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パキラの育て方|水耕栽培する時のコツ、風水・花言葉まで解説

Last Updated on 2025年4月15日

パキラは観葉植物の中でも特に人気の高い植物です。その魅力的な見た目と育てやすさから、観葉植物初心者にもおすすめの一品です。中南米原産のこの植物は、手のひらのように広がる美しい葉と丈夫さが魅力。室内インテリアとしてだけでなく、金運アップや邪気払いなどの風水効果も期待できる万能選手です。土での栽培はもちろん、清潔で手間いらずの水耕栽培も可能。適切な日当たりと温度管理、そして定期的な葉水で、美しい緑を長く楽しめます。

本記事ではパキラの基本情報から花言葉、風水効果、育て方、さらには水耕栽培の方法まで幅広く解説していきます。

1、パキラの基本情報

パキラは中南米原産の常緑高木で、観葉植物として世界中で愛されています。自然界では20メートル以上にも成長することがありますが、室内で育てる場合は通常20cm~2m程度のサイズになります。

パキラの魅力といえば、なんといっても手のひらのように広がる光沢のある葉が特徴です。一枚の葉は5~9枚の小葉で構成されており、その形状と質感が多くの人々を魅了しています。

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幹の形状も特徴的で、一般的には「朴仕立て(挿し木から育てたもの)」と「実生株(種から育てたもの)」の2種類があります。朴仕立ては幹が細く直線的であるのに対し、実生株は根元が膨らんでいるのが特徴です。また市場では複数の苗を編み込んだ「編み込みパキラ」も人気があります。

パキラの主な品種
  • パキラ・グラブラ:最も一般的な品種で、シャープな葉が特徴
  • パキラ・アクアティカ:丸みを帯びた葉を持ち、花の雄しべに赤味があるのが特徴
  • ミルキーウェイ:葉に黄色い斑が入る斑入り品種
  • ムーンライト:明るい黄緑色の斑が入る品種

 

2、パキラの花言葉

パキラの花言葉は、パキラの強い生命力と成長力に由来しています。

パキラの花言葉

・「快活
「快活」という花言葉は、どんな環境でも元気に育つパキラの姿勢から名付けられました。健康的な濃い緑色の葉と強固な幹は生命力にあふれ、見ている人に活力を与えてくれます。

・「勝利
「勝利」という花言葉には興味深いエピソードがあります。昔、貧しい村でパキラを栽培していた人々が、その強い生命力と増殖力を活かして苗を販売し、経済的成功を収めたという話に由来しています。

 

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3、パキラの風水効果

風水の世界では、パキラは特に金運や仕事運を高める効果があるとされています。

パキラの風水効果

・金運アップ
パキラは「マネーツリー(発財樹)」とも呼ばれ、財力を高める効果があると言われています。特に南東の方角に置くことで、金運アップの効果が期待できるそうです。

・仕事運アップ
パキラの鋭い葉は強い気を発すると言われており、集中力や仕事のエネルギーを高める効果があるとされています。北の方角に置くと仕事運がアップすると言われています。

・恋愛運・人間関係運
パキラには人間関係を調和させる効果もあると言われています。南の方角に置くと恋愛運が、西北の方角に置くと人間関係の運気が高まるとされています。

・邪気払い
パキラの尖った葉には邪気を払う効果があるとされています。特にトイレやキッチンなど「陰」の気が溜まりやすい場所に置くと、空間を浄化する効果が期待できます。

 

 

4、パキラの育て方

パキラは比較的丈夫で育てやすい植物ですが、より健康に育てるためには以下のポイントに注意しましょう。

置き場所・日当たり

パキラは明るい場所を好みますが、直射日光には弱いので注意が必要です。理想的には、レースカーテン越しの柔らかい光が当たる場所がおすすめです。夏場の強い直射日光は葉焼けの原因になるため避けましょう。

冬場は窓際が冷たくなるため、暖かい室内に移動させるのが良いでしょう。ただし、暖房の風が直接当たる場所は避けてください。

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温度管理

パキラは熱帯原産のため、寒さには弱い植物です。理想的な温度は18~24℃程度で、最低でも10℃以上を保つようにしましょう。5℃以下になると生育に悪影響を及ぼし、枯れる可能性もあります。

 

