【執筆者】中島大輔(WOOTANG代表)【最終更新日】2026年10月2日
アグラオネマは、水耕栽培と特に相性のよい観葉植物です。サトイモ科らしい丈夫な根は水の中でもよく伸び、耐陰性も高いため、窓から少し離れた室内でも土を使わずに元気に育ちます。ただし、水の量を多くしすぎたり、夏に水温が上がったりすると、下葉が黄色くなったり根が傷んだりすることがあります。
この記事では、日本初の水耕栽培専門ブランドWOOTANGが、アグラオネマを水だけで育てるための水位の決め方、足し水と水替えの頻度、根洗い、季節ごとの管理、土植えの株や子株から水耕栽培に切り替える方法までを、実際の管理経験をもとに解説します。土で育てる場合との違い、剪定や増やし方、マリアやビューティーなど品種ごとの育て方のポイントも紹介します。
アグラオネマの水耕栽培の基本
アグラオネマの水耕栽培は、「明るい日陰に置き、週1回水を足し、2〜3週間に1回水を替える」が基本です。まずは管理の全体像を早見表で確認しておきましょう。

水耕栽培の管理早見表
WOOTANGで水耕栽培のアグラオネマを管理するときの目安をまとめました。
| 項目 | 管理の目安 |
|---|---|
| 置き場所 | レースカーテン越しの窓辺など、直射日光の当たらない明るい場所 |
| 水の種類 | 水道水(浄水器の水は雑菌が増えやすいので使わない) |
| 水の量 | 根全体が浸かる程度。茎(根の付け根より上)は沈めない |
| 足し水 | 週1回、減った分を足す |
| 水替え | 2〜3週間に1回、全部交換(春〜夏は1週間に1回が理想) |
| 根洗い | 水替えのたびに、茶色く柔らかい根を流水で落とす |
| 葉水 | 春・秋は週2回程度、冷暖房を使う夏・冬は1日1〜2回 |
| 肥料 | 基本は不要。大きく育てたい場合のみ、生育期に葉面散布 |
| 温度 | 生育適温は25℃前後。冬は10℃以上を保つ |
アグラオネマが水耕栽培に向いている理由
アグラオネマは熱帯アジア原産のサトイモ科の植物です。水耕栽培で育てやすい理由は、次の4つです。
- 根が水に順応しやすい:サトイモ科の根は水中でもしっかり伸び、水耕栽培でも根腐れしにくい
- 耐陰性が高い:強い光がなくても葉色を保ちやすく、室内の明るい日陰で育つ
- 成長がゆっくり:姿が崩れにくく、同じ器で長く楽しめる
- 根の状態が見える:透明な器なら、根の色や水の汚れで不調に早く気づける

アグラオネマの健康な根は白く、透明なガラスの器越しに見るととてもきれいです。根が少しずつ伸びていく様子を眺められるのも、水耕栽培ならではの楽しみです。
【アグラオネマの基本情報がわかる参照サイト】みんなの趣味の園芸(NHK出版)
【関連記事】アグラオネマの育て方|枯らさない置き場所・水やり・冬越しのコツを解説
アグラオネマの基本情報
アグラオネマは、熱帯アジアの森の地面近く(林床)に自生するサトイモ科の観葉植物です。大きな木の陰で育ってきたため、弱い光でも育つ性質を持っています。英語では「Chinese Evergreen(チャイニーズエバーグリーン)」と呼ばれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 科名・属名 | サトイモ科アグラオネマ属 |
| 学名・英名 | Aglaonema/Chinese Evergreen(チャイニーズエバーグリーン) |
| 原産地 | 熱帯アジア(タイ・マレーシア・フィリピン・インドネシアなど)、中国南部 |
| 耐陰性 | 強い |
| 耐寒性 | 弱い(最低10℃以上が必要) |
| 耐暑性 | やや強い |
| 成長速度 | ゆっくり。コンパクトな姿を長く保てる |
| 花 | 初夏に、白い仏炎苞(ぶつえんほう:花を包む葉)に包まれた花が咲く |
| 寿命 | 適切に管理すれば10年以上 |
| 育てやすさ | 初心者向け。寒さ対策さえすれば難しくない |
葉には光沢があり、緑・シルバー・ピンク・赤・黄色など、品種によって色や模様が大きく変わります。原種だけで約50種、園芸品種を含めると数百種類があり、この色と模様の豊かさが、アグラオネマが世界中でインテリアグリーンとして広まった理由です。
アグラオネマの水耕栽培の始め方
アグラオネマの水耕栽培は、手元の株の状態によって始め方が変わります。自分に合う方法を選んでください。
| 始め方 | 向いている人 | 難易度 |
|---|---|---|
| 水耕栽培用の株から始める | 失敗せずにすぐ始めたい人 | やさしい |
| 土植えの株を切り替える | 今育てているアグラオネマを水耕栽培にしたい人 | やや難しい |
| 株分けした子株から始める | 株元から子株が出ている人(マリアなど株立ちする品種) | ふつう |
| 茎を水挿しして始める | 茎が伸びて下葉が落ちた株を仕立て直したい人(ホワイトステムなど直立する品種) | ふつう |
水耕栽培用の株から始める
水に順応させた株であれば、器に入れて水を注ぐだけで始められます。WOOTANGのアグラオネマは水耕栽培に適応させた株なので、届いたその日から水だけで育てられます。
①器に株をセットする

