【執筆者】中島大輔(WOOTANG代表)【最終更新日】2026年4月24日
スーパーで買ったさつまいもが、たった1ヶ月で美しいインテリアグリーンに大変身!水だけで育つ驚きの観葉植物をご紹介します。
特別な道具や技術は一切不要。さつまいもを水に浸けておくだけで、2〜3週間後には根が伸び、やがてハート型の鮮やかな緑の葉が次々と広がります。水の交換だけという手軽さで、植物初心者でも失敗知らず。しかも葉は栄養価が高く食べることもできるという意外な魅力も!費用はさつまいも代のみというエコな楽しみ方で、お部屋に涼やかな緑を取り入れてみませんか?野菜の水耕栽培入門としても最適な、さつまいもの意外な楽しみ方をお試しください。

さつまいもを水耕栽培する3つのメリット
「スーパーの野菜が観葉植物になる」という驚きの体験には、他にも嬉しいメリットがたくさんあります。
① 土を使わないから室内が汚れない・虫が出にくい
土を使わないため、コバエや土の虫が発生しにくいのが水耕栽培の大きな強みです。賃貸住宅やマンションでも気軽に始められ、テーブルや棚の上に置いても周囲が汚れません。
② 費用はほぼゼロ円から始められる
必要なものはさつまいも(スーパーで購入したものでOK)と水を入れる器だけ。特別な肥料や道具は一切不要です。すでに家にある花瓶やガラス容器でも代用できます。
③ 根・葉・芽の成長を毎日観察できる
水に浸けておくだけで、日に日に根が伸び、やがて葉が広がっていく様子が目で確認できます。お子さんと一緒に育てる「食育」や「自由研究」としても人気があります。
1、さつまいもと器を用意する

さつまいもを用意します。(スーパーマーケットなどで販売しているもので大丈夫です)
器は、WOOTANGで販売している器&ふたセット(Mサイズ)を使用します。花瓶などでも代用可能ですが、根がたくさん生えてくるので、なるべく大きめの器がよいでしょう。
さつまいもを器に入れたら、根の部分が2〜3cm浸かる程度の水を入れてください。芽が出るまでは、日光の当たらない場所に置いて、2〜3日に1度、器の水を交換してください。
さつまいもの上下の見分け方
さつまいもには「根が生えやすい先端(下側)」と「芽が出やすい先端(上側)」があります。見分けるには、ボウルや洗面器に水を張り、さつまいもを浮かべてみてください。浮き上がった方が上(芽が出る側)、沈んだ方が下(根が出る側) です。これは、上側の方が密度が低く空気を多く含んでいるためです。
この上下を正しく向けてセットすることで、発根・発芽がよりスムーズになります。
2、発根&発芽(約2〜3週間後)

10日から2週間ほどすると発根をし、その後、発芽します。


もし2週間しても発根しなかったら、さつまいもを器から取り出して、上下さかさまにして、再度、水耕栽培してください。
さつまいものには、根が生えやすい先端、生えずらい先端があるようです。(見分け方はわかりません、、、。もしご存知の方がいましたら、ぜひお知らせください)
3、発芽したら明るい場所に移動する

さつまいもに葉が出始めたら、明るい場所(窓際や屋外など)に移動して育ててください。
春〜夏の間、直射日光が長時間当たると、器の中の水が高温になり、根腐れてしてしまう恐れがあるので気を付けましょう。
また、直射日光に器の水に反射することで起こる「収れん火災」にも十分気を付けてください。(器の周りには紙や布などの燃えやすいものは置かないように注意してください)


水は2〜3日に1度、交換すると、新しい根がどんどん生えてきて、葉も増えていきます。
気温が高い時期は、さつまいもが水をどんどん吸うので、水切れしないように注意しましょう。
4、水に入れてから4週間後

