【執筆者】中島大輔(WOOTANG代表)【最終更新日】2026年10月26日
土を使わない観葉植物とは、土の代わりに水で根を育てる「水耕栽培」の観葉植物のことです。土がないのでコバエなどの虫が出にくく、水やりは週に1回、減った分の水を足すだけ。鉢から土がこぼれて床が汚れることもありません。
この記事では、水耕栽培の観葉植物を専門に扱うWOOTANG(ウータン)が、土を使わない観葉植物のおすすめ10選を紹介します。メリットだけでなくデメリットも正直にお伝えし、始め方や育て方のコツ、よくあるトラブルの対処法まで、2020年から50種類以上の植物を水だけで育ててきた経験をもとに解説します。

土を使わない観葉植物とは
土を使わない観葉植物は、水やハイドロボールなどで根を支えて育てる観葉植物です。「土のいらない観葉植物」「土なし観葉植物」と呼ばれることもあり、栽培方法としては水耕栽培(すいこうさいばい)やハイドロカルチャーにあたります。
植物が育つのに必要なのは、土そのものではなく、根から吸う水と酸素、葉で受ける光です。そのため、根が水に慣れた植物であれば、土がなくても室内で元気に育ちます。
土の代わりに使うもの
土を使わない育て方には、根を支える素材によっていくつかの種類があります。それぞれの特徴を表にまとめました。
| 育て方 | 根を支えるもの | 特徴 | 初心者向け |
|---|---|---|---|
| 水だけで育てる(水栽培) | 水のみ | 水位と根が見えて管理しやすい。素材を洗う手間がない | ◎ |
| ハイドロカルチャー | ハイドロボール(粘土を高温で焼いた粒) | 株が安定しやすい。粒を定期的に洗う必要がある | ○ |
| 軽石やゼオライトを使う | 軽石、ゼオライト(水の汚れを吸着する鉱物) | 根腐れ防止剤として、ハイドロボールと組み合わせて使うことが多い | ○ |
| スポンジ栽培 | ウレタンスポンジ | 軽くて清潔。発芽や小さな苗向きで、大きな株は支えにくい | △ |
WOOTANGが採用しているのは、透明なガラスの器に水だけを入れて育てる方法です。水の残りが一目でわかり、根の伸び方も観察できるので、初めての方でも水の与えすぎや水切れを防ぎやすくなります。

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水も土もいらない植物もある
「水も土もいらない植物」を探している方には、球根の栄養だけで花を咲かせるマジックアマリリスがあります。ただし、緑の葉を長く楽しむ観葉植物としては、水だけで育てる水耕栽培のほうが手間と育てやすさのバランスがよく、初心者にもおすすめです。
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土を使わない観葉植物おすすめ10選
水耕栽培に向いているのは、湿気の多い熱帯の森が原産で、水の中でも根を伸ばせる植物です。ここでは、WOOTANGで実際に水だけで育て、初心者でも失敗が少なかった10種類を紹介します。
選び方の3つのポイント
土を使わない観葉植物を選ぶときは、次の3つを確認すると失敗しにくくなります。
- 水耕栽培で育てた株を選ぶ(土で育った株は、水に慣れるまで根が傷みやすい)
- 置き場所の明るさに合った植物を選ぶ(暗めの部屋なら耐陰性の高い品種)
- 置き場所に合ったサイズを選ぶ(初めてなら高さ20〜50cmほどの卓上サイズが管理しやすい)
おすすめ10選の早見表
10種類の特徴と光の好みを一覧にしました。気になる植物から読み進めてください。
| 植物 | 特徴 | 光の好み | こんな人におすすめ | 購入はこちら |
|---|---|---|---|---|
| シェフレラ | 放射状に広がる小さな葉。とても丈夫 | 明るい場所 | 最初の1鉢を選びたい人 | シェフレラ |
| ガジュマル | 気根(幹から出る根)が個性的 | 明るい場所 | 形の面白さを楽しみたい人 | ガジュマル |
| ミリオンバンブー | まっすぐな茎。縁起物として人気 | 明るい日陰 | 贈り物や開運に選びたい人 | ミリオンバンブー |
| マドカズラ | 葉に窓のような穴がある | 明るい日陰 | 個性的な葉を楽しみたい人 | マドカズラ |
| サンスベリア ゼラニカ | まだら模様の剣のような葉。乾燥に強い | 明るい場所〜半日陰 | 手間をかけたくない人 | サンスベリア ゼラニカ |
| アグラオネマ マリア | 迷彩柄の葉 | 半日陰でも育つ | 暗めの部屋に置きたい人 | アグラオネマ マリア |
| パキラ | 手のひら形の葉。幹が太い | 明るい場所 | リビングの主役がほしい人 | パキラ |
| オキシカルディウム | ハート形の葉がつるで伸びる | やや暗めでも育つ | 吊るして飾りたい人 | オキシカルディウム |
| フィロデンドロン レモンライム | 明るい黄緑のハート形の葉 | 明るい日陰 | 部屋を明るく見せたい人 | フィロデンドロン レモンライム |
| ポリシャス フィリシフォリア | 細かい切れ込みの入った葉 | 明るい日陰 | 繊細な葉が好きな人 | ポリシャス フィリシフォリア |
1. シェフレラ(カポック)
シェフレラは、小さな葉が放射状に広がる姿がかわいらしい観葉植物です。とても丈夫で、WOOTANGでも初心者の方に最初の1鉢としてよくすすめています。水をよく吸うので、週1回の足し水を忘れないことがいちばんのポイントです。明るい場所に置くと、葉のつやと色がよくなります。

