
【100均グッズで作る水耕栽培キット】ダイソーの野菜とハーブの種<7品種>を水耕栽培で育ててみました
Last Updated on 2025年3月12日 by 中島大輔
毎日の食卓に彩りを添える新鮮な野菜やハーブ。スーパーで購入するのも良いですが、自分で育てた野菜の風味と喜びは格別です。「でも家庭菜園は場所も手間もかかるし、初心者には難しそう…」と思っていませんか?実は、身近な100均ショップの材料だけで、誰でも簡単に始められる水耕栽培という方法があるんです!
土を使わないから部屋が汚れる心配もなく、場所も取らず、何より種から育てて何度も収穫できる喜びを味わえます。Daiso(ダイソー)で手に入る野菜やハーブの種を使えば、わずか数百円の投資で、数週間後には自分だけの「ミニ菜園」が完成。窓辺の小さなスペースから始められる、この水耕栽培の魅力に、植物育成初心者の方もきっと夢中になるはず。
本日は、100均ショップの材料だけで作れる水耕栽培キットの作り方から、種まき、そして収穫までの全工程を詳しくご紹介します。料理好きな方も、インテリアグリーンを探している方も、ちょっとした実験気分で緑を育ててみたい方も、この簡単でエコな栽培方法で、新しい植物との付き合い方を発見してみませんか?
1、材料の用意
<材料>
・野菜やハーブの種
・500mlのプラスチック容器
・2層になっているキッチン用スポンジ
・アルミホイル
500mlのプラスチック容器は、100均ショップのSeriaで販売している「PETジャーボトル550ml」という商品がおすすめです。
野菜やハーブの種は年間を通して、ダイソーで販売しています。今回使用した種はダイソーで販売している7品種です。
ごく旨ほうれん草
サラダ小松菜
生でも食べられる子どもしゅんぎく
紅みずな
イタリアンパセリ
サラダルッコラ
フレッシュバジル
まずキッチン用スポンジを、容器の口の大きさに合わせてカッターで切ります。
次に、スポンジの固い層(緑の層)の方に、1cm程度の間隔になるように線を3本引きます。
縦と横に線を均等に引いたら、この線に沿って、固い層(緑の層)の部分のみ切り込みを入れていきます。
定規でスポンジを押さえて、カッターで力加減を調整しながら固い層の部分にだけ切り込みを入れます。
この切り込みに種を植えていくので、切り込みの深さが浅くなったり、深くなりすぎないように、固い層の部分のみを切り離すのがポイントです。
種を植え込む前に、スポンジにたっぷりと水を吸収させておきます。
2、種まき
種をスポンジの切り込みにまいていきます。
種はなるべく重ならないように切り込み全体に均等にまきましょう。
次に楊枝を使って、種を切り込みの中にしっかりと押し込んでいきます。
種がスポンジの中に入っていないと発芽しなくなるので注意しましょう。
他の種も同様にスポンジにまいていきます。
プラスチック容器の中に水を入れて、種をまいたスポンジをセットします。
スポンジが常に水に触れた状態になるように、水の量を調整してください。
水を入れたら容器の周りをアルミホイルで覆います。
アルミホイルで日光を遮断することで、水温の上昇や藻の繁殖を防ぐことができます。
3、水耕栽培スタート
日当たりの良い屋外に置いて発芽させます。
種にとっては、日光が発芽のスイッチになるので、直射日光をたっぷりと当てましょう。
3〜4日経過したら、どのくらい水が減ったかをチェックして、減った分の水を継ぎ足してください。
水が減る量は季節によって異なるので、スポンジが常に水に浸かるように調整しながら、週に1〜2回、水を継ぎ足しましょう。
4、種まきから3週間後
3週間後、種が発芽しました。
特に大きく成長したのが、紅みずな、ルッコラ、サラダ小松菜、春菊の4種類です。
このくらいの大きさになったら、葉1枚1枚にしっかりと日光が当たるように、込み入った部分の葉を間引いていきます。
根っこの状態を見てみると、スポンジを突き破って根が出ていました。
この状態になったら、養液で栽培していきます。
5、養液づくり
養液とは、水耕栽培用の肥料を混ぜた水のことで、野菜やハーブを大きく成長させたい時は、養液で育ててください。
今回は、2液型のハイポニカ液肥を使用しました。