器にフタを乗せ、フタの穴に水耕栽培用のアグラオネマを差し込みます。株がぐらつくと根が傷みやすいので、しっかり固定できる器を選びましょう。WOOTANGの水耕栽培専用の器なら、ふたがセットになっているので、植物が倒れずに垂直に飾ることができます。
②水道水を入れる

水は水道水を使います。水道水に含まれる塩素が雑菌の繁殖を抑えてくれるためです。浄水器を通した水は塩素が抜けていて、水が傷みやすくなります。
③水の量を合わせる

根全体が水に浸かり、茎は水から出ている状態に合わせます。季節による調整方法は、次の「水の量(水位)の決め方」で詳しく解説します。
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WOOTANGのアグラオネマは、水に順応させた株をガラスの器と木製のフタのセットでお届けします。水やりは週1回足すだけで、土を使わないので虫や土ぼこりの心配もありません。


土植えのアグラオネマを水耕栽培に切り替える
土で育てていたアグラオネマも、水耕栽培に切り替えられます。土用の根は水の中ではうまく働かないため、水用の新しい根を出させることがポイントです。作業は株の体力がある生育期(5〜9月)に行い、購入したばかりの株なら1〜2週間ほど部屋の環境に慣らしてから始めましょう。
①土を完全に落とす
鉢から株を抜き、手で大きな土の塊を崩してから、流水で根を洗います。根の隙間に入り込んだ細かい土は、爪楊枝を使って取り除きます。土が少しでも残ると、土の中の菌が水の中で増えて根腐れの原因になるため、この工程がいちばん重要です。
②傷んだ根と細いひげ根を切る
黒くぬめる根や、触ると崩れる根は清潔なハサミで切り取ります。あわせて、土の中で養分を吸うための細いひげ根も切り落とし、太く白い根を残します。ハサミは作業前にアルコールで消毒しておきましょう。
③切り口を乾かしてから、少なめの水で始める
根を切ったら、日陰で半日ほど置いて切り口を乾かします。器に入れたら、最初は根の先が2〜3cm浸かる程度の少なめの水で始めます。新しい根が出ていない段階で水を多くすると、根が酸欠になりやすいためです。
④発根するまでは毎日水を替える
新しい根が出るまでは、毎日水を替えて水質を清潔に保ちます。WOOTANGがガジュマルなどで土から水耕栽培へ切り替えた経験では、2〜3週間ほどで白い根が出てきます。白い根が伸びてきたら、通常の管理(週1回の足し水、2〜3週間に1回の水替え)に移ってください。切り替え直後は環境の変化で下葉が黄色くなることもありますが、新しい根が出れば落ち着きます。
【関連記事】ガジュマルは水耕栽培がおすすめ!土栽培からの移行手順と成功率を上げるコツを解説
株分けした子株から始める
マリアのように株立ちする品種は、生育期になると根元から新しい株(子株)が出てきます。この子株を切り分けると、そのまま水耕栽培で育てられます。

清潔なハサミで、子株を根元から切り分けます。切り分けたら、切り口を半日ほど日陰で乾かしてください。切り口が乾くと雑菌が入りにくくなり、根がスムーズに出やすくなります。ただし、半日以上置くと株そのものが弱ってしまうので注意しましょう。

