カポック(シェフレラ)の水耕栽培|挿し木の方法と水替えのコツを解説

シェフレアを水耕栽培する方法や育て方

【執筆者】中島大輔(WOOTANG代表)【最終更新日】2026年10月12日

カポック(シェフレラ)は、土を使わず水だけで育てる「水耕栽培」にとても向いている観葉植物です。根が水に慣れやすく、枝を切って水に挿しておくだけでも根が出てくるほど生命力があります。土を使わないので虫が発生しにくく、透明な器なら根が伸びていく様子も楽しめます。

この記事では、水だけで育てる観葉植物ブランドWOOTANGが、カポックの水耕栽培の始め方から、水の量・足し水・水替え・根洗いの方法、季節ごとの管理、挿し木(水差し)で増やす方法までを、実際の育成経験をもとにわかりやすく解説します。根腐れや葉が黄色くなるといったトラブルの対処法もまとめていますので、これから始める方も、すでに育てている方もぜひ参考にしてください。

>観葉植物の水耕栽培の基本的な育て方はこちら

目次

カポック(シェフレラ)の水耕栽培の基本

カポックの水耕栽培は、「水道水を使い、週1回足し水をして、2〜3週間に1回水を全部替える」が基本です。直射日光の当たらない明るい場所に置けば、水だけで何年も元気に育ちます。

水耕栽培のカポック(シェフレラ)

カポックの水耕栽培の管理早見表

まずは、日々の管理の目安を一覧で確認しておきましょう。

項目目安
使う水水道水(浄水器の水やミネラルウォーターは使わない)
水の量根全体が浸かるくらい。夏だけ少なめにする
足し水1週間に1回(夏は2〜3日に1回が目安)
水替え2〜3週間に1回、水を全部入れ替える(春〜夏は週1回が理想)
根洗い水替えのたびに、根を水でやさしく洗う
置き場所レースカーテン越しの明るい日陰(直射日光は避ける)
葉水週2〜3回が目安。乾燥する季節は回数を増やす
肥料水には入れない。大きくしたいときだけ春〜秋に葉面散布
温度水温15〜25℃が理想。冬は最低5℃以上、できれば10℃以上

カポックが水耕栽培に向いている理由

カポックは、WOOTANGが扱う水耕栽培の観葉植物のなかでも、とくに初心者におすすめしやすい植物です。その理由は次のとおりです。

  • 根が水の環境に慣れやすく、水だけでも新しい根を次々と伸ばす
  • 耐陰性(日陰に耐える力)が強く、室内の明るい日陰で十分に育つ
  • 枝を切って水に挿すだけで発根するので、増やすのも簡単
  • 土を使わないため、コバエなどの虫が発生しにくい
  • 水の減り具合が目で見えるので、水やりのタイミングに迷わない

水耕栽培のメリットとデメリット

手軽な水耕栽培ですが、土栽培とは違った注意点もあります。始める前に両方を知っておきましょう。

メリットデメリット
土がないので虫やカビが出にくく、清潔に飾れる水を清潔に保つため、定期的な水替えが必要
水位が見えるので、水やりのタイミングがわかりやすい土栽培に比べると、成長がゆっくりになる
透明な器なら、根が伸びる様子を観察できる夏の高温で水温が上がると、根腐れしやすい
見た目が涼しげで、インテリアになじみやすい大きな木に育てるのには向かない

成長がゆっくりなことは、裏を返せば「卓上サイズのまま長く楽しめる」ということでもあります。棚やデスクに置ける大きさを保ちたい方には、むしろうれしいポイントです。

【関連記事】水耕栽培とは?土を使わない観葉植物の育て方【初心者向けガイド】

カポックの水耕栽培の始め方

カポックの水耕栽培は、主に3つの方法で始められます。それぞれの特徴を比べてみましょう。

始め方手軽さ楽しめるまでの期間こんな方におすすめ
水耕栽培用の株から始める◎届いたその日から初めての方、確実に育てたい方
挿し木(水差し)で始める○発根まで約3〜5週間手元のカポックを増やしたい方
土植えの株から切り替える△水に慣れるまで約5週間今育てている株を水耕栽培にしたい方

