
【ハーブや野菜の水耕栽培】ハーブや野菜を種から水耕栽培する方法/100均グッズで作る水耕栽培キットの作り方を解説
Last Updated on 2025年4月2日 by 中島大輔
「新鮮な野菜やハーブを自宅で育ててみたい!でも土や園芸道具は揃えるのが大変…」そんな方に朗報です!
本記事では、100円ショップの材料だけで作れる簡単水耕栽培キットの作り方をご紹介します。プラスチック容器とキッチンスポンジがあれば、誰でも手軽に始められる種からの栽培法です。土を使わないので虫の心配なし、水を足すだけの簡単ケア、そして約1ヶ月半で収穫の喜びを味わえます。レタスやバジルなど様々な野菜・ハーブが育てられるこの方法で、今回はサニーレタスの種を水耕栽培で育てて収穫してみました。
1、材料の用意
<材料>
・容器(500ml〜1000mlのプラスチック容器)
※写真はSeriaの「PETジャーボトル550ml」100円
・食品用スポンジ (上の層が固いタイプ)
※写真はSeria 「ハードスポンジ5コ入り」100円
・野菜・ハーブの種(今回使用したのはサニーレタスの種)
※写真はダイソーの野菜・ハーブの種シリーズ(2袋で100円)
野菜やハーブの種は園芸店やホームセンターで購入できますが、ダイソーでも販売しています。
2、キッチンスポンジを切る
キッチンスポンジを定規で強く押さえて、カッターで半分に切ります。
次に、定規でキッチンスポンジを強く押さえて、固い層の部分にだけカッターで切り込みを入れる。(横2本×縦3本)
固い層の部分だけが完全に切れている状態に。切り込みが深くなり過ぎないように注意しましょう。
3、キッチンスポンジに種を植える
スポンジに水分を吸収させたら、サニーレタスの種を切り込みにまんべんなく蒔き、爪楊枝を使って種が重ならないように均等に並べます。
4、容器にキッチンスポンジをセットする
スポンジを器にセットしたら、縁ギリギリまで水道水を入れる。
水道水は、2〜3日に1度、足して、スポンジが常に水に浸る状態にしてください。
5、日当たりの良い場所で育てる
直射日光の当たる、日当たりの良い場所(屋外/窓際)に置いて育てます。
この時、必ず器の周りにアルミホイルを巻いてください。アルミホイルを巻くことで、器の水の水温が急上昇して枯れることを防ぎます。また、器の水に反射して起こる収れん火災も防止します。
また、種には、「好光性種子(発芽に光を必要とする種)」と「嫌光性種子(暗い場所でないと発芽しない種)」があります。
<好光性種子> レタス、ニンジン、小松菜、キャベツ、みつば、紫蘇、水菜、バジルなど
<嫌光性種子> トマト、大根、ネギ、ナス、チューリップ、ヒヤシンスなど
<どちらでもない> ほうれん草、春菊など
もし育てる野菜が嫌光性種子の場合、上の写真のように、スポンジの上もアルミホイルでふわっと覆ってください。(芽が出ても大丈夫なようにスポンジの上には空間を作ってください)
6、発芽したら養液で育てる
種をまいてから2週間程度すると発芽します。
発芽したら水道水をやめて、養液に切り替えます。野菜・ハーブに関しては、発芽するまでは水道水で育ててよいのですが、発芽後は、大きく成長するために栄養が必要になるため、養液(水耕栽培用の液肥を入れた水道水)で育ててください。
水耕栽培でおすすめ液肥は、「協和ハイポニカ液体肥料500ml(A・Bセット)/Amazon ¥1,345」です。
水耕栽培では500倍希釈するため、以下のように希釈してください。
<1000ml容器の場合> 水1000ml + 液肥A・B 各2ml
<500ml容器の場合> 水500ml + 液肥A・B 各1ml
養液で育てる際、2週間に1度、養液を全部交換してください。
また、春〜夏の間は、野菜・ハーブが成長にするにつれ、毎日たくさんの量の養液を吸います。2〜3日に1度はチェックして、水切れしないように注意してください。養液が減っていたら、新しい養液をこまめに足してください。(養液をこまめに足すのが面倒であれば、水道水でも大丈夫です。ただし、必ず2週間に1度は新しい養液に入れ替えてください)
7、収穫する
1〜1.5ヶ月すると、収穫できる程度まで大きく成長します。
収穫する時は、外側の密集している所の葉から収穫するとよいでしょう。
根元ギリギリで切らずに、上の方で切って、少し下葉を残しておくと再度、新しい葉が出てきます。
以下は、私が水耕栽培で種から育てて、たくさん収穫できたおすすめの野菜・ハーブです。
100円ショップの材料で始める水耕栽培は、初心者でも失敗しにくい野菜・ハーブ栽培の方法です。プラスチック容器とキッチンスポンジ、お好みの種さえあれば、簡単に栽培キットが完成。種類によって光が必要なものと暗所が必要なものがあるので、アルミホイルで調整するのがポイントです。発芽後は水から養液に切り替え、2週間に1度の液替えを忘れずに。約1〜1.5ヶ月で収穫でき、上手に葉を摘めば何度も新しい葉が生えてくるという嬉しさも。レタス、小松菜、バジルなど、様々な種類を試してみましょう。手間いらずで収穫の喜びを味わえる水耕栽培で、あなたもベランダ菜園デビューしてみませんか?
【この記事を執筆した人】WOOTANG代表/植物アーティスト。植物をもっと身近に気軽に育てて欲しいという想いから2020年に水だけ育てる観葉植物ブランド「 WOOTANG(ウータン)」を立ち上げる。その他「植物×アート」制作を行い、インテリア、空間デザイン、メディアなどを通して提案している。
水だけで育てる観葉植物ブランド WOOTANG(ウータン)
水栽培・水耕栽培で育てる観葉植物/サボテン/マイクロ蘭/アボカドの種/球根などを販売中