子株を器に入れて水耕栽培を始めます。株分けしてから2〜3週間は切り口から雑菌が増えやすいので、いつもより水替えの回数を増やしましょう。
茎を水挿しして始める
ホワイトステムのように上へ伸びる品種は、茎が伸びて下葉が落ちてきたら、茎を切って水挿しにできます。茎を10〜15cmほど節を含めて切り取り、水に浸かる部分の葉を取り除いて、上の葉を2〜3枚残して水に挿します。明るい日陰で2〜4週間ほど待つと、節のあたりから白い根が出てきます。水挿しの手順は、このあとの「アグラオネマの増やし方」でくわしく解説しています。
【関連記事】観葉植物の増やし方|水挿し・葉挿し・株分けを解説
水の量(水位)の決め方
アグラオネマの水耕栽培でいちばん差が出るのが、水の量です。多すぎても少なすぎても調子を崩すため、根と茎の位置を見ながら水位を決めましょう。
基本は根全体が浸かる程度
WOOTANGでは、アグラオネマ(マリア、ホワイトステム、ビューティー)を「根全体が浸かる程度の水量で育てた方が元気に育つ植物」に分類しています。根は水の中でしっかり伸びるので、普段は根全体が水に浸かる状態を保ちましょう。
茎まで水に沈めない
注意したいのは、水面が根を越えて茎の部分まで達している状態です。この状態が続くと、一番下の葉が1〜2枚黄色く枯れてしまうことがよくあります。水を足すときは、根の付け根(茎との境目)より上まで入れないようにしてください。下葉の黄変が続くときは、水位を根の半分〜3分の2程度まで下げると落ち着くことがあります。
季節によって水位を調整する
水温や吸水量は季節で変わるため、水位も少しずつ調整します。
| 季節 | 水位の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 春・秋 | 根全体が浸かる程度 | 水温が安定していて、根が最も活発に働く |
| 夏(室温30℃超) | 根の一部が水から出る程度にやや少なめ | 水温が上がると水中の酸素が減るため、根の一部を空気に触れさせる |
| 冬 | 根全体が浸かる程度(足しすぎない) | 吸水量が減るので、水位が下がりにくい。足し水の量を控えめにする |
夏に水位を下げるときは、そのぶん水切れしやすくなります。水の減りが早い時期は、2〜3日に1回を目安に水位を確認しましょう。
【関連記事】水耕栽培の観葉植物、育て方は植物で違う|20種類以上を水量別に分類した完全ガイド
足し水・水替え・根洗いのやり方
水耕栽培の水やりは、「水やり(足し水)」「水替え」「根洗い」の3つで成り立っています。それぞれの頻度とやり方を押さえておきましょう。
水やり(足し水)は週1回が目安

週1回を目安に、減った分の水を足します。春から夏の生育期はアグラオネマがたくさん水を吸うので、水切れしないように注意してください。フタの隙間から少しずつ水を注ぐには、注ぎ口の細い水やりボトルを使うと、水の量を調整しやすく便利です。
水替えは2〜3週間に1回

2〜3週間に1回、器の水を全部交換します。植物は根から老廃物を出しているので、足し水だけを続けると水質が少しずつ悪くなります。老廃物が多く出る春〜夏は、1週間に1回水を替えるとさらに元気に育ちます。水替えのときは、器の内側のぬめりをスポンジで洗い落としてから新しい水を入れましょう。
【関連記事】水耕栽培の水替え頻度と水やりタイミング|初心者でも失敗しない方法
水替えのついでに根洗いをする
植物は新しい根を伸ばすときに、古い根を腐らせて落とします。腐った古い根が器の中に残ると水が傷みやすくなるため、水替えのたびに「根洗い」をしましょう。やり方は、流水を弱めに当てながら、手で根全体を軽くほぐし、茶色く柔らかくなった根だけを洗い流すだけです。力を入れすぎると健康な根まで取れてしまうので、自然に取れる部分だけを落とします。
| チェック項目 | 健康な根 | 腐った古い根 |
|---|---|---|
| 色 | 白〜クリーム色 | 茶色〜黒色 |
| 触った感じ | 固く、弾力がある | グニャグニャと柔らかく、崩れる |
| におい | ほとんどない | 酸っぱいような腐敗臭がすることがある |
| 対処 | そのまま残す | 流水で洗い流す。残る部分はハサミで切る |
【関連記事】水耕栽培の観葉植物が根腐れしたら「根洗い」で解決|腐った根の見分け方・正しいやり方解説
置き場所と日当たり
アグラオネマは耐陰性がありますが、光がまったくない場所では弱ってしまいます。水耕栽培では、光の強さに加えて「器の水温」も意識して置き場所を決めましょう。

レースカーテン越しの明るい日陰がベスト
生育期の春から秋は、レースカーテン越しの窓辺や、窓から少し離れた明るい場所で管理します。日陰でも育ちますが、ずっと暗い場所に置いていると株が軟弱になり、葉の模様もぼやけてきます。エアコンの風が直接当たる場所は葉が乾燥するので避けてください。
赤・ピンク系の品種はやや明るめに置く
レッドゴールドやビューティーなど、赤やピンクの色が入る品種は、色をきれいに出すために緑系の品種より光を必要とします。緑系のマリアが部屋の奥でも育つのに対し、赤系の品種は窓に近い明るい場所に置くと、葉色が鮮やかに保たれます。
ガラスの器は直射日光に当てない
ガラスの器に直射日光が当たると、夏は水温が急に上がって根腐れを起こすことがあります。また、光の反射による収れん火災の危険もあるため、直射日光が長時間当たる場所には置かないでください。透明な器に強い光が当たり続けると、水の中に藻が発生しやすくなる点にも注意が必要です。
【関連記事】水耕栽培の観葉植物の置き場所|直射日光はNG?日当たりと必要な明るさを水耕栽培専門店が解説
葉水の与え方
アグラオネマは高温多湿の熱帯雨林が原産なので、空気中の湿度が高い環境を好みます。水耕栽培で根が水に浸かっていても、葉は室内の乾燥の影響を受けるため、霧吹きで葉に水をかける「葉水」をしてあげましょう。