水耕栽培用の株から始める

もっとも失敗が少ないのは、根がすでに水に慣れた「水耕栽培用の株」から始める方法です。土から切り替えた株は、新しい根が出るまでの数週間がいちばん弱りやすい時期ですが、水耕栽培用の株ならその期間を飛ばして、すぐに育て始められます。始め方は次の3ステップです。

①器にセットする

株を器の中に入れます。根を折らないように、やさしく差し込みましょう。器は、根の様子や水の量がひと目でわかる透明なガラスのものがおすすめです。

WOOTANGのシェフレラを器に入れている様子

②水道水を入れる

水は、蛇口から出したままの水道水を使います。水道水に含まれる塩素には雑菌の繁殖をおさえる働きがあるため、浄水器の水やミネラルウォーターよりも水が傷みにくくなります。

③水の量を調整する

根全体が浸かるくらいまで水を入れます。ただし、茎(幹)の付け根より上は水に沈めないようにしましょう。季節ごとの水位の調整は、次の章で詳しく解説します。

水耕栽培のシェフレラを育てる時の水の量

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WOOTANGでは、卓上で育てやすい品種「シェフレラ・コンパクタ」を、根が水にしっかり慣れた状態でお届けしています。ガラスの器と木製のふたがセットになったタイプなら、届いたその日から水を入れるだけで飾れます。サイズはSとMの2種類で、器付きのセットと植物のみから選べます。

WOOTANGの水耕栽培のシェフレラ(カポック)
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挿し木(水差し)で始める

カポックは、切った枝を水に挿しておくだけで根が出てくる植物です。この方法を「水差し(水挿し)」といいます。剪定で切った枝をそのまま使えるので、手元のカポックを増やしたいときにおすすめです。WOOTANGでは、ダイソーで購入したカポックの枝を使って、実際に水差しで発根させています。

ダイソーで販売しているシェフレラと水耕栽培用の器

挿し木に適した時期

挿し木は、気温が20〜25℃前後の5〜6月、または10月ごろがもっとも成功しやすい時期です。30℃を超える真夏は水が傷みやすく、寒い冬は根がほとんど伸びないため避けましょう。

挿し穂の切る場所

挿し穂(さしほ)とは、挿し木に使う枝のことです。元気な枝の先端から10〜15cmほどの長さで、葉の付け根(節)の少し下を清潔なハサミで切ります。

シェフレラの枝を切って挿し穂を作る
  • 長さ:10〜15cmほど
  • 選ぶ枝:病気や傷がなく、葉がいきいきとした枝
  • 水に浸かる部分:葉や小枝はすべて切り落とす(水の中で腐る原因になる)
  • 上部の葉:2〜3枚残す。大きな葉は半分に切ると、水分の蒸発をおさえられる
シェフレラの枝をハサミで切る

水差しの手順

挿し穂ができたら、次の手順で水に挿します。

  1. 挿し穂を透明な器に入れる
  2. 茎が2〜3cmほど浸かるくらいの水道水を入れる
  3. 直射日光の当たらない、明るい日陰に置く
  4. 発根するまでは、2〜3日に1回水を替える
シェフレラの挿し穂を器に入れる様子
シェフレラの挿し穂が入った器に水を入れる様子
明るい場所でシェフレラの挿し穂を育てている様子

発根までの期間と発根後の管理

WOOTANGで実際に水差しをしたカポックは、約3週間で茎から白い根が出はじめました。白い根は、挿し穂が水の環境に慣れはじめたサインです。この時期も、2〜3日に1回の水替えを続けます。

