水耕栽培の観葉植物を元気に育てるコツとは?〜葉水のやり方・水の浄水剤・肥料・葉面洗浄剤
本日は、水耕栽培の観葉植物を元気に育てるためのコツをいくつか解説します。
1、葉水をする
<葉水の3つの効果>
①葉の乾燥防止
葉水をすることで、エアコンや空調による葉の乾燥を防ぐことができ、葉がイキイキしてきます。
②ほこりを取って光合成促進
葉水をすることで、葉の表面に積もったほこりを流し取ることができます。
それにより光合成がしやすくなり、成長を促進させます。
③虫の予防
葉に付くハダニやカイガラムシなどの害虫は水に弱いため、葉水で防止することができます。
<葉水のやり方>
①葉の表側だけでなく、裏側にも葉水をやる
②春〜夏の間は、午前中や夕方などの涼しい時間帯に葉水する
③葉の全体が濡れる程度、たっぷり水をかける
葉水は毎日あげてもOK!定期的にやればやるほど植物は元気になります。
2、水の浄水剤「ミリオンA」を使う
<ミリオンAとは?>
ミリオンAとは、天然の粘土鉱物「珪酸塩白土」のこと。
古くは、下痢や外傷などの秘薬として使われ、「魔法の白土」とも呼ばれて親しまれてきた、安心安全な鉱物。
<ミリオンAの効果>
①水の浄化作用
イオン交換の働きで有害物質を吸着・除去し、水質を向上させます。
②ミネラル補給
珪酸塩白土に含まれている様々なミネラル成分が植物を元気にしてくれます。
<ミリオンAの使い方>
水替えの際に、ミリオンAを5〜6粒、水の中に入れてください。
3、「葉面洗浄剤」で葉の表面を綺麗にする
葉面洗浄剤で、定期的に葉に積もったほこりや汚れを落としてください。
写真の商品は、「葉面洗浄剤リーフクリン」(住友化学園芸)で、Amazonなどで1,000円前後で購入できます。リーフクリーン以外でも「葉面洗浄剤」と記載あればどのメーカーでも大丈夫です。
<葉面洗浄剤の効果>
①光合成の促進
表面のほこりや汚れが落ちることで、光合成が促進されて、植物の成長を促します。
②葉の表面がピカピカに輝く
葉面洗浄剤にが葉っぱに艶を出す成分が含まれているので、ツヤツヤピカピカになります。
<葉面洗浄剤の使い方>
①葉の表面に葉面洗浄剤を吹き付ける
たっぷりと葉面洗浄剤を吹き付けてください。しばらくすると、表面の汚れが浮いてきます。
②乾いた布やティッシュで拭く取る
葉を傷つけないように、優しく拭いてください。
この時、葉には葉面洗浄剤が残らないように注意してください。
2〜3ヶ月に1度、葉面洗浄するのがおすすめです。
4、肥料をあげる
肥料は、植物を元気にするには効果的ですが、水栽培の場合、水の中に直接、液体肥料や活力液を入れてしまうと、根が痛んで枯れてしまうことがあります。
そのため、基本、水の中には肥料を入れずに、葉っぱに吹きかけてあげてください。
おすすめは写真の「ハイポネックス速効スプレー液」です。(ホームセンターや園芸店、楽天などで購入可能)
<肥料のあげ方>
使い方は、2〜3週間に1度、たっぷり目に葉にスプレーしてください。
特に、葉の裏側にスプレーしてあげるとより効果的です。
(植物の置き場を変えた場合などは、1ヶ月程度、植物を環境に慣らした後に肥料をあげてください)
市販のスプレー肥料を買わなくても、もし液体肥料や活力液を持っていれば、自作でスプレーを作ることもできます。
メネデールなどの活力液であれば、水で100倍程度に薄めて、スプレーボトルに入れて使用してください。
(水500ml入るスプレーボトルであれば、活力液を5ml入れる)
春〜夏の植物の成長期であれば、肥料は2〜3週間に1度が目安。
冬などの休眠期に頻繁にあげてしまうと、植物が弱ってしまうこともあるので、月1回程度あげてみてください。
1〜4の方法で、水耕栽培の観葉植物を元気にしてみてください。
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