| 季節 | 葉水の頻度 | ポイント |
|---|---|---|
| 春・秋 | 週2回程度 | 葉の表と裏にまんべんなくかける |
| 夏 | 1日1〜2回 | 冷房で乾燥しやすい。午前中や夕方の涼しい時間に行う |
| 冬 | 1日1〜2回 | 暖房で乾燥しやすい。冷たい水は避け、室温に近い水を使う |
葉水をすると葉のほこりも落ち、葉のツヤが戻ってきます。葉の裏は害虫が潜みやすい場所なので、裏側にも忘れずにかけてください。細かいミストが出る葉水スプレーを植物のそばに置いておくと、習慣にしやすくなります。
【関連記事】葉水の正しいやり方と頻度|植物別のポイントも解説
肥料の与え方
水耕栽培のアグラオネマの肥料は、「与えるかどうか」と「どう与えるか」の2点を押さえれば迷いません。
今のサイズを保つなら肥料はいらない
アグラオネマを今の大きさのまま楽しむのであれば、基本的に肥料は必要ありません。水と光だけで、葉の美しさを長く保てます。
大きく育てたいときは葉面散布で与える

大きく育てたい場合は、春から秋の生育期に月1回程度、薄めた液体肥料を霧吹きで葉の表と裏に吹きかけます(葉面散布)。水の中に肥料を直接入れると、根が傷んで根腐れすることがあるので、水には入れないでください。
- 液体肥料(ハイポネックス原液など)は、水で500倍程度に薄める
- 活力剤(メネデールなど)は、水で250倍程度に薄める
- スプレー式の肥料(ハイポネックス速効スプレー液など)なら、薄める手間がない
- 休眠期の冬は肥料を与えない
【関連記事】水耕栽培に肥料や活力剤は必要?観葉植物の栄養管理と正しい使い方を解説
季節ごとの管理
アグラオネマの水耕栽培は、季節によって注意する点が変わります。1年の管理を表にまとめました。
| 季節 | 足し水・水替え | 肥料 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 週1回足し水、水替えは1〜2週間に1回 | 月1回、葉面散布 | 新芽が動き出す。株分けや切り替えを始めるのに向いた時期 |
| 夏(6〜8月) | 2〜3日に1回水位を確認、水替えは週1回 | 月1回、葉面散布 | 水温の上がりすぎと水切れに注意 |
| 秋(9〜11月) | 週1回足し水、水替えは2〜3週間に1回 | 10月頃から回数を減らす | 気温が下がってきたら窓際から離す準備をする |
| 冬(12〜2月) | 減った分だけ足し水、水替えは2〜3週間に1回 | 与えない | 10℃以上を保ち、暖房の風と冷気を避ける |
夏は水温の上がりすぎに注意する
水耕栽培のアグラオネマが夏に傷む原因の多くは、水温の上昇です。水温が上がると水に溶ける酸素が減り、根が酸欠になったり、根腐れを起こす菌が増えたりします。WOOTANGの経験では、室温が33℃を超えると根腐れが起こりやすくなるため、エアコンで室温を30℃以下に保ちましょう。エアコンを使わない場合は、サーキュレーターで部屋の空気を動かすだけでも植物のまわりの温度が下がります。
【関連記事】水耕栽培の観葉植物が夏に枯れる原因と根腐れ対策|水温・水替え・置き場所の管理法
【関連記事】アグラオネマの花が咲いたらどうする?|正しい切り方・時期・ケアを解説
冬は10℃を下回らない場所で管理する
アグラオネマは寒さが苦手で、10℃を下回る環境が続くと株が傷みます。窓際は夜に急に冷え込むので、冬は部屋の中央など暖かい場所に移しましょう。水替えのときに冷たい水道水をそのまま入れると根が驚いてしまうので、汲んだ水を少し置いて室温に近づけてから使うと安心です。暖房で空気が乾燥するため、葉水は続けてください。
温度ごとのアグラオネマの状態
アグラオネマを枯らす原因でいちばん多いのが、冬の寒さです。室温ごとの状態を目安にして、置き場所を決めましょう。
| 室温 | アグラオネマの状態 |
|---|---|
| 20〜30℃ | 生育適温。新しい葉を次々に出す |
| 15〜20℃ | 生育がゆるやかになる。冬越しはこの温度帯が安心 |
| 10〜15℃ | ほぼ成長が止まる。赤系の品種は葉色がくすみやすい |
| 10℃以下 | 葉にシミや変色が出て、株が傷み始める |
| 5℃以下 | 枯れる危険が高い |
冬は夜の窓際と床の上が特に冷え込みます。夜は部屋の中央寄りの、棚や台の上に移しましょう。
アグラオネマの剪定と花の処理
アグラオネマは成長がゆっくりなので、頻繁な剪定は必要ありません。傷んだ葉の整理と、伸びすぎた茎の切り戻し、花の処理を中心に行います。
剪定の時期と目的
剪定は、生育期の5〜9月に行います。アグラオネマの剪定の目的は、主に次の2つです。
- 枯れた葉や傷んだ葉を取り除き、株を清潔に保つ
- 下葉が落ちて茎だけが伸びた株を、低く仕立て直す(切り戻し)
枯れた葉や傷んだ葉は、葉の付け根から清潔なハサミで切り取ります。
切り戻しのやり方
年数がたつと、下葉が落ちて茎だけがひょろりと伸びた姿になります。そんなときは、切り戻しで低く仕立て直しましょう。
- 清潔なハサミを用意し、手袋をつける
- 残したい高さを決め、茎の節(葉がついていた跡)の少し上で切る
- 切り口の下の節から新しい芽が出るまで、明るい日陰で管理する
- 切り取った茎の先端は、水挿しにして新しい株として育てる
花が咲いたら早めに切る
アグラオネマは初夏に、白い仏炎苞に包まれた花を咲かせることがあります。花を咲かせたままにすると、葉に回る養分が減って元気がなくなるので、つぼみのうちに根元から切り取るのがおすすめです。

