【執筆者】中島大輔(WOOTANG代表)【最終更新日】2026年10月19日
ダイソーなどの100円ショップで買えるパキラは、土を落として水に移せば、水耕栽培で育てられます。小さな株でも根を出す力が強く、土植えのままより水やりの失敗や虫の心配が少なくなります。
この記事では、水耕栽培の観葉植物を専門に扱うWOOTANG(ウータン)が、ダイソーで買ったパキラを実際に水耕栽培に切り替えた手順を、写真つきで紹介します。土の落とし方、水の量、発根するまでの日数、切り替えたあとの育て方まで、初めての方にもわかるように解説します。
ダイソーのパキラは水耕栽培で育てられる
ダイソーのパキラは土植えで売られていますが、根の土をきれいに洗い流せば、そのまま水耕栽培に切り替えられます。WOOTANGで試したところ、始めてから約3週間で白い根が出始め、約5週間で水の環境に慣れました。

100均のパキラを水耕栽培にするメリット
- 土を使わないので、コバエなどの虫が出にくい
- 水が減ったら足すだけなので、水やりのタイミングに迷わない
- 透明な器なら根が伸びる様子を楽しめる
- 小さな株なので、デスクやキッチンにも気軽に飾れる
切り替えに向いている時期
切り替えは、根が出やすい5〜9月の暖かい時期がおすすめです。気温が低い冬は根がなかなか出ず、株が弱りやすくなります。

ダイソーのパキラを水耕栽培に切り替える手順
ここからは、ダイソーで購入した土植えのパキラを、水耕栽培に切り替えた手順を紹介します。
用意するもの
- ダイソーなどで購入したパキラ
- 水耕栽培用の器(透明なガラスの器がおすすめ)
- 爪楊枝
- 水道水
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手順①土を取る
ポットからパキラを抜き、根のまわりの土を手でほぐして落とします。
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次に、流水で根を洗い、土を完全に落とします。
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根の間に入りこんだ細かい土は、爪楊枝でかき出します。土が少しでも残っていると、水の中で腐って根腐れの原因になるので、ここは丁寧に行いましょう。
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手順②器に入れて水を注ぐ
土を落としたパキラを器に入れ、根が浸かる程度まで水道水を入れます。幹は水に沈めないようにしましょう。
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手順③明るい日陰に置く
直射日光の当たらない、レースカーテン越しの明るい場所に置きます。根が出るまでは、水を毎日取り替えるのがポイントです。土から移したばかりの根は傷みやすく、水が汚れやすいためです。
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水耕栽培に切り替えたあとの発根の様子
土から水に移したパキラが、どのように根を出していくのかを紹介します。
3週間後:白い根が出始める
切り替えてから約3週間で、根の先から白い新しい根が出てきました。この白い根が、水の中で水を吸うための「水の根」です。
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5週間後:水に慣れて根が増える
約5週間で白い根がたくさん伸び、水の環境に慣れました。ここまで来れば、水替えは週1回に減らして大丈夫です。
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幹が細いパキラでも水耕栽培できる
ダイソーでは、幹が細いタイプのパキラも売られています。細いパキラも同じ手順で切り替えたところ、約5週間で根が出て、水の環境に慣れました。
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水耕栽培に切り替えたあとの育て方
根が出て水に慣れたら、ふつうの水耕栽培の管理に切り替えます。基本の管理は次のとおりです。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 水の量 | 根の大部分が浸かる程度。幹は沈めない |
| 足し水 | 週1回、減った分を足す |
| 水替え | 2〜3週間に1回。夏は週1回 |
| 置き場所 | レースカーテン越しの明るい場所 |
| 冬の温度 | 10℃以上をキープ |
水位の季節ごとの調整や、根洗い、肥料の与え方などは、パキラの水耕栽培の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】パキラの水耕栽培|育て方と水の量、根腐れ対策
【関連記事】水耕栽培の水替え頻度と水やりのタイミング
切り替えに失敗しないコツ
ダイソーのパキラを水耕栽培に切り替えるときに、気をつけたいポイントをまとめました。
- 土は爪楊枝を使って、根の間までしっかり落とす
- 黒くぶよぶよした根があれば、はさみで切り取ってから水に入れる
- 根が出るまでは毎日水を替える
- 直射日光が当たる場所には置かない(水温が上がって根が傷む)
- 寒い冬ではなく、5〜9月の暖かい時期に切り替える
【関連記事】土植えの観葉植物を水耕栽培に移行する方法
失敗したくない人は水耕栽培用の株がおすすめ
土植えからの切り替えは、根が水に慣れるまでの数週間が一番弱りやすい時期です。確実に水耕栽培を始めたい方には、最初から水の中で根を育てた株がおすすめです。
【水だけで育てる植物ブランドWOOTANG(ウータン)で水耕栽培のパキラを育ててみませんか?】
WOOTANGのパキラは、水耕栽培用に根を育てた株です。土を落とす手間も、発根を待つ時間もいりません。高さ20〜25cmのMサイズと30〜50cmのLサイズがあり、ガラスの器と木製のふたがついたセットと、株のみから選べます。


