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水だけ育てる観葉植物

水だけで育てる観葉植物|WOOTANG(ウータン)がもたらす新しいライフスタイル、水耕栽培で観葉植物を長持ちさせるコツ、おすすめ観葉植物8選

Last Updated on 2025年5月15日

「毎日の水やりが大変…」「虫が出るのが不安…」「せっかく買った植物をすぐ枯らしてしまう…」

観葉植物を部屋に飾りたいと思いながらも、こんな悩みを抱えている方は少なくありません。忙しい現代人にとって、植物のお世話は時に負担になることもあるでしょう。植物が好きなのに、なかなか上手く育てられないというジレンマを抱える方々に朗報です。

水耕栽培の観葉植物ブランド「WOOTANG(ウータン)」が提案する「水だけで育てる観葉植物」は、そんな悩みを一気に解消する革新的なアプローチです。この記事では、土を使わず水だけで育てる観葉植物の魅力と特徴をご紹介します。

1、はじめに〜植物との新しい関係性

WOOTANGとは

WOOTANGは2020年に設立された比較的新しい植物ブランドです。代表の中島はもともとテレビや出版のマスメディア業界で働いた後、30代後半で植物の世界へと転身。仕事柄、働く時間が不規則だった経験から、「育てやすく」「枯れにくく」「清潔に楽しめる」インテリアグリーンの必要性を感じ、水耕栽培に特化した室内用植物ブランドを立ち上げました。

水だけ育てる観葉植物

水だけ育てる観葉植物ブランドWOOTANG(ウータン)

現在、WOOTANGでは「水だけで育てる観葉植物」をメインに、「水だけで育てるサボテン」「水だけで育てるマイクロ蘭」「アボカドVase」「球根Vase」など、様々な水耕栽培植物を展開しています。単なるグリーンインテリアを超えて、環境への意識も高いブランドとして注目を集めています。

水だけ育てる観葉植物

水だけ育てる観葉植物

 

水だけ育てるサボテン

水だけ育てるサボテン

 

水だけ育てる蘭

水だけ育てるマイクロ蘭

 

アボカドVase

アボカドの種を水耕栽培するための専用Vase

水耕栽培とは?驚くほど古い歴史を持つ最新技術

水耕栽培(ハイドロカルチャー)とは、土を使わずに水だけで植物を育てる栽培方法です。一見すると最新のテクノロジーのように思えますが、実はその歴史は古く、紀元前600年頃のバビロニアの空中庭園でもすでに活用されていたという記録があります。

バビロンの空中庭園

出展:ウィキペディア「バビロンの空中庭園」 より

 

現代の水耕栽培技術が確立されたのは1930年代頃。以来、農業分野で活用されてきましたが、近年ではハイドロボールを使用した家庭用のインテリアグリーンとしても注目されるようになりました。WOOTANGはハイドロボールなどの培地を使わず、完全に水だけで育てる水耕栽培の方法を開発し、室内観葉植物専門として洗練させたパイオニア的存在です。

 

2、水だけ育てる観葉植物の5つの魅力

1.お手入れの手軽さ

水耕栽培の観葉植物に水やりをしている様子

水耕栽培の最大の魅力は、なんといってもお手入れの手軽さでしょう。土栽培では毎日のように水やりが必要ですが、水耕栽培では週に1回、減った分の水を足すだけ。さらに月に1回程度、水を全部交換して器を洗うという簡単なお手入れだけで健やかに育ちます。

出張や旅行で家を空ける場合も、1〜2週間程度であれば水が完全になくならない限り問題ありません。忙しい現代人にとって、この手軽さは大きな魅力です。

 

2.清潔さと衛生面の高さ

キッチンに置いてるあるWOOTANGの水耕栽培の観葉植物

土を使わないため、土ぼこりが立つことがなく、虫が発生する心配もほとんどありません。そのため、キッチンやダイニングテーブルなど、これまで観葉植物を置くことをためらっていた場所にも安心して飾ることができます。