【関連記事】アグラオネマの花が咲いたらどうする?|正しい切り方・時期・ケアを解説
作業するときは手袋をつける
アグラオネマを含むサトイモ科の植物は、樹液にシュウ酸カルシウムという成分を含みます。肌が敏感な方はかぶれることがあるので、剪定や株分けのときはゴム手袋をつけましょう。樹液に触れた場合は、流水でよく洗い流してください。
水耕栽培でのアグラオネマの増やし方
アグラオネマは、水挿しと株分けで増やせます。どちらも水の中で根を育てるので、増やした株をそのまま水耕栽培で育てられるのがメリットです。適期は、気温が高く根が出やすい5〜7月です。
| 方法 | やり方 | 根が出るまで | 向いている品種 |
|---|---|---|---|
| 水挿し(水差し・挿し木) | 切った茎を水に挿して根を出す | 2〜4週間 | ホワイトステムなど上に伸びる品種 |
| 株分け | 根元から出た子株を親株から切り分ける | すでに根がある | マリアなど株立ちする品種 |
株分けの手順は、「株分けした子株から始める」で解説したとおりです。ここでは、水挿しの手順と、増やしたあとの水の管理を解説します。土に挿す挿し木や、茎を寝かせて芽を出す茎伏せで増やしたい場合は、育て方の記事を参考にしてください。
【関連記事】アグラオネマの育て方|種類と枯らさない置き場所のコツ
水挿し(水差し・挿し木)で増やす手順
水挿しは、切った茎を土ではなく水に挿す挿し木の方法で、「水差し」とも呼ばれます。次の手順で行います。
- 節を2〜3個含むように、元気な茎を先端から10〜15cmの位置で清潔なハサミで切る
- 水に浸かる部分の葉を取り除き、上部に葉を2〜3枚残す
- 水道水を入れた器に切り口を浸け、レースカーテン越しの明るい日陰に置く
- 2〜3日に1回水を替え、2〜4週間ほどで節のあたりから白い根が出るのを待つ
切り口を清潔に保つことがいちばんのポイントです。水が濁ったまま放っておくと、根が出る前に切り口から腐ってしまいます。
増やしたあとの水の管理
増やしたばかりの株は、根がまだ少なく傷つきやすい状態です。次のように管理して、通常の水耕栽培に移しましょう。
- 水挿しの株は、根が3〜5cmほどに伸びるまで、根の先が浸かる程度の少なめの水で育てる
- 株分けした子株は、2〜3週間は水替えの回数を増やす
- 新しい白い根が伸びてきたら、週1回の足し水と2〜3週間に1回の水替えに切り替える
- 肥料は、根が十分に伸びるまで与えない
増やした株は、透明な器に入れると根の伸び具合がひと目でわかります。水耕栽培専用の器なら、フタで株を支えながら水位も確認できます。
【関連記事】観葉植物の増やし方|水挿し・葉挿し・株分けを解説
土栽培と水耕栽培の違い
アグラオネマは土でも水でも育てられます。それぞれの違いを比べてみましょう。
| 比較ポイント | 土栽培 | 水耕栽培 |
|---|---|---|
| 水やりの判断 | 土の乾き具合を見て判断が必要 | 水位を見て足すだけ |
| 水切れのリスク | 水やりを忘れると枯れることがある | 根が水に浸かっているので起きにくい |
| 虫・汚れ | 土にコバエなどが発生することがある | 土を使わないので虫が出にくく清潔 |
| 根の状態 | 鉢から抜かないとわからない | 透明な器で毎日確認できる |
| 植え替え | 2年に1回必要 | 不要 |
| 置ける場所 | 土がこぼれない場所に限られる | キッチンやデスクなど場所を選ばない |
水やりのタイミングに自信がない方、家を空けることが多い方、虫や土の汚れが気になる方には、水耕栽培がおすすめです。
【関連記事】観葉植物に虫が出ない方法は?土なし・水耕栽培が最強な理由
土で育てる場合の管理の目安
すでに土で育てている方のために、土栽培の管理の目安もまとめました。
| 項目 | 土栽培の目安 |
|---|---|
| 水やり | 春〜夏は土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり。冬は土が乾いてから2〜3日後に、月2回程度 |
| 用土 | 赤玉土(小粒)7:腐葉土3、または市販の観葉植物用培養土 |
| 肥料 | 5〜9月に液体肥料を2週間に1回、または緩効性肥料を2か月に1回 |
| 植え替え | 2年に1回、5月中旬〜7月。ひと回り大きな鉢に植え替える |
受け皿にたまった水は必ず捨ててください。土がいつも湿った状態だと、根腐れやコバエの原因になります。土植えの株を水耕栽培に切り替えたい場合は、「土植えのアグラオネマを水耕栽培に切り替える」の手順で行えます。
水耕栽培で育てやすいアグラオネマの品種
アグラオネマは品種によって葉の色や伸び方、光の好みが異なります。水耕栽培で育てるときの目安を表にまとめました。
| 品種 | 葉の特徴 | 光の好み | 水耕栽培の育てやすさ | 購入はこちら |
|---|---|---|---|---|
| マリア | 濃い緑に迷彩のような斑。横に広がる株立ち | 明るい室内〜やや暗い室内 | ◎ とても育てやすい | マリアを見る |
| シルバークイーン | 細長い葉に銀白色の斑 | 明るい日陰 | ◎ 丈夫で育てやすい | シルバークイーンを見る |
| ホワイトステム | 白い茎と白い斑。上へすっと伸びる | 明るい日陰 | ◎ 根が丈夫 | — |
| レッドゴールド | 赤・ピンク・クリーム色が混ざる | やや明るめ | ○ 光を確保すれば育てやすい | レッドゴールドを見る |
| ビューティー | 緑の地に赤〜ピンクの斑 | やや明るめ | ○ 成長はややゆっくり | ビューティーを見る |

