ほぼ100%の成功率!アボカドの種を水栽培で発芽させる方法【完全版】
こんにちは!本日は、アボカドの種を水栽培(水耕栽培)で発芽させる方法をご紹介します。
いろいろな方法で、アボカドの種の水栽培を試してみたのですが、発芽率にバラツキがあり、なんとか良い方法はないかと試行錯誤の中で、この方法にたどり着きました。この方法でやれば、発芽率はほぼ100%です。では、紹介していきます。
①種をよく洗う
まず、スーパーなどで買ってきたアボカドから種を取り出します。この時、包丁が種に当たって傷つけないように気を付けてください。
種を取り出したら、食器用洗剤でとにかくよ〜く洗うこと!果肉には発芽を止める成分が入っているので(果肉に包まれた種が発芽しないのはそのためです)、食器用洗剤でゴシゴシ洗って、果肉をしっかりと落としてください。
②種の底部分を切る
果肉をしっかりと取ったら、種の底部分(お尻部分)を少しだけ包丁で切ってください。
こうすることで、切った断面から、種が水をしっかりと吸い上げるようになり、根が生えやすくなります。
ここが、根を生やすためのポイントです!
③種の皮を剥く
次に、毛抜きなどを使って、種の皮を丁寧に剥いていきます。
種の皮を剥かずに、皮で覆われたままの状態で水栽培すると、種から発芽した時に、皮が邪魔をして、芽の成長を止めてしまうことがあります。そのため、皮を全部、綺麗に剥ぐことが大切です。ここが、発芽させるための大事なポイント!
皮が付いた状態のまま種を放置すると、皮が乾燥して剥きずらくなってしまうので、果肉を取ったら、その日の内にすぐに皮を剥くと、するっと剥けることが多いです。ただ、あまり完熟していないアボカドだと皮がなかなか剥きずらい時があるので、その時は、皮が付いた状態のまま、次の⑤までのステップまで進み、皮がやわらかくなってきたら剥いてください。
④コットンの上に種を置く
コットンを水でたっぷりと湿らせたら、中央にくぼみを作って、お椀のような形にしてください。
次に、そのコットンの上に、包丁で切った面を底にして、種を置いてください。
コットンを直接、種に押し付けて包んでしまうと、根がまっすぐに生えずに、曲がってしまうので、くぼみを作ってください。
⑤袋に入れて2〜3週間、保管する
種とコットンを袋の中に入れて、風通しの良い場所で保管してください。
この時、袋のフタは閉じずに開けておいてください(カビが生えることはあるため)
コットンが乾いたら水を足し、常に湿った状態を保ってください。この状態で根が出るまで、2〜3週間保管してください。
※部屋の隅に置いておくと忘れてしまうので、画鋲でキッチンなどの壁に刺しておくといいですよ!
⑥袋から取り出す
根が2〜3cm程度生えてきたら、袋から取り出してください。
時期(気温)にもよりますが、1〜2週間程度で種が割れ、2〜3週間程度で根が生えてきます。
⑦水栽培の器に移動する
水栽培用の器に種を移動してください。おすすめの器はWOOTANGの「アボカドVase」です。
アボカドの根が必ず、水に浸かるように水量を調整してください。
⑧明るい場所に置いて育てる
窓辺などの明るい場所(なるべく日が当たる場所)に置いてください。
水が減ったら、水を継ぎ足してください。必ず根の一部が水に浸かった状態を保ってください。
⑨器の水を交換する
週に1度は、器の水を全部交換してください。
日の光が当たる場所に置くと、器の中に、緑色の藻が生えることがあります。アボカドの種の生育には問題ありませんが、見かけが悪くなるので、よく洗い流してください。
⑩発芽
種の状態で1〜2ヶ月育て、気温が20度超えると発芽します。
発芽したら、水が減ったら、こまめに水を足し、週に1度は器の水を全部交換してください。
以上が、アボカドの種を水栽培で発芽させる方法でした。ぜひ、みなさんもお試しください。
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