食事の場所に緑を取り入れられることで、毎日の食卓がより豊かな空間に変わるでしょう。清潔を重視する方や、小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心して楽しめます。

 

3.インテリアとしての美しさ

キッチンに並んでいるWOOTANGの水耕栽培の観葉植物

水耕栽培では、透明なガラス容器で植物を育てることができます。根の生命力あふれる姿や水のゆらめきも含めて鑑賞できることは、土栽培にはない魅力です。WOOTANGの製品は、シンプルで洗練されたデザインの器を使用しており、どんなインテリアテイストにも調和します

また、器自体をシールやマスキングテープでデコレーションしたり、切り花と組み合わせたりと、アレンジの幅も広がります。あなただけのオリジナルな植物インテリアを作り出せることも大きな魅力です。

 

4.植物の成長を楽しむ新しい視点

WOOTANGの水だけ育てる観葉植物

透明な器で育てることで、普段見えない根の成長も観察できることは、子供から大人まで新しい植物との関わり方を提供してくれます。水面からのぞく白い根の姿は神秘的で、植物本来の生命力を感じることができます。

季節によって変わる植物の表情や、新しい葉が出てくる瞬間など、水耕栽培ならではの発見があるでしょう。植物と共に過ごす時間がより豊かなものになるはずです。

 

5.環境への貢献

川の中にあるWOOTANGの観葉植物

WOOTANGは単に植物を販売するだけでなく、サステナビリティにも力を入れています。売上の一部は日本ユニセフ協会の「汚れた水を安全な飲み水にする浄水剤の支援」と国際環境NGO FoE Japanの「マングローブ保全活動」に寄付されています。

植物を育てることは、それ自体が環境への意識を高めることにつながりますが、さらに社会貢献にも繋がるという付加価値は、購入の大きな動機になるでしょう。

 

3、おすすめの観葉植物8選

WOOTANGでは多種多様な観葉植物を水耕栽培用に提供していますが、特に初心者の方におすすめの品種をいくつかご紹介します。

1.シェフレラ

水耕栽培のシェフレラ

手の平のように放射状に広がる華やかな葉が特徴的な植物です。「カポック」とも呼ばれ、成長力が高く生命力にあふれています。水耕栽培では水の吸収量が多いため、定期的な水チェックが必要ですが、その分、成長する姿を楽しめます。明るい場所を好み、空間に爽やかな印象をもたらします。

2.ミリオンバンブー

ミリオンバンブー

「開運竹」とも呼ばれる縁起の良い植物です。上部の幹が優雅に曲がり、スタイリッシュな印象を与えます。バンブー類は水耕栽培との相性が抜群に良く、根腐れしにくいため初心者にもおすすめです。どんなインテリアスタイルにも調和する洗練された佇まいが魅力です。

3.マドカズラ

マドカズラ

モンステラの仲間で、葉に特徴的な「窓」のような穴が開くことから名付けられました。水耕栽培との相性が良く、大型サイズでも水だけで元気に育ちます。明るく温かい場所で育てるとより美しい葉を楽しめます。独特の葉の形状がインテリアにモダンな雰囲気をプラスします。

4.ガジュマル

ガジュマル

「幸せを呼ぶ木」として知られる人気の観葉植物です。コロンとした幹と丸みを帯びた葉が愛らしく、長く育てるとエアルーツと呼ばれる気根が出てくる姿も魅力的です。水耕栽培でもコンパクトに育てられ、清潔に楽しめるのが特徴です。

5.オキシカルディウム

オキシカルディウム

別名「ハートリーフ」と呼ばれ、その名の通り可愛らしいハート型の葉が魅力の植物です。つる性植物なので、垂らして育てると美しい姿を楽しめます。非常に丈夫で水耕栽培にも適しており、初心者でも気軽に始められるでしょう。明るい場所を好みますが、半日陰でも育ちます。

6.ポリシャス フィリキフォリア

ポリシャス

細かく分かれた繊細な葉が特徴的で、「ミニメイプル」とも呼ばれます。優雅な姿が空間に上品な印象をもたらします。意外と丈夫で、水耕栽培でも安定して育つ特性があります。葉の形状が独特なので、他のグリーンとは一線を画すアクセントになるでしょう。