剪定

パキラは成長が早いため、定期的な剪定が必要です。

剪定時期:4~7月(生育期)

剪定は伸びすぎた枝や込み合った部分を切ることで、風通しを良くし、バランスの良い樹形を保つことができます。

 

5、パキラを水耕栽培で育てる方法

土を使わずに育てる水耕栽培は、清潔で手間がかからないという魅力があります。パキラは水耕栽培にも適している植物です。

土から水耕栽培に移す場合

最適な時期は4~7月の暖かい季節です。寒い冬や暑すぎる真夏は避けましょう。

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パキラを土から水耕栽培に移す方法

1、土植えのパキラを用意する。

2、鉢からパキラを抜き取り、根に付いた土を流水などでよく落とす。

3、水耕栽培用の容器にミリオンA(水質浄化剤)を入れる。

4、パキラを入れて、根が浸かる程度の水を入れる。

5、明るい日陰で育てる。水は1週間に1度交換する。

 

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ミリオンAとは天然の鉱石(珪酸塩白土)で、水を浄化してくれて発根を促進してくれる効果があります。昔は切り傷などの治療にも使用されており、安全性が高いので安心して使えます。

 

パキラを水耕栽培する時のコツ

土で育てたパキラを水耕栽培に移してから1〜2週間の間、水はこまめに(2〜3日に1度が目安)交換すると、根腐れを防止できます。

また、水の量は根が浸かる程度(水の高さ1cm程度)の少な目で育てて、なるべき幹の部分に水が浸からないようにしてください。

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定期的に「葉水」で潤いを与える

パキラは熱帯原産の植物で高温多湿の環境を好みます。そのため室内で育てる場合は、エアコンなどで空気が乾燥しがちになるので、葉を綺麗に保つためには葉水は重要なケアのひとつになります。

葉水の効果

乾燥防止:葉の表面に潤いを与えて、乾燥からガジュマルを守ります
防虫予防:ハダニなどの害虫は湿気を嫌うため防虫予防の効果があります
光合成の促進 – 葉の表面に溜まったホコリを洗い流し、光合成を促します

 

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上手な葉水のやり方

・1日1回、気温が低い午前中に行う
ムラなく広範囲に広がる霧吹きを使用する
・葉の表面だけなく、裏側にも水をしっかりと吹きかける

 

水道水を使用すると、乾いた後に白い跡(カルキ)が残ることがあります。気になる場合は柔らかい布で優しく拭き取りましょう。落ちない場合は市販の葉面洗浄剤を使用するとよいでしょう。

 

成長期に肥料を吹きかける

植物を大きく成長させたい場合は、4〜10月の成長期に、肥料や活力剤をあげましょう。水耕栽培では肥料や活力剤を水の中に直接入れてしまうと、根が肥料焼けしてしまい、腐ってしまうことがあります。植物は葉からも栄養を吸収できるため、葉の裏表に吹きかける葉面散布がおすすめです。

肥料をあげる時のポイント

適期:成長期の4〜10月が肥料を与えるベストシーズンです
肥料の種類:観葉植物用の肥料、活力剤を葉面散布する
頻度:肥料は2週間に1回程度、活力剤は1週間に1回程度
注意点:水の中には肥料や活力剤が入らないように注意しましょう

 

肥料や液体肥料は、市販されている葉面散布用(スプレータイプ)を使用するか、液体肥料を水で薄めて散布してもよいでしょう。液体肥料を自分で水で薄める時は、必ず肥料の説明書に書いてある通りに希釈してから使用してください。肥料の濃度が濃くなってしまうと植物が弱ってしまうことがあるので注意してください。

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パキラは、観葉植物初心者から愛好家まで幅広く人気の植物です。「マネーツリー」の別名を持ち、南東の方角に置くと金運が上がるとされています。育て方の基本は、レースカーテン越しの明るい光と適切な温度管理(10℃以上)。丈夫ですが直射日光には弱いので注意が必要です。水耕栽培に適しており、4〜7月の暖かい時期なら土から水耕への移行も比較的簡単。水は根が浸かる程度の少量で、こまめな交換が大切です。また、葉水で乾燥を防ぎ、成長期には葉面散布で肥料を与えると元気に育ちます。パキラと共に、快適な緑のある暮らしを始めてみませんか?

 

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