ハイポニカ液肥は、水耕栽培では500倍に薄めて使用するので、水500mlに対して、肥料をそれぞれ1mlずつ入れていきます。
養液を作ったら、栽培用の容器に入れていきます。
3〜4日に1度、養液が減ったら、水を継ぎ足してください。
1週間に1度、養液は全部捨てて、新しい養液と交換しましょう。
6、種まきから5週間後〜1回目の収穫
5週間後、野菜とハーブが20cmほどまで成長しました。
これくらいの大きさになったら1回目の収穫をします。
水耕栽培の野菜やハーブの収穫では、次の収穫のために根元を1cm程度残して切るのがポイントです。
根元を残しておくと、そこから新しい茎が出てきて何度も収穫することができます。
また収穫の時は全部取らずに、光合成をするための葉を半分程度、残した状態にしておきましょう。
1回目でこれだけ収穫することができました。
左上:ルッコラ
右上:紅みずな
左下:春菊
右下:サラダ小松菜
最初の収穫の時が一番、葉が柔らかいのでサラダなどで食べると最高です。
まだ小さいほうれん草、イタリアンパセリ、バジルは今回は収穫せずに水耕栽培を続けます。
7、種まきから8週間後〜2回目の収穫
3週間前に収穫した根元から新しい茎が出てきました。
1回目の収穫の時と同じくらいの大きさまで成長しました。
再び、収穫していきます。1回目と同様に、根元を1cm程度残して収穫します。
2回目の収穫では、1回目と比べて、葉が若干固くなっていました。
ルッコラ(左上)、紅みずな(右上)、春菊(左下)、サラダ小松菜(右下)は1回目と同じくらいの量を収穫することができました。
1回目に収穫できなかったイタリアンパセリは、10cm程度まで成長したので今回は少し収穫することができました。
ほうれん草は残念ながら、種から発芽したのは1株だけでした。
バジルも寒さのせいで発芽してから大きく成長せず、葉を4枚しか収穫することができませんでした。
春菊(左上)、紅みずな(右上)、サラダ小松菜(右下)、ルッコラ(左下)、イタリアンパセリ(中央)は再び水耕栽培を続けていきます。
8、種まきから11週後〜2回目の収穫から3週間後
2回目の収穫からさらに3週間後、再び大きく成長してきました。成長のスピードが遅くなっているので、次の3回目が最後の収穫になりそうです。
100均ショップで販売している種と材料を使った水耕栽培。1度の種まきで何度も収穫が楽しめるので、ぜひみなさんもチャレンジしてみてください。
【動画版はこちら】
種をまいてから約5週間で初収穫、その後も3週間ごとに新たな収穫が楽しめる水耕栽培は、まさに「植物の恵みの循環」を身近に感じられる素晴らしい体験です。
水耕栽培の魅力は、なんといってもその手軽さにあります。500mlのプラスチック容器、キッチンスポンジ、アルミホイルという身近な材料と、ダイソーで手に入る種だけで、誰でも簡単に始められます。土を使わないから部屋も汚れず、虫の心配も少なく、アパートやマンションでも気軽に挑戦できるのが嬉しいポイントですね。
特に成長が早かった紅みずな、ルッコラ、サラダ小松菜、春菊は初心者の方にもおすすめです。葉物野菜は成長が早く、成功体験を得やすいので、植物育成の第一歩として最適です。一方、ほうれん草やバジルは少し気まぐれな面もありますが、それも含めて植物と向き合う楽しさですね。
この水耕栽培は子どもの自由研究や家族での科学実験としても最適です。種から芽が出て、根が伸び、葉が育ち、収穫に至るまでの過程を観察することで、植物の生命力や成長の不思議さを、日々実感できるからです。
また、プラスチック容器の代わりに透明なガラス容器を使えば、根の成長も観察でき、さらに学びが深まります。インテリアとしても映えるため、キッチンやダイニングに置いて、「食べられるインテリアグリーン」として楽しむのもおすすめです。
季節によって種類を変えたり、複数のキットを作って様々な品種を育てたりと、一度始めると次々とアイデアが浮かぶのも水耕栽培の醍醐味です。この記事をきっかけに、あなたも「100円から始める自家製野菜生活」の扉を開いてみませんか?自然の恵みを身近に感じながら、食卓に彩りを添える喜びを、ぜひ体験してください!