発根しているシェフレラの挿し穂の様子

約5週間たつと根がたくさん伸び、水に完全に慣れた状態になりました。ここまで来れば、水替えは1週間に1回程度で十分です。あとは通常の水耕栽培と同じように育てられます。

5週間後、たくさん発根したシェフレラの挿し木

根が出ない・失敗するときの原因

水差しをしてもなかなか根が出ない、挿し穂が黒く傷んでしまう場合は、次の点を見直してみましょう。

原因見直すポイント
気温が低い・高すぎる20〜25℃前後の時期(5〜6月、10月ごろ)にやり直す
水が汚れている発根するまでは2〜3日に1回、こまめに水を替える
水に葉が浸かっている水に浸かる部分の葉や小枝を切り落とす
光が足りない、または強すぎる直射日光を避けた明るい日陰に置く
挿し穂が弱っている葉がいきいきとした元気な枝で作り直す

【関連記事】観葉植物の増やし方|水挿し・葉挿し・株分けを解説

土植えのカポックから切り替える

土で育てているカポックも、根についた土を落とせば水耕栽培に切り替えられます。WOOTANGでは、ダイソーで購入した土植えのカポックを使って切り替えを行いました。

  1. 鉢から株を抜き、流水で根を洗って土を落とす
  2. 根に絡んだ細かい土を、爪楊枝などでていねいに取り除く(土が残ると根腐れの原因になる)
  3. 器に入れ、根の半分ほどが浸かる量の水を入れる(発根するまでは水を少なめにする)
  4. 明るい日陰に置き、新しい根が出るまでは毎日水を替える
  5. 約3週間で白い根が出はじめ、約5週間で水に慣れたら、週1回程度の水替えに切り替える
シェフレアの根についた土を楊枝で取る
根が半分浸かるくらいの水を入れる

切り替えに適した時期は、挿し木と同じく気温20〜25℃前後の5〜6月や10〜11月です。7〜8月の30℃を超える時期は避けましょう。土から水への切り替えは、植物にとって大きな環境の変化になるため、新しい根が出るまでは葉が少ししおれることもあります。

【関連記事】ガジュマルは水耕栽培がおすすめ!土栽培からの移行手順と成功率を上げるコツを解説

カポックの水の量(水位)の決め方

水耕栽培で根腐れを防ぐために、いちばん大切なのが水の量です。カポックは、ふだんは根全体を水に浸け、気温が高い夏だけ水を少なめにする植物です。

基本の水位

水に慣れたカポックは、根全体が浸かるくらいの水位で育てます。WOOTANGの器であれば、水の高さが3〜4cmほどがひとつの目安です。器の大きさや根の長さによって変わるので、「根の先から付け根近くまでが水に浸かっているか」で判断しましょう。

水に沈めてはいけない位置

茎(幹)と根の境目より上は、水に沈めないようにします。茎が長く水に浸かったままになると、その部分から傷んで腐りやすくなるためです。水を足すときも、この境目を超えないように注意しましょう。

季節と状態ごとの水位

カポックの水位は、季節や株の状態によって次のように調整します。

季節・状態水位の目安ポイント
春・秋根全体が浸かる週1回、減った分を足す
夏(室温30℃前後〜)根の一部が空気に触れる少なめの水位根が呼吸しやすくなり、根腐れを防げる。水切れしやすいので2〜3日に1回足し水をする
冬根全体が浸かる水の減りが遅くなるので、足しすぎに注意する
挿し木の発根前茎が2〜3cm浸かる2〜3日に1回水を替える
土からの切り替え直後根の半分が浸かる発根するまでは少なめにし、毎日水を替える