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2. ガジュマル
ガジュマルは、幹から伸びる気根と、ぷっくりとした独特の幹の形が人気の観葉植物です。「幸せを呼ぶ木」とも呼ばれ、贈り物にも選ばれています。日光を好むので、明るい窓辺に近い場所が向いています。水の中でも根をよく伸ばし、ガラスの器越しに見える根の姿も楽しめます。

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3. ミリオンバンブー
ミリオンバンブーは、竹のようにまっすぐ伸びる茎が涼しげな観葉植物です。中国では「富貴竹」、台湾では「開運竹」と呼ばれ、新築祝いや開店祝いの贈り物としても人気があります。水が好きな植物なので、ほかの植物より水位を高めにしても根腐れしにくく、水耕栽培にとても向いています。直射日光を避けた、レースカーテン越しの明るい場所に置きましょう。

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4. マドカズラ
マドカズラは、葉に自然に開く窓のような穴がユニークな観葉植物です。モンステラの仲間ですが、葉が小ぶりでコンパクトにまとまるので、室内でも扱いやすいサイズで楽しめます。直射日光の当たらない明るい日陰を好みます。寒さにやや弱いため、冬は10℃以上を保ちましょう。

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5. サンスベリア ゼラニカ
サンスベリア ゼラニカは、濃い緑にまだら模様の入った葉がまっすぐに立ち上がる、多肉質の観葉植物です。葉に水をためられるので乾燥に強く、水耕栽培では根の先が少し浸かる程度の少なめの水で育てます。水替えの頻度も少なめで済むので、手間をかけたくない方にぴったりです。水を入れすぎると根腐れの原因になるため、水位だけは低めを守りましょう。

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6. アグラオネマ マリア
アグラオネマ マリアは、迷彩柄のような濃淡のある葉が美しい、WOOTANGの人気品種です。耐陰性(暗さへの強さ)が高く、日当たりのよくない部屋でも育ちます。水は根が半分ほど浸かる量が目安です。寒さには弱いので、冬は10℃を下回らない場所で管理しましょう。

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7. パキラ
パキラは、手のひらを広げたような葉と、どっしりした幹が魅力の観葉植物です。明るい場所を好み、光がよく当たるほど葉がいきいきと育ちます。水耕栽培でも成長が比較的早く、リビングのシンボルツリーとしても楽しめます。暗い場所に置くと茎がひょろひょろと間延びしやすいので、窓に近い明るい場所に置きましょう。

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8. オキシカルディウム
オキシカルディウムは、ハート形の葉がつるになって伸びていくフィロデンドロンの仲間です。とても丈夫で、やや暗めの場所でも育ちます。つるを垂らして棚の上に置いたり、壁や天井から吊るしたりと、飾り方の幅が広いのも魅力です。葉に黄色の模様が入る「ブラジル」という品種もあります。

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9. フィロデンドロン レモンライム
フィロデンドロン レモンライムは、明るい黄色の新芽が、育つにつれてライムグリーンへと変わっていくハート形の葉が魅力です。置くだけで部屋がぱっと明るくなるような色合いで、インテリアのアクセントになります。成長が早く丈夫なので、初心者でも育てやすい品種です。明るい日陰を好み、冬は15℃を下回らない場所で管理しましょう。

