
キッチンで楽しむ再生野菜(リボベジ)の水耕栽培7ステップガイド
Last Updated on 2025年3月21日 by 中島大輔
調理後に捨ててしまう野菜のヘタや根。実はこれらを水に浸けておくだけで、新たな葉を芽吹かせることができるのをご存知ですか?
「再生野菜(リボベジ)」と呼ばれるこの楽しみ方は、食品ロスを減らすエコな取り組みとして注目を集めています。台所で出る生ゴミを減らしながら、新鮮な薬味やハーブを手に入れられる一石二鳥の方法です。スポンジと容器さえあれば、誰でも簡単に始められるのも魅力。
このブログでは、万能ネギやパクチーなどの食用におすすめの品種から、ブロッコリーや根菜類などインテリアとしても楽しめる品種まで、再生野菜の育て方をわかりやすく解説します。キッチンの窓辺が、明日からあなたの小さな菜園に変わります。
リボベジ(再生野菜)の育て方
1、スポンジと器を用意する
「キッチン用スポンジ」と再生野菜を育てるための「容器(野菜の大きさに合わせた瓶やタッパーなど)」を用意する。
2、スポンジを容器の大きさに合わせてカットする
スポンジを容器の中に入る大きさにカットします。
スポンジを切る時は、定規でスポンジを強く押さながら、カッターで上から少しずつ切ると切断しやすいです。
3、野菜のヘタ・根を切る
再生野菜をする場合、野菜のヘタや根は、少し厚めに切った方が、大きく成長します。
4、容器にスポンジと野菜(へた・根)を入れて、水を入れる
容器に、スポンジを入れ、その上に野菜のへたや根を入れます。
次に、スポンジの半分くらいの高さまで水を注ぎます。再生野菜を育てる時は、へたの断面や根の先が水に少し触れている程度の方がよく育つので、直接、野菜に水が触れないように水量を調整する。
5、日当たりの良い場所に置いて育てる
夏場、直射日光が長時間当たる場所に置いておくと、水温が急上昇して枯れてしまう事があるので避け、なるべく日当たりの良い明るい場所に置いて育ててください。
6、毎日、水替えをする
器の中の水は必ず毎日交換する。
水を交換する時、腐った茎や根は流水で取り除く。
7、収穫する
2〜3週間しすると、葉が伸びてくるので、必要な分をハサミで切って使用する。
スポンジを使用することで、根が下に伸びやすくなって、野菜も早く成長する。
食用としておすすめの再生野菜(可食部の多い野菜)
万能ネギ
薬味として、必要な分だけハサミで切って使えるので便利です。
春菊
生食できるので、お豆腐にのせたりと料理の彩りに。
みつば
お味噌汁など汁物の香り付けに。
パクチー
細かく切って、サラダのアクセントに。
これらの再生野菜は、「冷蔵庫用の薬味チューブ入れ」で栽培すると、4〜5種類を同時に育てられて便利です。
インテリアとしておすすめの再生野菜(可食部の少ない野菜)
ブロッコリー
小松菜
チンゲン菜
根菜類(大根・にんじん・ラディッシュ)
器を変えると、可愛いインテリアになります。
<おさらい>再生野菜を育てるコツ
・野菜のへた・根は少し厚めにカットする
・水は野菜に触れる程度のごく少なめにする(スポンジを使用する)
・直射日光を避けた日の当たる明るい場所で育てる
・毎日、水を交換する
再生野菜の水耕栽培は、捨てるはずだった野菜の部分から新たな命を育む、サステナブルな楽しみ方です。用意するものはシンプルに、キッチンスポンジと容器だけ。育て方も、野菜のヘタや根を厚めに切り、スポンジに挟んで水を少し入れるだけという手軽さです。毎日の水替えを忘れず、日当たりの良い場所に置けば、約2週間で収穫可能です。万能ネギや春菊、みつば、パクチーは料理の薬味として実用的。ブロッコリーや根菜類はグリーンインテリアとしての魅力も抜群です。食費の節約にもなり、環境にも優しい再生野菜の水耕栽培。キッチンから始める小さなエコ活動として、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
【この記事を執筆した人】WOOTANG代表/植物アーティスト。植物をもっと身近に気軽に育てて欲しいという想いから2020年に水だけ育てる観葉植物ブランド「 WOOTANG(ウータン)」を立ち上げる。その他「植物×アート」制作を行い、インテリア、空間デザイン、メディアなどを通して提案している。
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