【関連記事】水耕栽培の観葉植物、育て方は植物で違う|20種類以上を水量別に分類した完全ガイド

足し水・水替え・根洗いのやり方

水耕栽培のカポックを長く元気に育てるには、「足し水」「水替え」「根洗い」の3つを習慣にすることが大切です。それぞれのやり方を見ていきましょう。

足し水のやり方

足し水とは、蒸発したり根が吸ったりして減った分の水を足すことです。1週間に1回を目安に、水位を確認して水道水を足しましょう。夏は水の減りが早いため、2〜3日に1回確認します。注ぎ口の細い水やりボトルを使うと、器のふちから少しずつ足せるので便利です。

水替えのやり方

足し水だけを続けていると、水の中に雑菌や根から出る老廃物がたまっていきます。2〜3週間に1回は、器の水を全部捨てて新しい水道水に入れ替えましょう。成長が活発な春〜夏は、週1回の水替えが理想です。水が濁ったり、においがしたりしたときは、日数に関係なくすぐに交換します。

器を洗っている様子

水替えのときは、器もスポンジでこすり洗いしておくと、ぬめりや藻を防げます。

【関連記事】水耕栽培の水替え頻度と水やりタイミング|初心者でも失敗しない方法

根洗いのやり方

根洗いとは、水替えのときに根を水でやさしく洗い、古くなった根や汚れを取り除く作業です。根腐れを早めに見つけて防ぐことができます。

  1. ボウルなどに水をはり、根の部分を浸けてやさしく揺らす
  2. 弱い流水で根を流しながら、指で軽くなでるように汚れを落とす
  3. 根全体を確認し、腐った根が残っていればハサミで切り取る

健康な根と腐った根は、次のように見分けます。

状態健康な根腐った根
色白〜クリーム色茶色〜黒色
さわった感じ張りと弾力があるブヨブヨと柔らかく、崩れやすい
表面なめらかでツヤがあるぬめりがある
においほとんどしない腐ったようなにおいがする

細い根が茶色くなっているだけなら、自然に古くなった根であることが多いので心配はいりません。強く引っぱると健康な白い根まで抜けてしまうため、やさしく扱いましょう。また、根洗いを毎日行うと株の負担になるので、水替えのタイミングだけで十分です。

【関連記事】水耕栽培の観葉植物の根腐れ対策|水替え時の「根洗い」のやり方を解説

カポックの置き場所と日当たり

水耕栽培のカポックは、直射日光の当たらない明るい日陰に置きます。レースカーテン越しにやわらかい光が入る窓辺から、少し離れた場所が理想的です。

明るい日陰で水耕栽培のシェフレラを育てている様子

水耕栽培では、土栽培以上に直射日光に注意が必要です。避けたほうがよい理由は次の3つです。

  • 水温が上がり、根が傷んで根腐れしやすくなる
  • 光が当たった水の中で藻(も)が発生しやすくなる
  • ガラスの器が虫めがねのように光を集め、カーテンなどが焦げる「収れん火災」の原因になることがある

エアコンや暖房の風が直接当たる場所も、葉が乾燥して落ちやすくなるため避けましょう。WOOTANGでは、レースカーテン越しの光が入る明るいリビングで育てていますが、この環境であれば葉色もよく、枝も間のびせずに育ちます。

リビングで育てている水耕栽培のシェフレラ

【関連記事】水耕栽培の観葉植物に最適な光条件|どのくらいの明るさで育てればよいか?

カポックの葉水の与え方

葉水(はみず)とは、霧吹きで葉に直接水をかけることです。カポックは乾燥した空気が苦手で、乾燥を好むハダニもつきやすいため、水耕栽培でも葉水を習慣にしましょう。

シェフレラに葉水をしている様子

カポックの葉水は、週2〜3回が目安です。空気が乾燥しやすい季節は、次のように回数を増やします。

季節頻度の目安ポイント
春週2〜3回新芽が動きはじめたら葉の裏までかける
夏1日1〜2回涼しい朝か夕方に行う
秋週2回程度気温の低下にあわせて回数を減らす
冬(暖房を使う時期)週3〜4回〜毎日暖かい日中に行い、夜は葉を濡らしたままにしない

