
【水耕栽培の肥料】観葉植物の水耕栽培でおすすめの肥料と活力剤ー肥料と活力剤の違い、混合液の作り方
Last Updated on 2025年3月12日 by 中島大輔
「水耕栽培の観葉植物、肥料って必要なの?」「活力剤って何?どう違うの?」と疑問に思っていませんか?水だけでも育つ観葉植物ですが、ちょっとした栄養補給で、より美しく、より健康に育てることができるんです!
今回は植物初心者でもすぐに実践できる、水耕栽培の肥料と活力剤の選び方と使い方をご紹介します。スプレー1本で手軽にできるお手入れ方法から、コストパフォーマンス抜群のおすすめ商品まで。あなたの緑のインテリアをもっと魅力的に変える秘訣をお伝えします!
「肥料」と「活力剤」を使わなくても育てられる?
観葉植物を水耕栽培する時、肥料や活力剤を使用しなくても育てることは可能です。
元々、水の中にはさまざまな栄養素が含まれているので植物はそれを吸収することで生育することができます。ただし、水に含まれる栄養素は微量のため、水だけだと現状維持が基本とな、大きく成長することはありません。
もし植物を大きく成長させたい場合や葉っぱをたくさん増やして綺麗な状態を保ちたい場合は肥料や活力剤を使用するとよいでしょう。
「肥料」と「活力剤」の違いとは?
「肥料」と「活力剤」の違いを簡単に説明すると、肥料は成長を促すための栄養素(窒素・リン酸・カリウムなど)が配合されたもので、植物を大きく成長させたい時に使用します。
一方、活力剤は代謝を良くするためのミネラル(鉄・マンガン・ホウ素など)が配合されたもので、葉っぱを綺麗な状態で保ちたい時などに使用します。
「肥料」と「活力剤」の使い方
観葉植物を水耕栽培する時、肥料や活力剤を水の中に直接入れてしまうと、根が肥料焼けしてしまい、腐ってしまうことがあります。そのため肥料や活力剤は葉の裏表に直接吹きかける葉面散布がおすすめです。
この時、スプレーボトルは、長いノズルが付いているタイプがおすすめです。ノズルがあると葉の裏表にピンポイントで散布することができます。
肥料を与える頻度は、2週間に1度程度、活力剤は1週間に1度程度を目安するとよいでしょう。
おすすめの「肥料」
おすすめ肥料①「ハイポネックス原液」
肥料でおすすめは、液体肥料の「ハイポネックス原液」(ハイポネックスジャパン)です。
この肥料は含まれている栄養素のバランスが良いだけでなく、コストパフォーマンスがとても高いこともおすすめの理由です。水で薄めて使用するので、160mlタイプ(上写真の左)のハイポネックスで、500mlのスプレーボトル160本分、作ることができます。
※ハイポネックス原液(160ml)はAmazonで600円前後で販売されているので、希釈したスプレーボトル1本分だと約4円。
使い方は、500倍に薄めて使用するので、500mlのスプレーボトルであれば、ハイポネックス原液を1ml入れます。
1mlの目安は、ティースプーンの1/4程度。
ハイポネックス原液の蓋で計量した場合、このくらいが目安です。
500mlの水を入れたスプレーボトルに、ハイポネックス原液1mlを入れ、スプレーボトルを振ってよく混ぜます。
この薄めた肥料を、2週間に1度程度、葉の裏表にまんべんなく吹きかけてあげます。
おすすめの肥料②「MY PLANTS」
もう一つ肥料でおすすめなのが「MY PLANTS(250ml)」(住友化学園芸)です。
こちらはスプレーボトルで販売しているので、すぐに使えて希釈する手間が省けます。また、「MY PLANTS」には肥料成分だけではなく、酵母から抽出した活力成分も含んでいるので葉の色を濃く、色鮮やかにする効果があります。
ハイポネックスと同様、2週間に1度程度、葉っぱに吹きかけてあげましょう。
おすすめの活力剤
おすすめの活力剤①「リキダス」
活力剤でおすすめは、「リキダス」(ハイポネックスジャパン)です。