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10. ポリシャス フィリシフォリア
ポリシャス フィリシフォリアは、細かい切れ込みの入った葉が繊細な印象の観葉植物です。レースカーテン越しの明るい日陰を好み、暑さには強い一方、寒さには弱いので冬は10℃以上を保ちましょう。葉先が乾燥で茶色くなりやすいため、こまめな葉水がきれいな葉を保つコツです。ギザギザした葉は、風水では悪い気をはらうといわれています。

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大きめの土を使わない観葉植物を選ぶときの注意点
水耕栽培で無理なく育てられるのは、高さ80cmくらいまでの植物です。背の高い植物は水を吸う量が多く、器が倒れやすくもなるため、植物の高さに見合った深さと重さのある器を選びましょう。大きめのサイズを選べる商品もあるので、置き場所に合わせて商品ページで確認してください。
ここで紹介した10種類のほかにも、WOOTANGでは水耕栽培で育てた観葉植物を多数そろえています。
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【水だけで育てる植物ブランドWOOTANG(ウータン)で土を使わない観葉植物を育ててみませんか?】
WOOTANGの観葉植物は、生産の段階から水だけで育て、水の環境に慣らしてからお届けしています。届いたその日から、器に水を入れるだけで土を使わない暮らしを始められます。

土を使わない観葉植物のメリット
土を使わない観葉植物には、土の鉢植えで悩みがちなことを減らせるメリットがあります。主なメリットは次の5つです。
- 虫が発生しにくい
- 水やりは週1回の足し水だけ
- 部屋が汚れず清潔
- 水切れで枯らしにくい
- 根が見えてインテリアになる
虫が発生しにくい
観葉植物によく出るコバエは、土の中の有機物(腐葉土や堆肥など)に卵を産んで増えます。土を使わなければ、そもそも虫が増える場所がありません。WOOTANGでは累計数千鉢を出荷してきましたが、コバエなどの虫が発生したという報告はほとんどありません。
ただし、ハダニやカイガラムシのように葉につく虫は、窓から入ってくることがあります。ときどき葉水(はみず:葉に霧吹きで水をかけること)をして、葉の表と裏をきれいに保てば予防できます。
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水やりは週1回の足し水だけ
土の鉢植えでは「土が乾いたら水をやる」タイミングの見極めが難しく、これが枯らしてしまういちばんの原因になりがちです。土を使わない観葉植物なら、週に1回、減った分の水を足すだけ。作業は30秒ほどで終わります。
【関連記事】水耕栽培で観葉植物を育てる時の水やり・水替えタイミングとは|頻度や交換サインを解説
部屋が汚れず清潔
土がないので、鉢を倒して土をまき散らしたり、土ぼこりや土のにおいが出たりすることがありません。万一器を倒しても、こぼれるのは水だけなのでふき取れば元どおりです。ダイニングテーブルや寝室、デスクの上など、土の鉢植えを置きにくかった場所にも気軽に飾れます。
水切れで枯らしにくい
根がいつも水に触れているので、うっかり水やりを忘れて枯らしてしまう心配が少なくなります。透明な器なら水の残りがひと目でわかり、1週間ほどの旅行なら、出かける前に水を足しておけば問題ありません。
根が見えてインテリアになる
ガラスの器越しに白い根が伸びていく様子は、土の鉢植えでは見られない水耕栽培ならではの楽しみです。器にシールやマスキングテープを貼ったり、吊るして飾ったりと、アレンジも自由にできます。
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土を使わない観葉植物のデメリット
土を使わない観葉植物にも、知っておきたいデメリットがあります。購入してから困らないように、主な注意点を正直にお伝えします。
- 成長がゆっくり
- 大きく育てるのには向かない
- 2〜3週間に1回の水替えが必要
- 夏と冬は水温の影響を受けやすい
- すべての植物が水だけで育つわけではない
成長がゆっくり
水だけで育てると、土で育てる場合に比べて成長はゆるやかになり、目安は土栽培の5〜7割ほどです。ただ、これは大きくなりすぎず、同じサイズを長く楽しめるという利点でもあります。
大きく育てるのには向かない
水耕栽培は、卓上から床置きの中くらいのサイズまでが向いています。天井に届くほどの大きな木に育てたい場合は、土で育てる方法のほうが適しています。
2〜3週間に1回の水替えが必要
足し水だけを続けると、水の中で雑菌や藻(も)が増えてきます。2〜3週間に1回は水をすべて入れ替え、器を洗いましょう。作業は1鉢あたり2〜3分ほどです。

