水耕栽培の植物を使ったアクアテラリウムの作り方
今回は水耕栽培の観葉植物を使った「アクアテラリム」の作り方を紹介します。
石を組み合わせて接着剤で固定する方法や流木や植物の飾り方のコツを教えちゃいます。
1、材料の用意
<材料>
◾️ガラス容器(直径25センチ、高さ10cm)
※今回使用したのは「カミハタ Glass Wareシリンダータイプ L」
◾️溶岩石(握りこぶし大ほど5〜6個、小さめの溶岩石を10個程度)
◾️液状接着剤と補助材(石の接着)
※今回使用したのは「カミハタ液状接着剤、補助材(グレー)」
◾️流木(枝ぶりの良いものを2本)
◾️水耕栽培用の観葉植物(マドカズラ、オキシカルディウム・ブラジルなど)
※WOOTANGで販売している「水だけ育てる観葉植物」シリーズ
2、石の組み立て
溶岩石で植物を固定するための土台を制作します。
溶岩石を円のように組み合わせ筒状にして、中央に植物を入れるための空間を作ります。
石は、専用の接着剤で固定します。
※石組みレイアウト用の専用接着剤と補助材
まず、スポンジ状の補助材を取り出して、細かく手でちぎります。
ちぎった被助材を、接着させたい石と石の間にしっかりと詰めていきます。
次に、接着剤を、詰めた補助剤にたっぷりとかけます。
しばらくすると補助材が硬化して、石と石が接着します。
裏側からも石と石の間に補助材をつめて、接着させていきます。
補助材を使用することでデコボコしていて接着面が少ない石同士でもしっかりと固定させることができます。
同様に、石を組み合わせていき、筒状になるように接着させていきます。
石と石がしっかりと接着するように、補助材は隙間に強く押し込むように入れるのがポイントです。
接着剤は、補助材にまんべんなくかけて、しっかりと硬化させましょう。
次に小さな溶岩石を使って、隙間を埋めていきます。
先ほどと同様に、石と石の間に補助材を詰めていきます。
接着剤を流し込んで、しっかりと固定させます。
小さな石で隙間を埋める時は、補助材が外から見えないように石の下に隠すように詰めると綺麗に仕上がります。
接着剤を隙間に流し込んで、しっかりと固定させてください。
植物を固定させる石の土台が完成しました。
3、レイアウト
ガラスの器にレイアウトしていきます。
まず、石で作った土台をガラスの器の中央に置きます。
次に、流木を入れます。
流木はオブジェにボリューム感を出すためにも枝ぶりの良いものがおすすめです。
枝の部分は器の外に大胆に出すことで植物とのバランスが良くなります。
最後に、水耕栽培用の観葉植物を飾ります。
石でつくった土台の中央の穴にマドカズラを入れていきます。
栽培時、根の部分がしっかりと水に浸かるようにガラスの底面に根の先が当たるまで押し込んでください。
オキシカルディウム・ブラジルも穴に入れていきます。
ツル性の植物を一つ入れると、オブジェの下部分が華やぐのでおすすめです。
植物の隙間を埋めるようにワイヤープランツも入れていきます。
最後に、紫が綺麗なトラディスカンティア・ゼブリナをワンポイントとして入れます。
植物の根がしっかり浸かるように、器の中にたっぷり目に水を入れたら完成です。
器の水は1週間に1度程度、減った分の水を足しましょう。
4、完成
お部屋のインテリアにおすすめなので、ぜひ皆さんもお試しください。
水だけで育てる観葉植物ブランド WOOTANG(ウータン)
水栽培・水耕栽培で育てる観葉植物/サボテン/マイクロ蘭/アボカドの種/球根などを販売中
購入はこちらから