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室内で観葉植物を水耕栽培(水栽培)する時に気をつける3つのこと

本日は、室内で水耕栽培を楽しむ時に注意すべき3つのポイントをご紹介します。植物が枯れてしまう原因は、ほぼこの3つに絞られますので、このポイントさえ注意すれば植物を枯らさずに、長く楽しむことできます。

1、水

水耕栽培にとって、最も大切なのが「水」です。注意していただきたいのが、土を使わない水耕栽培の場合、水が土の役割を担っているということです。土の役割として、水分や栄養分を植物に送る役割の他、根が乾燥しないように守る役割があります。

水耕栽培の場合、根を乾燥から守るために、必ず根の一部が水に浸かっている状態でなければなりません。(根が水に浸かっていない状態が3〜4時間続くだけで、植物は枯れてしまいます。水耕栽培で枯らしてしまう一番の要因がこの“水切れ”です)

この水切れを防ぐためのコツは、ちょっと多めに水を入れておくことです。水耕栽培のベストな水の量は、根の半分程度が水に浸かった状態と言われていますが、この状態だと、夏場に植物がたくさん吸水したり、蒸発したりすると、水切れを起こす可能性があります。そのため、WOOTANGでは、根の全体が浸かる程度、水を多めに入れることをオススメしています。(ただし、茎の部分は水に浸からないようにしてください)


根の全体が浸かる程度、水を入れておく


1週間後→根が半分浸かる程度になって水切れを防止できる

根の全体が浸かる程度水を入れておけば、1週間後にちょうど水の量が根の半分ほどの状態になりますので、週1度、減った分の水を足すだけで、水切れを防ぐことができます。
また、週1度の水やりは、「土曜の午前中は水やり」と曜日と時間を固定してルーティーン化することで、忘れることが防止できます。

2、光

2番目に大事なのが「光」です。植物は光合成することで、生きていくためのエネルギーを体内で作り出しているので、とても重要な要素です(人間で言えば「食事」です)。

ここで注意したいのは、植物の種類によって生きていくために必要な光の量が異なる、ということです。強い太陽の光を一日中必要とする植物(砂漠に生息する植物など)もあれば、太陽の光があまり当たらない環境下で室内照明だけで育つ植物(薄暗いジャングルに生息する植物など)もあります。この植物ごとに適した明るさ(光の量)を理解した上で、その明るさの環境下で育てないと、長く元気に育てることができないのです。「水をしっかりあげていたのに枯らしてしまった」という時の要因は、この「光の量(大抵は不足)」が関係しています。

WOOTANGでは、まず、ご自身のお部屋の明るさ(光量)を正確に把握するために、アプリの照度計を使ってお部屋の明るさ(光量)を計測します。一見明るいお部屋のように思えても、実際、窓から太陽の光が入っていないと光量は少なかったりするので、きちんと計測することをオススメしています。

また、植物は明るさごとに3段階「明るい室内で育つ植物」「標準的な室内で育つ植物」「薄暗い室内で育つ植物」に分けています。

そのため、室内の明るさを計測した後、その明るさに合った植物を選ぶだけで、とても簡単に自分のお部屋に適した植物を見つけることができます。

3、風

最後に大事なのが「風」です。風の役割は「蒸れの防止」です。水耕栽培ですと、どうしても加湿気味になってしまい、水面に近い茎の部分が蒸れて腐ってしまうことがあります。そのため、定期的に窓を開け、お部屋に風を入れることを意識してください。例えば、朝起きたら窓を開けて、こもった空気を外に出して、会社に行くときに窓を閉める、など毎朝の習慣にすると人間も植物も気持ちの良い1日のスタートが切れるでしょう。

なかなか窓を開けられない場合は、扇風機やサーキュレーターなどで、お部屋の空気を循環させてあげると、蒸れを防ぐことができます。

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