マリアの育て方のポイント
マリアは、アグラオネマの中でも特に暗さと寒さに強い品種です。次の点を押さえれば、ほとんど手がかかりません。
- 窓から離れた部屋の奥でも、照明のある明るさなら育つ
- 横に広がる株姿なので、棚やテーブルの上など横幅に余裕のある場所に置く
- 葉が密集しやすいので、ときどき葉の裏を見て虫がいないか確認する
- 株立ちして子株が出やすいので、株分けで増やしやすい

シルバークイーンの育て方のポイント
シルバークイーンは、葉の大部分がシルバーの斑に覆われているため、マリアより少し明るい場所を好みます。暗い場所が続くと斑がくすむので、レースカーテン越しの窓辺がおすすめです。白い斑の部分は強い光で葉焼けしやすいので、直射日光には当てないでください。


ビューティーなど赤系の品種を水耕栽培で育てるポイント
ビューティーやレッドゴールドなどの赤・ピンク系の品種も、水の管理はマリアと同じです。置き場所の明るさ(「赤・ピンク系の品種はやや明るめに置く」を参照)のほかに、次の2点を意識しましょう。
- 温度:緑系の品種より寒さにやや敏感なので、冬は15℃以上を保てる部屋で管理する。冬に葉色がくすむのは低温のサイン
- 成長:成長がややゆっくりなので、水替えのたびに根の色を確認し、焦って肥料を増やさない
そのほかの人気品種
WOOTANGで扱っている品種のほかにも、アグラオネマには人気の品種がたくさんあります。
| 品種 | 葉の特徴 | 光の好み | 育てやすさ |
|---|---|---|---|
| アンニャマニー(アンヤマニー) | 濃い緑の葉に大きな赤い斑。赤系の中では丈夫 | やや明るめ | ふつう |
| ロータスデラト | 白い斑が大きく、全体が明るく見える | 明るい日陰(強い光で葉焼けしやすい) | ふつう |
| ピクタム | 3色の緑が混ざる迷彩柄。「トリカラー」とも呼ばれコレクターに人気 | 明るい日陰・高い湿度 | やや難しい |
ピクタムの育て方のポイント
3色の迷彩柄が美しいピクタムは、ほかの品種より高い湿度を好み、乾燥と寒さに敏感です。葉水を1日1〜2回行い、冬は15℃以上を保てる場所で管理しましょう。根が乾く心配のない水耕栽培は、湿度を好むピクタムにも向いています。

【水だけで育てる植物ブランドWOOTANG(ウータン)で水耕栽培のアグラオネマを育ててみませんか?】
水耕栽培なら毎日の水やりが不要で、お手入れは週1回の足し水だけ。土を使わないので清潔で、リビングやデスク、寝室など、お部屋のさまざまな場所で育てられます。すでにアグラオネマをお持ちの方は、水耕栽培の器(観葉植物用)だけの購入も可能です。
【関連記事】アグラオネマの風水と花言葉|金運・仕事運が上がる置き場所と方角を解説
よくある問題と対処法(Q&A)
水耕栽培でアグラオネマを育てるときに、WOOTANGによく寄せられる質問と対処法をまとめました。
Q:一番下の葉が1枚だけ黄色くなりました。病気でしょうか?