ハダニは葉の裏に住みつくので、葉の表だけでなく裏側にもしっかりかけるのがポイントです。葉にホコリがたまっているときは、湿らせた布でやさしく拭き取りましょう。

【関連記事】葉水とは|観葉植物への正しいやり方と頻度・おすすめ霧吹き

カポックの肥料の与え方

水耕栽培のカポックは、今の大きさを保ちたいのであれば、基本的に肥料は必要ありません。肥料を水に混ぜると水が傷みやすくなり、根腐れの原因になるため、水には入れないようにしましょう。

もう少し大きく育てたいときや、葉の色つやをよくしたいときは、薄めた液体肥料を霧吹きで葉に吹きかける「葉面散布(ようめんさんぷ)」で与えます。

肥料を葉面散布している様子
  • 時期:4〜9月の成長期に行い、冬は控える
  • 頻度:2〜3週間に1回程度
  • 液体肥料(ハイポネックスなど):水で約500倍に薄める
  • 活力剤(メネデールなど):水で約250倍に薄める
  • かけ方:葉の表と裏に、全体がしっとりする程度に吹きかける

【関連記事】水耕栽培の肥料の与え方|観葉植物は葉面散布がおすすめ

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季節ごとの管理

水耕栽培のカポックは、季節によって水の減り方や根の元気さが変わります。季節ごとの管理のポイントをまとめました。

季節水の管理そのほかのポイント
春(3〜5月)根全体が浸かる水位。週1回の水替えが理想成長が始まる時期。挿し木や切り替えにも向いている
夏(6〜8月)水位を少なめにし、2〜3日に1回足し水。週1回は水替え直射日光を避け、室温が上がりすぎないようにする
秋(9〜11月)根全体が浸かる水位。2〜3週間に1回の水替え気温の低下にあわせて葉面散布を終える
冬(12〜2月)根全体が浸かる水位。水の減りが遅いので足しすぎに注意冷え込む窓際を避け、最低5℃以上、できれば10℃以上を保つ

夏の水温と根腐れ対策

水耕栽培の根がもっとも元気に働くのは、水温が15〜25℃のときです。水温が30℃を超えると水の中の酸素が減り、雑菌も増えやすくなるため、根腐れのリスクが一気に高まります。室温が33℃を超えるような日が続く場合は、とくに注意が必要です。

  • 水位を下げて、根の一部を空気に触れさせる
  • 水替えを週1回に増やし、濁ったらすぐに交換する
  • 窓から少し離れた、直射日光の当たらない場所に移す
  • エアコンで室温を30℃以下に保ち、サーキュレーターで空気を動かす(風は株に直接当てない)

【関連記事】水耕栽培の観葉植物が夏に枯れる原因と根腐れ対策|水温・水替え・置き場所の管理法

冬の最低温度

カポックは観葉植物のなかでは寒さに強いほうですが、5℃を下回ると葉が傷みはじめます。水耕栽培の場合、器の水は夜間に冷えやすいため、できれば10℃以上を保てる部屋で管理しましょう。夜は窓際から部屋の中央に移すだけでも、冷え込みをやわらげられます。冬は成長がほぼ止まるので、新しい葉が出なくても心配はいりません。

水耕栽培で育てやすいシェフレラの品種

シェフレラにはさまざまな品種がありますが、水耕栽培で育てやすさには違いがあります。代表的な品種を比べてみましょう。

品種葉の特徴光の好み水耕栽培の育てやすさ購入はこちら
コンパクタ小ぶりな葉が節の詰まった枝にこんもり付く明るい日陰◎(卓上サイズを保ちやすい)購入はこちら
ホンコンカポック(アルボリコラ)濃い緑色の小葉が7〜9枚、手のひら状に広がる明るい日陰〜やや暗い場所○(成長が早く、大きくなりやすい)—
ハッピーイエロー明るい黄緑色に黄色の斑が入る明るい場所(暗いと色がくすむ)○—
トリネッティ白〜クリーム色の斑が入る明るい場所(葉焼けに注意)△(成長がゆっくり)—

