
【観葉植物の水耕栽培】育て方や基本のお手入れ方法〜置き場所/水やり/水替え/肥料
Last Updated on 2025年3月12日 by 中島大輔
植物を育てたいけど、土や虫が苦手…水やりのタイミングがわからない…そんな植物初心者の方に朗報です!水だけで育てる「水耕栽培」なら、土を使わずに室内で美しい観葉植物を楽しむことができます。特別な技術も必要なく、少しの手間で鮮やかな緑を部屋に取り入れられる水耕栽培の魅力と基本のお手入れ方法をご紹介します。WOOTANGの水耕栽培セットを例に、誰でも簡単に始められるインテリアグリーンの世界へ、一緒に足を踏み入れてみませんか?
1、セット方法
WOOTANGの水耕栽培セットを購入すると器、ふた、水耕栽培用の植物が届きます。
観葉植物は水だけで育てられるように、特殊な方法で育成した専用の植物になります。
まず、ふたを器にセットして植物を入れます。
次に根が浸かる程度の水を入れます。
この時、茎の部分には水がつからない様に注意しましょう。
2、育てる場所
水を入れたら、直射日光の当たらない明るい場所に置いて育てましょう。
直射日光が当たると、気温が高い時期は水温が急上昇して根腐れすることがあるので注意しましょう。
寒い時期は、窓のすぐ近くに置くと、冷気に当たって植物が弱ってしまうことがあるので、窓から少し離して育ててください。(窓の冷気を受けない様に2〜3m離してください)
3、水やり方法
水やりは週に1度、減った分の水を注ぎ足してください。
気温が高くなると植物がたくさん水を吸収するので、水切れしないように注意しましょう。
2〜3週間に1度、器の中の水を全部捨てて、新しい水に交換してください。
この時、根を流水で軽く洗ってあげると、古い根が取れて、植物が活性化します。
4、肥料
観葉植物の水耕栽培では、水にもともと入っている微量な栄養素で育てるため、基本肥料は必要としませんが、大きく成長させたい人は、月に1〜2回、肥料を使用してもよいでしょう。
肥料を水に直接入れると根腐れすることがあるので、スプレータイプの肥料を葉っぱに吹きかけるのがおすすめです。
市販のスプレータイプの肥料では、住友化学園芸の「MY PLANTS」などがおすすめです。
市販のスプレー式の肥料でなく、液体肥料を水で薄めたものを霧吹きでスプレーしてもOKです。
液体肥料の「ハイポネックス原液」を使用する場合は、500倍に希釈して使用してください。

水耕栽培は、植物初心者にとって理想的な入門方法です。土を使わないため清潔で、虫の心配も少なく、水やりのタイミングに悩む必要もありません。WOOTANGでは約20種類もの水耕栽培用観葉植物を扱っており、サボテンや蘭、球根、さらにはアボカドの種を育てるキットまで幅広く提供しています。
毎日の暮らしに彩りを添える緑は、私たちの心を穏やかに、そして空間を鮮やかに変化させてくれます。水だけで育つこの新しい植物との付き合い方は、忙しい現代人にとって最適な癒しの提案ではないでしょうか。観葉植物を育てることに興味はあったけれど一歩踏み出せなかった方も、この機会に水耕栽培という魔法のような植物の世界を体験してみてください。きっと、あなたの生活に新しい彩りと喜びをもたらすことでしょう。
水だけで育てる観葉植物ブランド WOOTANG(ウータン)
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【この記事を執筆した人】WOOTANG代表/植物アーティスト。植物をもっと身近に気軽に育てて欲しいという想いから2020年に水だけ育てる観葉植物ブランド「 WOOTANG(ウータン)」を立ち上げる。その他「植物×アート」制作を行い、インテリア、空間デザイン、メディアなどを通して提案している。