夏と冬は水温の影響を受けやすい
器の水は室温に合わせて温度が変わります。夏に水温が30℃を超えると根腐れしやすくなり、冬に5℃を下回ると葉が黄色くなって落ちることがあります。快適な室温の目安は15〜25℃です。
すべての植物が水だけで育つわけではない
乾燥した土地が原産の植物や、根に空気の通り道が必要な植物は、水耕栽培に向きません。土を使わない観葉植物を選ぶときは、この記事で紹介したような水耕栽培向きの植物から選ぶと安心です。
デメリットを減らす対策
どのデメリットも、少しの工夫で防げます。対策を表にまとめました。
| デメリット | 対策 |
|---|---|
| 成長がゆっくり | 明るい場所に置き、春〜秋に薄めた液体肥料を葉に吹きかける |
| 大きく育てにくい | 最初から置き場所に合ったサイズの株を選ぶ |
| 水替えが必要 | 「月初めと月半ば」など、水替えの日を決めておく |
| 夏の根腐れ | 直射日光を避け、夏は水替えを2週間に1回に増やす |
| 冬の低温 | 夜は冷える窓辺から離し、10℃以上を保つ |
| 向かない植物がある | 水耕栽培で育てた株を購入する |
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土を使わない観葉植物の始め方
土を使わない観葉植物を始めるには、水耕栽培で育てた株を買う方法と、土で育てた植物を水耕栽培に切り替える方法の2つがあります。初めての方には、失敗の少ない前者をおすすめします。
水耕栽培で育てた株を買う
最初から水で育てられた株は、根が水の環境に慣れているので、届いたその日から水だけで育てられます。土で育った根は水に浸けると傷みやすく、慣れるまでに時間がかかるため、最初の1鉢は水耕栽培仕立ての株を選ぶのが近道です。
土で育てた観葉植物を水耕栽培に切り替える
手持ちの鉢植えを土を使わない育て方に切り替えることもできます。手順は次のとおりです。
- 鉢から株を抜き、水を張ったバケツの中で根についた土をやさしく落とす
- 黒く変色した根や、ぶよぶよした根をハサミで切り取る
- 器に株を入れ、根の先が浸かる程度の少なめの水から始める
- 2週間ほどは直射日光の当たらない明るい日陰に置く
- 白い新しい根が伸びてきたら、通常の管理に切り替える
切り替えやすさは植物によって差があり、WOOTANGの経験ではポトスやアイビーは8割以上が成功する一方、フィカスやパキラは半分ほどにとどまります。
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用意するもの
土を使わない観葉植物を育てるのに必要な道具は、多くありません。
- 器(透明なガラス製で、茎を支えられる口の狭いもの。深さは根の長さの1.5倍が目安)
- 水道水
- 葉水用の霧吹き
- 液体肥料(大きく育てたい場合のみ)
土を使わない観葉植物の育て方
土を使わない観葉植物の育て方は、置き場所、水の量、足し水と水替え、肥料、葉水の5つを押さえれば十分です。
置き場所
レースカーテン越しの光が入る、窓から1〜2mほどの明るい場所が最適です。直射日光は水温を上げて根腐れの原因になるので避けましょう。エアコンの風が直接当たる場所も、葉が乾燥して傷むためおすすめしません。
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水の量
水の量は、根の3分の1〜半分が浸かる程度が基本です。根の一部を空気に触れさせることで、根が呼吸しやすくなります。茎まで水に浸かると腐りやすくなるので注意してください。サンスベリアやサボテンなど乾燥に強い植物は、根の先が少し浸かるくらいで十分です。

足し水と水替えの頻度
足し水と水替えの目安は、季節によって変わります。
| 季節 | 足し水 | 水替え(全量交換) |
|---|---|---|
| 春〜夏 | 週1回(暑い時期は週1〜2回) | 2週間に1回 |
| 秋〜冬 | 10日に1回ほど | 3週間に1回 |
水替えのときは器をスポンジで洗い、根を流水でやさしくすすぐと、根腐れの予防になります。
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肥料
肥料は器の水に入れないでください。水が傷みやすくなり、根腐れの原因になります。大きく育てたいときは、春〜秋に月1〜2回、薄めた液体肥料を霧吹きで葉に吹きかける「葉面散布(ようめんさんぷ)」で与えます。
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葉水
葉水は、葉の乾燥と虫を防ぐのに役立ちます。霧吹きを葉から30〜40cmほど離し、葉の表と裏の両方に吹きかけましょう。冷暖房で空気が乾く時期は特に効果的です。

