【執筆者】中島大輔(WOOTANG代表)【最終更新日】2026年5月11日
「玄関に観葉植物を置きたいけど、窓がない」「北向きの部屋でも枯れない植物を探している」「トイレや書斎にもグリーンを飾りたいけど、日当たりが心配…」。そんな悩みを抱えていませんか?
日当たりが悪い場所でも育つ観葉植物は確かに存在します。ポイントは「耐陰性」という特性を持つ品種を選ぶこと。熱帯雨林の林床で進化してきたサンスベリアやアグラオネマなどは、少ない光でも光合成できる仕組みを持っており、室内の暗い環境に特に強い植物です。
この記事では、日本初の水耕栽培専門ブランド「WOOTANG」が、耐陰性の強さで厳選した観葉植物6種を紹介。玄関・北向き部屋・トイレ・書斎それぞれの置き場所別のおすすめも解説します。土を使わない水耕栽培との組み合わせで、虫が出にくく管理もラク。日当たりへの不安を解消して、どんな部屋にもグリーンのある暮らしを始めましょう。

日陰に強い耐陰性のある観葉植物がおすすめ
「耐陰性」とは、日陰に耐えられる性質のことで、一般的に熱帯雨林などの地域(たくさんの葉が茂って日陰が多い場所)が原産の観葉植物は、耐陰性が強いとされています。
「日陰」にも種類がある?明るさのレベルを確認しよう
一口に「日陰」と言っても、実は明るさにはいくつかのレベルがあります。観葉植物を置く前に、ご自宅の場所がどのレベルの日陰なのかを確認しておくと、植物選びがぐっとラクになります。
| 日陰の種類 | 明るさの目安 | 場所の例 |
|---|---|---|
| 明るい日陰 | 直射日光は当たらないが、本が読めるくらい明るい | レースカーテン越しの窓際、リビングの隅 |
| 半日陰 | 1日2〜3時間ほど日が当たる | 東向き・西向きの窓際、廊下の端 |
| 暗い日陰 | ほぼ日光が入らないが、室内照明はある | 玄関の奥、北向き部屋の窓から離れた場所 |
この記事でご紹介する6種の植物は、「明るい日陰」〜「暗い日陰」まで幅広く対応できる、特に耐陰性の強い品種を選んでいます。北向きのお部屋や日当たりの悪い玄関でもあきらめないでください。
1、サンスベリア ローレンチー

イエローとグリーンのコントラストが美しいローレンチー。元々、日当たりの良い場所を好む植物ではありますが、日陰でも十分育ちます。乾燥には強いですが、多湿には少し弱いので、風通しの良い場所で育ててください。
2、シェフレア

ツヤツヤした厚みのある、手の平を広げたような葉が可愛らしいシェフレア。シェフレアは環境に適応する能力が非常に高いので、日当たりが悪い日陰にも比較的すぐに慣れてくれます。
3、ドラセナ サンデリアーナ

「開運」と「長寿」の花言葉を持つサンデリアーナ。直射日光などの強い光を好まず、日の当たらない室内でも元気に育てることができます。
4、サンスベリア・ゼラニカ

ゼブラ柄の濃いグリーンの葉が特徴のゼラニカ。サンスベリア類は、観葉植物の中でも特に耐陰性が強いので、日当たりの悪い部屋で育てるには特におすすめです。
5、アグラオネマ マリア

濃い緑の葉に、白いまだら模様が美しいマリア。元々、熱帯雨林のような暗い場所で育つ植物のため、日当たりが悪い暗い場所でも元気に育ちます。
6、サンスベリア バキュラリス