WOOTANGで水耕栽培のシェフレラとして扱っているのは、コンパクタです。成長がゆっくりで、節の間が詰まったこんもりとした姿を保ちやすいため、卓上サイズで長く楽しみたい水耕栽培にぴったりの品種です。

WOOTANGで販売しているシェフレラ・コンパクタ

【水だけで育てる植物ブランドWOOTANG(ウータン)で水耕栽培のカポックを育ててみませんか?】

WOOTANGのシェフレラ・コンパクタは、根が水に慣れた状態でお届けするので、届いたその日から水耕栽培を始められます。土を使わないので虫の心配が少なく、デスクやキッチンにも清潔に飾れます。

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品種ごとの土での育て方や剪定の方法は、カポックの育て方の記事で、風水や花言葉については風水の記事で解説しています。

【関連記事】シェフレラ(カポック)の育て方|初心者でも枯らさないコツを専門店が解説

【関連記事】シェフレラ(カポック)の風水|金運・仕事運が上がる置き場所と方角を解説

よくある問題と対処法(Q&A)

水耕栽培のカポックを育てていて、よく寄せられる疑問や、起こりやすいトラブルの対処法をQ&A形式でまとめました。

Q:カポックの下の葉が黄色くなるのはなぜ?

A:下の葉が1〜2枚ずつ黄色くなるのは、古い葉が新しい葉と入れ替わる新陳代謝によるもので、病気ではありません。一度黄色くなった葉は緑色に戻らないので、付け根から取り除きましょう。ただし、上の葉や新しい葉まで黄色くなる場合は、次のような原因が考えられます。

黄色くなって枯れたシェフレラの葉
考えられる原因対処法
根腐れ根洗いをして、腐った根を切り取る
日照不足少しずつ明るい場所に移す
水温の上昇(夏)水位を下げ、水替えの回数を増やす
寒さ(冬)10℃以上の部屋に移し、窓際の冷気を避ける

【関連記事】観葉植物の下葉が黄色くなるのは原因は?|新陳代謝の仕組みとカットの正しいタイミング

【関連記事】水耕栽培の観葉植物が枯れる5つの原因|葉が黄色くなる・葉先が枯れるなどの対処法を解説

Q:葉がたくさん落ちてしまうのはなぜ?

A:葉が1〜2枚落ちる程度なら自然な現象です。短い期間に何枚も落ちる場合は、置き場所の移動や温度の変化などで株がストレスを受けている可能性があります。置き場所を頻繁に変えず、エアコンの風や窓際の冷気が当たっていないか確認しましょう。

Q:根が茶色く柔らかくなり、においがするのは根腐れ?

A:根が茶色〜黒色に変わり、さわるとブヨブヨと柔らかく、腐ったようなにおいがする場合は根腐れです。腐った根は元に戻らないため、根洗いをしてハサミで切り取り、器を洗って新しい水道水に入れ替えましょう。腐った部分が一部であれば、残った健康な根から回復が期待できます。根のほとんどが腐ってしまった場合は株の回復が難しいため、まだ元気な枝を切って水差しで仕立て直すのがおすすめです。

Q:水が緑色になったり、器にぬめりが出たりするのはなぜ?

A:水が緑色になるのは、光が当たった水の中で藻が増えているためです。ぬめりは、雑菌が増えているサインです。どちらも、器をスポンジでよく洗い、根を洗ってから新しい水に替えましょう。直射日光の当たらない場所に移すと、藻の発生をおさえられます。

Q:水耕栽培のカポックを土に戻すことはできる?