7.サンスベリア ゼラニカ

サンスベリア

葉のゼブラ柄の模様が特徴的なサンスベリアです。非常に強健で水耕栽培との相性も抜群です。耐陰性があり、日当たりの悪い場所でも育つため、どんな場所でも楽しめます。空気清浄効果もあるといわれ、健康面でも注目の植物です。

8.アグラオネマ マリア

アグラオネマ

迷彩柄のような美しい葉が魅力のサトイモ科植物です。耐陰性があり比較的暗いお部屋でも育てやすく、水耕栽培でも根腐れしにくい強健な特性を持っています。根がとても丈夫で、水だけでどんどん成長していきます。春から夏には白い花も楽しめ、一年を通して変化を感じられる植物です。

4、水耕栽培で観葉植物を長持ちさせるコツ

適切な水の量を保つ

リビングに置かれているWOOTANGの観葉植物

水耕栽培では、基本的に根全体が水に浸かる程度の水量がベストです。ただし、モンステラのように根の半分程度浸かっている方が元気に育つ種類もあります。また、季節によっても調整が必要で、成長が活発な春〜夏は水をたっぷり入れ、秋〜冬は控えめにするとよいでしょう。

重要なのは、茎の部分は水に浸からないようにすること。これを守れば根腐れのリスクを大幅に減らせます。

 

置き場所に注意する

水耕栽培の観葉植物を置いている場所

直射日光が当たる場所は避け、窓から少し離れた場所カーテン越しの明るい光が入る場所が理想的です。直射日光が水に当たると水温が急上昇し、根腐れの原因になることがあります。

また冬場は窓際が最も冷える場所になるため、窓から少し離した場所に移動させるなどの配慮が必要です。観葉植物の多くは10℃を下回ると弱ってしまうため、寒い季節は特に注意しましょう。

 

定期的な水替えを怠らない

水耕栽培の観葉植物を水替えしている様子

水耕栽培で最も大切なのは、水質を保つことです。週に1回は減った分の水を足し、2〜3週間に1度は器の水を全部交換して器も洗うようにしましょう。これにより水質悪化による根腐れを防ぐことができます。

 

古い葉は自然に枯れる

植物の葉が黄色くなって枯れた様子

下の方の古い葉が黄色くなってくるのは、多くの観葉植物で見られる自然な現象です。これは新しい葉を出すために栄養を集中させている証拠であり、心配する必要はありません。黄色くなった葉は、根元からそっと取り除きましょう。

 

肥料は基本的に不要

葉水,モンステラ, モンステラ葉水

水耕栽培では基本的に肥料は必要ありません。水に含まれる微量な栄養素だけでも現状維持は可能です。ただし、より大きく育てたい場合は月に1〜2回程度、葉面スプレーとして液体肥料を薄めて吹きかける方法がおすすめです。

 

まとめ〜植物との新しい関係性が始まる

WOOTANGの水だけで育てる観葉植物は、現代の忙しいライフスタイルに合わせた、新しい植物との関わり方を提案しています。わずらわしい日々の水やりから解放され、虫の心配もなく、インテリアとしても美しい植物たちは、きっとあなたの生活に新しい潤いをもたらしてくれるでしょう。

水耕栽培という技術と、現代のデザイン感覚が融合したWOOTANGの植物は、育てる喜びと、インテリアとしての楽しさを両立させた理想的なグリーンアイテムです。

植物を育てることに不安がある方も、忙しくてなかなか世話ができない方も、ぜひWOOTANGの水だけで育てる観葉植物で、緑のある暮らしを始めてみてはいかがでしょうか。透明な器の中で静かに育つ植物たちが、あなたの日常に小さな癒しと豊かさをもたらしてくれるはずです。

WOOTANG公式サイトで、あなたにぴったりの水耕栽培観葉植物を見つけてみてください。