よくある問題と対処法(Q&A)
ダイソーのパキラを水耕栽培にするときによくある質問をまとめました。
Q:水耕栽培に切り替えたら元気がなくなりました
A:土から水に移したばかりの株は、根が水に慣れるまで一時的に元気がなくなることがあります。毎日水を替え、明るい日陰で様子を見ましょう。葉が数枚落ちても、幹にハリがあれば新しい根が出てきます。
Q:水にぬめりや白い膜が出てきました
A:残った土や傷んだ根から雑菌が増えています。水をすべて替えて器を洗い、根を流水でやさしく洗いましょう。茶色く柔らかい根があれば取り除きます。
Q:根っこが茶色いのですが大丈夫ですか?
A:土で育っていた古い根は、茶色いことがよくあります。張りがあって硬ければ問題ありません。黒くぶよぶよしている根は腐っているので、はさみで切り取りましょう。
Q:100均のパキラを大きく育てることはできますか?
A:できます。水に慣れたあとは、明るい場所に置き、成長期に薄めた液体肥料を葉面散布すると、少しずつ大きくなります。
【関連記事】パキラを大きくする方法|成長速度と大きくならない原因
Q:水耕栽培から土植えに戻すことはできますか?
A:できます。ただし、水の中で育った根は土の環境に慣れるまで時間がかかるので、明るい日陰でしばらく様子を見ましょう。
Q:伸びた枝を切って水差しにできますか?
A:できます。ダイソーのパキラも、伸びた枝を切って水に挿す「水差し(水挿し)」で増やせます。切る場所や水の量、発根までの日数は、挿し木の記事で詳しく紹介しています。
【関連記事】パキラの挿し木と水挿し|切る場所と幹を太くするコツ
Q:切り替えで気をつける時期はありますか?
A:寒い冬と、真夏の猛暑日は避けましょう。冬は根が出にくく、真夏は水温が上がって傷んだ根が腐りやすくなります。5〜6月や9月ごろが、もっとも失敗しにくい時期です。
まとめ
ダイソーのパキラは、土をしっかり落として水に移せば、水耕栽培で育てられます。
切り替えの手順
- 根の土を流水と爪楊枝で完全に落とす
- 根が浸かる程度まで水道水を入れる。幹は沈めない
- 根が出るまでは毎日水を替える
発根までの目安
- 約3週間で白い根が出始める
- 約5週間で水の環境に慣れる
- 幹が細いパキラも同じ手順で育てられる
切り替えたあとの管理
- 週1回の足し水、2〜3週間に1回の水替え
- レースカーテン越しの明るい場所に置く
- 冬は10℃以上をキープ
すぐに水耕栽培を始めたい方は、WOOTANGの水耕栽培用のパキラもぜひご覧ください。
【関連記事】パキラの水耕栽培|育て方と水の量、根腐れ対策