棒状の葉がまっすぐ上に伸びる姿が美しいバキュラリス。サンスベリア類なので、耐陰性が非常に強いです。ただし、多湿に弱いので、風通しの良い場所で育ててください。
日陰に強い観葉植物×水耕栽培の相性が抜群な理由
WOOTANGの植物はすべて「水耕栽培」で育てます。実は、日陰に強い観葉植物と水耕栽培の組み合わせは、相性が非常に良いことをご存知でしょうか?
① 土がないから虫が発生しにくい
土を使わない水耕栽培は、コバエや土中の害虫が発生しにくく、玄関や室内でも清潔に飾れます。日陰に置くと通気が悪くなりがちですが、水耕栽培なら土のカビや虫のリスクを大幅に低減できます。
② 水やりの管理がラク
日陰に置かれた植物は、日当たりの良い場所に比べて水の蒸発が遅くなります。水耕栽培なら「水が減ったら足すだけ」なので、過剰な水やりによる根腐れも起きにくく、ズボラさんでも失敗しにくいのが特徴です。
③ インテリアとしておしゃれに飾れる
透明なガラス容器やすっきりとしたデザインの器に根が浮かぶ水耕栽培は、土植えにはない「飾るアート感」があります。日当たりの悪い玄関や廊下も、グリーンのある空間に変えてくれます。
日陰でも育てやすい理由と、水耕栽培ならではのメリットが重なるWOOTANGの植物は、初めて観葉植物を育てる方や、ズボラさんでも安心してお楽しみいただけます。
枯らさないコツ〜置き場所
玄関に飾りたい場合
玄関は「家の顔」とも言われ、植物を置くだけで印象がぐっと明るくなります。玄関に窓が無い場合でも、室内照明が1日6時間以上あれば、サンスベリア類やシェフレアが元気に育ちます。スツールや台を使って高低差を作ると、スタイリッシュな印象になりますよ。
北向きの部屋・日当たりの悪い寝室に飾りたい場合
北向き部屋は直射日光が入りにくい反面、明るい間接光が入りやすい場所です。アグラオネマ・マリアやドラセナ・サンデリアーナのような、もともと熱帯雨林の日陰で育つ植物は、北向き部屋でものびのびと育ちます。
トイレ・洗面所に飾りたい場合
トイレや洗面所は湿度が高く、植物が喜ぶ環境でもあります。ただし、乾燥に強いサンスベリア類は多湿が苦手なため、風通しを意識してください。比較的湿気に強いシェフレアやアグラオネマがおすすめです。
書斎・仕事部屋に飾りたい場合
デスクで長時間作業する書斎には、目に優しい緑の植物を1鉢置くだけで、リフレッシュ効果があります。コンパクトなサンスベリア・バキュラリスや、存在感のあるドラセナ・サンデリアーナが人気です。蛍光灯やLEDの照明でも十分育つので、窓のない書斎でも安心です。
日当たりが悪い日陰の場所であっても、植物の近くに窓があれば、間接的なわずかな光で光合成をすることができ、耐陰性が強い植物であれば、枯れずに成長することができます。

耐陰性が強い観葉植物であっても、光合成は必ず必要になるので、枯れずに元気に育てるためには、「お部屋のどこかに窓がある部屋」もしくは「室内照明を1日6時間以上、点灯している部屋」に置いて育ててください。
日陰に強い観葉植物があれば、日当たりの悪いお部屋でも緑のある暮らしを楽しむことができます。サンスベリア・ローレンチーの美しいイエローとグリーンのコントラスト、手の平を広げたようなシェフレアの葉、縞模様が魅力的なサンスベリア・ゼラニカ、白い斑が特徴的なアグラオネマ・マリア、そして棒状の葉が印象的なサンスベリア・バキュラリス。これらはすべて、少ない光でも育つ耐陰性の高い植物たちです。ただし、完全に光のない環境では育たないことを覚えておきましょう。窓からの間接光や、1日6時間以上の室内照明があれば、これらの植物は十分に生き生きと育ちます。
日陰に強い観葉植物の風水・空気清浄効果
サンスベリア類(ローレンチー・ゼラニカ・バキュラリス)の風水・空気清浄効果
サンスベリアは「金運アップ」「悪い気を吸い取る」と言われる風水植物としても人気です。まっすぐ上に伸びる葉は、上昇運や仕事運を高めるとされ、玄関や書斎に置くのに最適と言われています。また、NASAの研究でも注目された「空気清浄効果」があり、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸収するエコプラントとして知られています。
シェフレアの風水効果
手のひらを広げたような形の葉は「幸運を招き入れる」象徴とされています。リビングや玄関に置くと、家族の運気が高まるとも言われています。
ドラセナ・サンデリアーナの花言葉・風水効果
「開運」「長寿」という花言葉を持つサンデリアーナは、贈り物としても人気です。風水的には財運・仕事運のアップに良いとされており、オフィスの入り口に置くのも喜ばれます。
アグラオネマ・マリアの風水効果
濃い緑の葉に白い模様が入るアグラオネマは、「陰の気を和らげる」と言われ、日当たりの悪い部屋の運気を高める植物として風水の観点でも注目されています。
よくある質問(FAQ)
Q. 窓のないトイレやバスルームでも観葉植物は育ちますか?
A. 完全に光のない空間では、残念ながら観葉植物を長期間育てることはできません。ただし、1日6時間以上の室内照明(LED・蛍光灯)があれば、サンスベリアやシェフレアなど耐陰性の高い植物は育てられます。窓のない場所に飾りたい場合は、定期的に(1〜2週間に一度)明るい場所に移して「日光浴」をさせてあげることをおすすめします。
Q. 北向きの部屋でも観葉植物は育ちますか?
A. 育てられます。北向きの部屋は直射日光は入りませんが、間接的な自然光が入ります。この記事でご紹介したアグラオネマ・マリアやドラセナ・サンデリアーナ、サンスベリア類は、北向き部屋でも十分に育てることができます。
Q. 日陰の観葉植物はどのくらいの頻度で日光浴が必要ですか?
A. 1〜2週間に1度を目安に、レースカーテン越しの柔らかい日光に当ててあげると、より健康的に育ちます。急に直射日光に当てると葉焼けの原因になるため、必ずカーテン越しや屋外の日陰で日光浴させましょう。
Q. 水耕栽培の観葉植物は、土植えより日陰に強いですか?
A. 耐陰性は植物の種類によって決まるため、土植えか水耕栽培かで大きな差はありません。ただし、水耕栽培は水管理がシンプルで日陰での管理ミスが少ないため、結果として育てやすいという声は多くいただいています。











