ドングリの種の水耕栽培
10~11月頃、公園や森などに落ちている「ドングリの種」を使って、水耕栽培を楽しむ方法をご紹介します。
1)ドングリを洗って選別する
拾ってきたドングリは、水を張ったバケツなどに入れて表面をよく洗います。この時、浮いてしまうドングリは、中に虫がいる可能性が高いので捨ててください。(また、穴の開いたドングリも捨ててください)
2)冷蔵庫に入れる
種子は冬の寒い温度を経験しないと発芽しないことがあるので、冷蔵庫(野菜ボックス)に1~2か月間入れて、低温にさらしてください。冷蔵庫に入れる時、ドングリは乾燥に弱いので、濡れた新聞紙に包んでから、ジップロックなどに入れてください。
3)ハイドロボールにドングリを植える
水耕栽培用のハイドロボール(軽石)を用意して、底の低い容器にハイドロボールを敷き詰め、ドングリを横向きに置き、水を入れてください。水の量はドングリの一部が水に浸かる程度入れ、2〜3日に一度、水を足してください。(ドングリの新芽と根は、尖った先から出てくるため、必ず横に置いてください)。
※芽が出る前のドングリを水だけで育てようとすると失敗することが多いので、芽がしっかり出るまではハイドロボールを使用すると発芽率が上がります。
1〜2週間すると根が出てきます。
1か月程度すると、芽が出てきて葉が生えてきます。葉が生えたら、太陽の光が当たる窓際などで育ててください。ドングリの木(コナラ、クヌギなど)は観葉植物と違って、たくさんの太陽の光を必要とします。
4)器に移動させる
<プラバンでドングリ用のふたを作成する>
100円ショップなどで売っているプラバン(薄く簡単に曲げられる透明プラスチック板)を用意する。
WOOTANGの器(Sサイズ)の底を使って、マジックで円を描く。
その円をハサミで切り抜く。
中心に向かってハサミで切り込みを入れ、中心に小さな穴(直径1㎝程度)を開ける。
切り込み部分を1㎝程度、重ね合うようにして、ホチキスでとめ、円錐状にする。
器の上にのせて、ドングリをのせたら完成です。
<コーヒーフィルターでフタを作成する>
コーヒーフィルターでもドングリ用のふたを作成できます。
フィルターの上の部分を1~2㎝程度切って短くします。
底の部分を切って、直径1㎝程度の穴をあけます。
フィルターを器に入れて、上部を折り返します。ドングリを入れたら完成です。
ぜひドングリの水耕栽培、みなさんも挑戦してみてください。
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