さつまいもを水に入れてから、4〜5週間(約1ヶ月)が経過すると、たくさんの葉が茂ってきます。
※さつまいもの種類、大きさによって、成長スピードはまちまちです。

さつまいもの葉は、ハート型をしていて、綺麗な明るい緑色なので、とても涼しげですね!
※さつまいもの葉は栄養価が高く、食べることができます。

根もたくさん生えてきました。
葉も根もとても綺麗なので、お部屋のインテリアグリーンとして飾ると(意外性もあって!)とても素敵です。

さつまいもの葉の食べ方|観賞だけじゃもったいない!
さつまいもの葉と茎は、栄養価が高く食べることができます。水耕栽培で育てた葉は農薬の心配もなく、安心して食卓に上げられる点も魅力のひとつです。
さつまいもの葉・茎を使った料理例
- 胡麻和え:サッと茹でて、すりごまと醤油・みりんで和えるだけ。ほのかな甘みが引き立ちます。
- 炒め物(にんにく醤油炒め):ガーリックオイルで炒め、醤油で味付け。ほうれん草や空芯菜と同じような感覚で使えます。
- 天ぷら:葉を丸ごと天ぷらにすると、サクサクとした食感が楽しめます。
- みそ汁の具:茎をざっと切って、みそ汁に加えるだけで栄養満点の一椀に。
葉を収穫するときは、根元から切らずに先端の若い葉と茎を選ぶと、残った株から次の葉がどんどん伸びてきます。観賞しながら食べる、まさに一石二鳥の楽しみ方をぜひ試してみてください。
よくある質問(Q&A)
Q. どんな品種のさつまいもでも育ちますか?
A. はい、スーパーで販売している一般的なさつまいもならどれでも育ちます。安納芋・紅はるか・鳴門金時など品種は問いません。ただし、成長スピードや葉の大きさは品種や個体によって異なります。
Q. いつ始めるのがベストですか?
A. 春〜夏(4月〜8月ごろ)が最も発根・発芽しやすい時期です。気温が20℃以上あると成長が早く、2〜3週間で根が出てきます。秋冬でも室内の暖かい場所であれば育てられますが、成長は遅くなります。
Q. 2週間以上経っても根が出ません。どうすればいい?
A. さつまいもの上下が逆になっている可能性があります。一度取り出して、上下を逆にしてセットし直してみてください。また、気温が低い時期は成長が遅くなるため、暖かい場所(日当たりの良い窓際など)に移動させてみましょう。
Q. 水が濁ったり、臭いがするようになりました。
A. 水を2〜3日に1度こまめに交換することで、水の腐敗を防げます。特に夏場は気温が高く水が傷みやすいため、できれば毎日の水替えをおすすめします。さつまいも本体や根が黒ずんで腐ってきた場合は、その部分を取り除くか、新しいさつまいもで再チャレンジしてみてください。
Q. 水耕栽培でさつまいも(芋の部分)を収穫することはできますか?
A. 残念ながら、水だけの栽培ではさつまいも(芋)を収穫することはできません。水耕栽培で楽しめるのは、葉・茎の観賞と食用です。芋を収穫したい場合は、水耕栽培で伸ばした芽(つる)を切り取り、土に植え付けて育てることで収穫を目指せます。
Q. 葉がどんどん伸びて部屋に広がってしまいます。
A. さつまいもは非常に生育旺盛で、放っておくとつるがどんどん伸びます。つるが長くなりすぎたら、先端をカットしてOKです。カットしたつる先を別の花瓶に水挿しすると、そちらでも2〜3日で根が出て、新しいさつまいもグリーンとして楽しめます。増やして友人にプレゼントするのもおすすめです。
ぜひみなさんもお試しください。

記事で紹介している器は、WOOTANGの「器&ふたセット(Mサイズ)」です。さつまいもにはMサイズがちょうど良いのでおすすめです。
水耕栽培でさつまいもを育てる方法は驚くほど簡単!スーパーで買ったさつまいもを水に2〜3cm浸け、最初は日光の当たらない場所に置いておくだけ。約2週間で根が伸び始め、発芽したら明るい窓際へ移動します。2〜3日に1度の水替えを忘れずに。約1ヶ月でハート型の美しい葉がたくさん茂り、見事なインテリアグリーンに変身します。直射日光による水温上昇や収れん火災には注意が必要ですが、それさえ気をつければ誰でも簡単に育てられます。さつまいもの種類や大きさによって成長速度は異なりますが、その予測不能な成長過程を観察する楽しみも。ぜひあなたも、身近な野菜で始める水耕栽培にチャレンジしてみませんか?