A:一番下の葉が1〜2枚黄色くなるのは、病気ではなく新陳代謝による自然な老化なので心配いりません。植物は古い下葉に老廃物をため込み、栄養を新しい葉に移しながら成長します。この現象は春から夏の成長期によく起こります。黄色くなった葉はハサミで根元から切り取ってください。ただし、水面が茎まで達していると下葉の黄変が続くことがあるので、あわせて水位も確認しましょう。
【関連記事】観葉植物の一番下の葉が黄色くなる理由
Q:葉が何枚も黄色くなってきました。何が原因ですか?
A:下葉1〜2枚ではなく、複数の葉が黄色くなる場合は、環境や水の管理を見直す必要があります。症状ごとの主な原因と対処法は次のとおりです。
| 症状 | 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 下の葉から次々と黄色くなる | 水位が高く、茎まで水に浸かっている | 水位を根の付け根より下に下げる |
| 葉全体の色が薄く、模様がぼやける | 光が足りない | 数日かけて少しずつ明るい場所へ移す |
| 黄色くなり、根が茶色くぬめる | 根腐れ | 根洗いをして傷んだ根を切り、水を全部替える |
| 土から切り替えた直後に黄色くなる | 環境の変化によるストレス | 毎日水を替えて、新しい根が出るのを待つ |
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Q:葉先だけが茶色く枯れてしまいました。
A:葉先まで水分や栄養が行き届いていないことが原因です。まずは水を全部替えて、新鮮な水にしてください。特に夏は水質が悪くなりやすく、根が弱ると葉先から傷みが出ます。また、冷暖房で空気が乾燥すると葉先が枯れやすくなるので、葉水の回数を増やしましょう。枯れた葉先は、緑の部分を少し残してハサミで切ると見た目が整います。
Q:根が茶色くなり、水から嫌なにおいがします。
A:根腐れが始まっているサインです。株を器から出し、流水で根洗いをして、茶色く柔らかくなった根を取り除いてください。器もきれいに洗い、新しい水道水を入れ直します。その後しばらくは水替えの回数を増やし、夏であれば水位を少し下げて根の一部を空気に触れさせましょう。根元まで柔らかく溶けてしまった場合は、元の状態に戻すのは難しくなります。水が濁る、ぬめりが出るといった初期のサインのうちに対処することが大切です。
根が少しでも白く残っていれば、新しい根が伸びて復活できる可能性があります。根がほとんど残っていない場合や、茎の根元までぶよぶよしている場合は、茎の硬くて色のよい部分を切り取り、水挿しで新しい株として育て直してください。
Q:器の水が緑色になってきました。
A:水の中に藻が発生しています。藻は光と栄養があると増えるため、透明な器に強い光が当たる場所で起こりやすくなります。水を全部替えて器の内側をスポンジで洗い、直射日光の当たらない場所に移してください。藻そのものがアグラオネマに直接害を与えることは少ないですが、水質が悪くなる原因になるので、発生しやすい時期は水替えの回数を増やしましょう。
Q:葉がしおれて垂れてきました。
A:まず器の水位を確認してください。水が減って根が水から出ていると、水切れで葉が垂れます。水位が十分なのにしおれる場合は、根腐れで水を吸えなくなっているか、冬の低温が原因と考えられます。根の状態を見て、茶色く柔らかい根があれば根洗いを、室温が10℃近くまで下がっていれば暖かい場所へ移動させてください。
Q:葉の裏に白いフワフワした小さな虫がいます。
A:コナカイガラムシの可能性があります。水耕栽培は土を使わないので虫の心配はほとんどありませんが、葉が茂った株を湿度の高い時期に風通しの悪い場所に置いていると、まれに発生することがあります。コナカイガラムシは葉の養分を吸って株を弱らせるので、見つけたら綿棒で取り除くか、殺虫剤を散布してください。風通しをよくし、葉の裏にも葉水をすることで予防できます。
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Q:水挿しをしたのに、なかなか根が出てきません。
A:根が出るまでには2〜4週間かかります。秋から冬は気温が低く、さらに時間がかかったり、根が出なかったりします。水挿しは5〜7月に行い、2〜3日に1回の水替えを続けましょう。暗すぎる場所も根が出にくくなるので、レースカーテン越しの明るい日陰に置いてください。
Q:水挿しした茎の切り口が黒くなってきました。
