上昇して枯れてしまう事があるので避け、なるべく日当たりの良い明るい場所に置いて育ててください。
6、毎日水替えをする
器の中の水は必ず毎日交換する。
水を交換する時、腐った茎や根は流水で取り除く。
7、収穫する
2〜3週間しすると、葉が伸びてくるので、必要な分をハサミで切って使用する。
スポンジを使用することで、根が下に伸びやすくなって、野菜も早く成長する。
食用としておすすめの再生野菜(可食部が多い野菜)
・万能ネギ
薬味として、必要な分だけハサミで切って使えるので便利です。
・春菊
生食できるので、お豆腐にのせたりと料理の彩りに。
・みつば
お味噌汁など汁物の香り付けに。
・パクチー
細かく切って、サラダのアクセントに。
これらの再生野菜は、「冷蔵庫用の薬味チューブ入れ」で栽培すると、4〜5種類を同時に育てられて便利です。
インテリアとしておすすめの再生野菜(可食部が少ない)
・ブロッコリー
・小松菜
・チンゲン菜
・根菜類(大根・にんじん・ラディッシュ)
器を変えると、可愛いインテリアになります。
<おさらい> 再生野菜を育てる時のコツ
・野菜のへた・根は少し厚めにカットする
・水は野菜に触れる程度のごく少なめにする(スポンジを使用する)
・直射日光を避けた日の当たる明るい場所で育てる
・毎日、水を交換する
ぜひ皆さんもお試しください。
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