リキダスには植物を元気にするコリン、フルボ酸、アミノ酸を配合し、各種ミネラルがバランス良く含まれています。観葉植物の水耕栽培では、水で薄めて使用するので、160mlタイプのリキダスで、500mlのスプレーボトル64本分作ることができ、コストパフォーマンスに優れています。
※リキダス(160ml)はAmazonで576円前後で販売されているので、希釈したスプレーボトル1本分だと約9円。
使い方は、200倍に薄めて使用するので、500mlのスプレーボトルであれば、リキダスを2.5ml入れます。
2.5mlの目安は、ティースプーン1杯程度。
リキダスの蓋で計量した場合、このくらいが目安です。
500mlの水を入れたスプレーボトルに、リキダス2.5mlを入れ、スプレーボトルを振ってよく混ぜます。
この薄めたものを2週間に1度程度、葉の裏表にまんべんなく吹きかけてあげます。
おすすめの活力剤②「速効スプレー液」
もう一つ活力剤でおすすめが、「速効スプレー液(500ml)」(ハイポネックスジャパン)です。
こちらはスプレーボトルの形で販売されているのですぐに使用できて、自分で希釈する手間がありません。
使い方は「リキダス」と同様に、1週間に1度程度、葉の裏表にまんべんなく吹きかけてあげましょう。
おすすめの混合剤(肥料+活力剤)
「肥料」と「活力剤」を両方使いたいけど、ちょっと手間が面倒だなと人におすすめなのは、ハイポネックス原液とリキダスを混ぜて使用することです。
ただし、原液同士を混ぜてしまうと、白く固まってしまうので、必ず水の中で混ぜて使用しましょう。
500mlの水を入れたスプレーボトルに、ハイポネックス原液1mlを入れてよく混ぜます。
次にリキダス2.5mlを入れ、再度、スプレーボトルを振ってよく混ぜます。
この肥料と活力剤の混合液を、2週間に1度程度、葉に吹きかければ栄養素とミネラルを同時に与えることができ、成長と代謝の両方を促進することができます。
【番外編】野菜の水耕栽培でおすすめの「肥料」
野菜の種や苗を水耕栽培で育てる時におすすめの肥料が「ハイポニカ液肥(A液・B液各500ml)」(協和)です。
ハイポニカ液肥は、肥料成分だけでなく、ミネラル成分も豊富に含まれているため、野菜を大きく美味しく成長させてくれます。
この肥料で野菜を水耕栽培する時は、葉面散布でなく、直接、水の中に入れます。2液タイプのため、肥料成分が結晶化しにくく、水で希釈しても、栄養素が野菜に吸収されやすいので、野菜栽培にはとても適しています。
このハイポニカ液肥を作った水耕栽培の野菜作りはこちらの記事
いかがでしたか?肥料と活力剤の違いや使い方、水耕栽培ならではの注意点がわかりやすくなったでしょうか。水だけでも育つ観葉植物ですが、肥料で成長を促し、活力剤で代謝を良くすることで、より魅力的な姿に育てることができます。
特にポイントは「水に直接入れず、葉面散布する」こと。これだけで根腐れを防ぎながら、植物に必要な栄養を与えられます。2週間に1度の簡単ケアで、葉の色が鮮やかになり、新芽の成長も期待できますよ。
ハイポネックス原液やリキダスなら、たった数百円の投資で何ヶ月も使える経済性も魅力的。忙しい方には既にスプレーボトルになった「MY PLANTS」や「速効スプレー液」もおすすめです。あなたの緑のある暮らしが、もっと豊かになりますように!
水だけで育てる観葉植物ブランド WOOTANG(ウータン)
水栽培・水耕栽培で育てる観葉植物/サボテン/マイクロ蘭/アボカドの種/球根などを販売中
【この記事を執筆した人】WOOTANG代表/植物アーティスト。植物をもっと身近に気軽に育てて欲しいという想いから2020年に水だけ育てる観葉植物ブランド「 WOOTANG(ウータン)」を立ち上げる。その他「植物×アート」制作を行い、インテリア、空間デザイン、メディアなどを通して提案している。