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季節ごとの注意点
土を使わない観葉植物は、水温の変化が大きい夏と冬に特に注意が必要です。
夏
室温が33℃を超えるような日は、水温が上がって根腐れしやすくなります。直射日光の当たらない場所に移し、水替えの回数を増やしましょう。
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冬
夜の窓辺は想像以上に冷え込みます。夜は窓から離れた場所に移し、10℃以上を保ちましょう。暖房の温風が直接当たる場所も避けてください。
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よくある問題と対処法(Q&A)
土を使わない観葉植物について、WOOTANGによく寄せられる質問と、その答えをまとめました。
Q:土を使わない観葉植物に肥料はいらない?
A:今の大きさを保つだけなら、肥料はなくても育ちます。水道水に含まれるわずかな栄養と光合成だけで、元気な状態を保てます。大きく育てたい場合だけ、春〜秋に液体肥料を葉面散布で与えましょう。
Q:土を使わない観葉植物は手入れ不要?
A:手入れがまったく不要なわけではありませんが、土の鉢植えよりずっと少なく済みます。必要なのは、週1回の足し水、2〜3週間に1回の水替え、ときどきの葉水の3つだけです。
Q:葉が黄色くなったときは?
A:黄色くなった場所や様子で、原因と対処法が変わります。
| 症状 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| いちばん下の葉だけが黄色い | 古い葉が役目を終える自然な新陳代謝 | 心配はいらない。完全に黄色くなったら根元から切る |
| 全体の葉の色が薄く黄色っぽい | 光不足 | 窓に近い明るい場所へ移す |
| 根が茶色くぬるぬるしている | 根腐れ | 傷んだ根を切り、器を洗って水を全量交換する |
| 冬に急に黄色くなった | 低温 | 窓辺から離し、10℃以上の場所へ移す |
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Q:水が臭う、濁るときは?
A:水の中で雑菌が増えているサインです。水をすべて入れ替え、器を中性洗剤で洗い、根を流水でやさしくすすいでください。夏の高温や、水替えの間隔があきすぎたことが主な原因です。
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Q:器の内側が緑色になったときは?
A:光が当たって藻が生えています。直射日光の当たらない場所に移し、器をよく洗ってから水を入れ替えましょう。
Q:100均やホームセンターの観葉植物でも土なしで育てられる?
A:根の土をきれいに洗い落とせば、水耕栽培に切り替えられます。ただし土で育った株は水に慣れるまでに根が傷みやすく、植物によって成功率に差があります。確実に始めたいなら、水耕栽培で育てた株を選ぶのがおすすめです。
Q:軽石やハイドロボールだけで育てられる?
A:育てられます。ハイドロボールや軽石を器に入れ、水は器の深さの4分の1〜5分の1ほどにとどめます。素材の中に汚れがたまりやすいので、ときどき取り出して洗いましょう。
Q:土を使わない観葉植物は何年くらい育てられる?
A:水替えと置き場所に気をつければ、5年以上育てることもできます。WOOTANGでも、長く水だけで育ち続けている株が多くあります。
Q:土を使わない観葉植物はどこで買える?
A:WOOTANGでは、水だけで育てた観葉植物をオンラインショップで販売しています。植物と器をセットでお届けするので、届いた日から始められます。
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まとめ
土を使わない観葉植物は、虫や土汚れ、水やりの悩みを減らしながら、室内で緑を楽しめる育て方です。最後に、この記事のポイントを振り返ります。
選び方のポイント
- 水耕栽培で育てた株を選ぶと失敗しにくい
- 初心者にはシェフレラ、ガジュマル、ミリオンバンブーなどの丈夫な植物がおすすめ
- 暗めの部屋にはアグラオネマ マリアやオキシカルディウム
育て方の基本
- レースカーテン越しの明るい場所に置く
- 水は根の3分の1〜半分が浸かる量にする
- 週1回の足し水と、2〜3週間に1回の水替え
- 肥料は水に入れず、葉に吹きかける
トラブル対処法
- 水が臭う、濁るときは全量交換と根洗い
- 全体の葉が黄色いときは明るい場所へ移す
- 夏は直射日光、冬は夜の窓辺の冷え込みに注意
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