A:できます。ただし、水の中で育った根は、土の環境にすぐには慣れません。植え替えは成長期の5〜7月に行い、植え替えてからしばらくは土を乾かしすぎないように、いつもより少し多めに水を与えて管理しましょう。新しい葉が出てくれば、土に慣れたサインです。その後は、通常の土栽培の育て方に切り替えます。

Q:カポックを小さいまま育てるには?

A:水耕栽培は土栽培に比べて成長がゆっくりなので、もともと小さく育てるのに向いています。さらにコンパクトに保ちたい場合は、肥料を与えずに育て、伸びすぎた枝は5〜9月に剪定しましょう。切った枝は水差しで増やせます。最初からコンパクタなどの小型品種を選ぶのもおすすめです。

Q:100均(ダイソー)のカポックでも水耕栽培できる?

A:できます。WOOTANGでも、ダイソーで購入した土植えのカポックを水耕栽培に切り替えたり、挿し木で発根させたりしています。ただし、土植えの株は土を落として根を水に慣らすまでに約5週間かかり、その間は毎日の水替えが必要です。手間をかけずにすぐ始めたい方は、根がすでに水に慣れた水耕栽培用の株を選ぶと安心です。

Q:水耕栽培のカポックに虫はわく?

A:土を使わない水耕栽培では、土の中で発生するコバエはほとんど発生しません。ただし、葉につくハダニやカイガラムシは、室内でも発生することがあります。週2〜3回の葉水でハダニを予防し、カイガラムシを見つけたら歯ブラシや濡れた布でこすり落としましょう。

【関連記事】観葉植物の虫対策|水耕栽培でコバエやハダニが出なくなる理由

Q:冬になると成長が止まるのは大丈夫?

A:カポックは寒くなると成長をお休みするため、冬に新しい葉が出なくなるのは自然なことです。この時期に肥料を与えたり、水を増やしたりする必要はありません。最低5℃以上、できれば10℃以上を保ち、春に気温が上がって再び新芽が動き出すのを待ちましょう。

【関連記事】観葉植物の水耕栽培 お悩み50選|基本知識から育て方・トラブル対処まで初心者の疑問に水耕栽培の専門家が答えます

まとめ

カポック(シェフレラ)は、水だけでも元気に育つ、水耕栽培にぴったりの観葉植物です。最後に、水耕栽培のポイントを振り返っておきましょう。

カポックの水耕栽培の始め方

  • 初めての方は、根が水に慣れた水耕栽培用の株から始めると失敗が少ない
  • 挿し木(水差し)は10〜15cmの挿し穂で、約3〜5週間で発根する
  • 土植えから切り替えるときは、根の土をていねいに落とす

日々の管理

  • 水は水道水を使い、根全体が浸かる水位にする(茎は沈めない)
  • 週1回の足し水と、2〜3週間に1回の水替え(春〜夏は週1回が理想)
  • 水替えのたびに根洗いをして、腐った根を取り除く
  • 置き場所は直射日光の当たらない明るい日陰
  • 葉水は週2〜3回。肥料は水に入れず、必要なときだけ葉面散布

季節ごとの注意点とトラブル対処

  • 夏は水位を下げ、水温の上昇による根腐れを防ぐ
  • 冬は最低5℃以上、できれば10℃以上を保つ
  • 下の葉が数枚黄色くなるのは新陳代謝。黄色い葉は取り除く
  • 根がブヨブヨでにおいがしたら根腐れ。根洗いと水替えで対処する

土を使わず、清潔に育てられる水耕栽培のカポックは、デスクやキッチンなど、これまで植物を置きにくかった場所にもグリーンを取り入れられます。ぜひ水だけで育てるカポックを、暮らしのなかで楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

中島大輔
WOOTANG代表/植物アーティスト
植物を育てる中で、水やりの手間や水やりを忘れて枯らしてしまう不安、虫の心配をなくしたいという思いから2020年5月に、水だけで育てるインテリア観葉植物ブランド「WOOTANG」を立ち上げる。植物アーティストとしても活動し、国内外の芸術祭でも発表している。
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