ハーブや野菜を水耕栽培で育てる方法〜100均グッズを作って種から水だけで育てる栽培法を解説!
本日は、野菜・ハーブを種から水耕栽培で育てる方法を紹介します。
栽培キットは100均グッズで簡単に作れて、水栽培なので手間なく収穫できます。
1、材料の用意
<材料>
・容器(500ml〜1000mlのプラスチック容器)
※写真はSeriaの「PETジャーボトル550ml」100円
・食品用スポンジ (上の層が固いタイプ)
※写真はSeria 「ハードスポンジ5コ入り」100円
・野菜・ハーブの種
※写真はダイソーの野菜・ハーブの種シリーズ(2袋で100円)
野菜やハーブの種は園芸店やホームセンターで購入できますが、ダイソーでも販売しています。
2、キッチンスポンジを切る
キッチンスポンジを定規で強く押さえて、カッターで半分に切ります。
次に、定規でキッチンスポンジを強く押さえて、固い層の部分にだけカッターで切り込みを入れる。(横2本×縦3本)
固い層の部分だけが完全に切れている状態に。切り込みが深くなり過ぎないように注意しましょう。
3、キッチンスポンジに種を植える
スポンジに水分を吸収させたら、種を切り込みにまんべんなく蒔き、爪楊枝を使って種が重ならないように均等に並べます。
4、容器にキッチンスポンジをセットする
スポンジを器にセットしたら、縁ギリギリまで水道水を入れる。
水道水は、2〜3日に1度、足して、スポンジが常に水に浸る状態にしてください。
5、日当たりの良い場所で育てる
直射日光の当たる、日当たりの良い場所(屋外/窓際)に置いて育てます。
この時、必ず器の周りにアルミホイルを巻いてください。アルミホイルを巻くことで、器の水の水温が急上昇して枯れることを防ぎます。また、器の水に反射して起こる収れん火災も防止します。
また、種には、「好光性種子(発芽に光を必要とする種)」と「嫌光性種子(暗い場所でないと発芽しない種)」があります。
<好光性種子> レタス、ニンジン、小松菜、キャベツ、みつば、紫蘇、水菜、バジルなど
<嫌光性種子> トマト、大根、ネギ、ナス、チューリップ、ヒヤシンスなど
<どちらでもない> ほうれん草、春菊など
もし育てる野菜が嫌光性種子の場合、上の写真のように、スポンジの上もアルミホイルでふわっと覆ってください。(芽が出ても大丈夫なようにスポンジの上には空間を作ってください)
6、発芽したら養液で育てる
種をまいてから2週間程度すると発芽します。
発芽したら水道水をやめて、養液に切り替えます。野菜・ハーブに関しては、発芽するまでは水道水で育ててよいのですが、発芽後は、大きく成長するために栄養が必要になるため、養液(水耕栽培用の液肥を入れた水道水)で育ててください。
水耕栽培でおすすめ液肥は、「協和ハイポニカ液体肥料500ml(A・Bセット)/Amazon ¥1,345」です。
水耕栽培では500倍希釈するため、以下のように希釈してください。
<1000ml容器の場合> 水1000ml + 液肥A・B 各2ml
<500ml容器の場合> 水500ml + 液肥A・B 各1ml
養液で育てる際、2週間に1度、養液を全部交換してください。
また、春〜夏の間は、野菜・ハーブが成長にするにつれ、毎日たくさんの量の養液を吸います。2〜3日に1度はチェックして、水切れしないように注意してください。養液が減っていたら、新しい養液をこまめに足してください。(養液をこまめに足すのが面倒であれば、水道水でも大丈夫です。ただし、必ず2週間に1度は新しい養液に入れ替えてください)
7、収穫する
1〜1.5ヶ月すると、収穫できる程度まで大きく成長します。
収穫する時は、外側の密集している所の葉から収穫するとよいでしょう。
根元ギリギリで切らずに、上の方で切って、少し下葉を残しておくと再度、新しい葉が出てきます。
以下は、私が水耕栽培で種から育てて、たくさん収穫できたおすすめの野菜・ハーブです。
水耕栽培だととても簡単に育てられ、収穫できるので、ぜひみなさんもお試しください。
水だけで育てる観葉植物ブランド WOOTANG(ウータン)
水栽培・水耕栽培で育てる観葉植物/サボテン/マイクロ蘭/アボカドの種/球根などを販売中