A:切り口が腐り始めています。黒くなった部分より上の、硬くて色のよいところで切り直し、器を洗ってから新しい水道水に挿し直しましょう。水替えの間隔が空くと腐りやすいので、根が出るまでは2〜3日に1回は水を替えてください。
Q:100円ショップ(ダイソーなど)の容器でも水耕栽培できますか?
A:できます。ガラスやプラスチックの容器でも、清潔に洗ってから使えば問題ありません。株がぐらつかない口の大きさと、根の量に合った深さがあるものを選びましょう。透明な容器は根や水位が見やすいいっぽう、光が当たると藻が出やすいので、直射日光の当たらない場所に置いてください。
Q:水耕栽培だと、アグラオネマは大きくなりますか?
A:アグラオネマはもともと成長がゆっくりな植物で、水だけで育てると今のサイズをほぼ保ちながら、少しずつ新しい葉を出していきます。コンパクトな姿で長く楽しめるのが、水耕栽培のよいところです。大きく育てたい場合は、「肥料の与え方」で紹介した葉面散布を生育期に行いましょう。
Q:冬になってから、新しい葉がまったく出てきません。
A:アグラオネマは冬に休眠期に入り、成長がほぼ止まるので問題ありません。この時期は肥料を与えず、10℃以上の暖かい場所で水と葉水の管理だけを続けてください。春になって気温が上がれば、再び新芽が出てきます。
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Q:アグラオネマは育てるのが難しいですか?
A:難しくありません。日陰に強く、成長もゆっくりなので、観葉植物の中でも初心者向けの植物です。失敗の原因の多くは冬の寒さなので、「10℃以上」「明るい日陰」の2つを守りましょう。水やりの判断がいらない水耕栽培なら、さらに失敗しにくくなります。
Q:アグラオネマ マリアはレアな品種ですか?
A:マリアは流通量の多い定番の品種で、レア度は高くありません。そのぶん性質が安定していて、暗さや寒さにも強く、アグラオネマの中でもいちばん育てやすい品種のひとつです。レアな品種を探している方には、3色の迷彩柄を持つピクタムがコレクターに人気です。
Q:ペットや小さな子どもがいても育てられますか?
A:アグラオネマは樹液にシュウ酸カルシウムを含むため、かじったり口に入れたりすると、口の中の刺激や腫れを起こすことがあります。犬や猫、小さなお子さんがいるご家庭では、手の届かない棚の上などに置きましょう。
Q:アグラオネマの寿命はどのくらいですか?
A:適切に管理すれば、10年以上育てられる長寿な植物です。株が古くなって姿が乱れてきたら、元気な茎を水挿しにして、若い株として育て直しましょう。
Q:「アグラオネマ」と「アグラオネム」は違う植物ですか?
A:同じ植物です。学名「Aglaonema」の読み方の違いで、日本では「アグラオネマ」と表記するのが一般的です。英語では「Chinese Evergreen(チャイニーズエバーグリーン)」と呼ばれています。
まとめ
アグラオネマは根が水に順応しやすく、耐陰性も高いため、水耕栽培で育てるのにとても向いている観葉植物です。この記事のポイントをまとめます。
水耕栽培の始め方
- 水に順応させた株なら、器に入れて水道水を注ぐだけで始められる
- 土植えの株は、土を完全に落とし、傷んだ根と細いひげ根を切ってから切り替える
- 株立ちするマリアは株分け、直立するホワイトステムは茎の水挿しで増やせる
- 切り替えや株分けは、生育期の5〜9月に行う
日々の管理
- 水の量は根全体が浸かる程度。茎は水に沈めない
- 週1回の足し水と、2〜3週間に1回の水替え(春〜夏は週1回)が基本
- 水替えのたびに、茶色く柔らかい根を流水で洗い流す
- 置き場所はレースカーテン越しの明るい日陰。赤系の品種はやや明るめに
- 肥料は基本不要。大きく育てたいときだけ、生育期に葉面散布で与える
季節ごとの注意点とトラブル対処
- 夏は室温33℃を超えないようにし、水位をやや下げて根の一部を空気に触れさせる
- 冬は10℃以上の場所で管理し、肥料は与えない
- 下葉1〜2枚の黄変は自然な老化。何枚も黄色くなるときは水位・光・根を確認する
- 根が茶色くぬめる、水が臭うときは、すぐに根洗いと水替えをする
剪定・増やし方・品種選び
- 剪定は5〜9月。伸びすぎた株は節の上で切り戻し、花はつぼみのうちに切る
- 増やすなら5〜7月に水挿しか株分け。増やした株はそのまま水耕栽培で育てられる
- 初めてなら暗さと寒さに強いマリア。赤系の品種は明るめの場所と冬15℃以上が目安
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