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パキラを大きくする方法

パキラを大きくする方法|成長速度を最大化する7つのコツ

【執筆者】中島大輔(WOOTANG代表)【最終更新日】2025年7月31日

観葉植物の中でも特に人気の高いパキラを、小さな苗から立派な大型株に育てたいと思いませんか?実はパキラの成長速度は驚くほど早く、適切な育て方をマスターすれば1年で20~50cmも大きくなることがあります。

この記事では、パキラを大きく成長させるための7つのポイントを初心者にもわかりやすく解説します。実生苗の選び方から日当たり、水やり、肥料、植え替え、剪定まで、プロの園芸家が実践している育て方のコツを順番にご紹介。愛情をかけて正しく管理すれば、あなたのパキラもきっと見違えるほど立派に育ってくれるでしょう。

 

1、種から育った苗を選ぼう

園芸店で販売しているパキラ

お店で売っているパキラには2つの種類があります。種から育った「実生苗」と、枝を切って根を出させた「挿し木苗」です。大きく育てたいなら実生苗がおすすめです。見分け方は簡単で、株元がぷっくりと膨らんでいるのが実生苗です。挿し木苗は幹の太さが上から下まで同じになっています。実生苗の方が成長が早く、太い幹になりやすいという特徴があります。

【参照記事】パキラ 実生と挿し木の違い/見分け方(emoltodolce.com)

 

2、明るい場所で育てよう

明るい窓際に置いてあるパキラ

パキラは太陽の光が大好きです。窓際の明るい場所に置くと元気に育ちます。ただし、夏の強い日差しは葉が焼けてしまうので、レースカーテン越しの光がベストです。暗い場所に置くと、ひょろひょろと細く伸びてしまいます。もし日当たりが悪い場所しかない場合は、週に2~3回、数時間だけでも明るい場所に移してあげると良いでしょう。春から秋は外に出してあげると、より元気に育ちます。

 

3、水やりは土が乾いてから

パキラに水をあげている女性

水やりのコツは「土の表面が乾いたらたっぷりあげる」ことです。鉢の底から水が出てくるまでしっかりと水をあげましょう。夏は土が乾きやすいので、こまめにチェックが必要です。冬は成長がゆっくりになるので、土が乾いてから3~4日待ってから水をあげます。土の乾き具合がわからない時は、指で触って確認してみてください。

 

【関連記事】パキラの育て方|おすすめは水耕栽培!初心者向け栽培のコツを解説

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4、春から秋に肥料をあげよう

パキラの根元に肥料を置いてある様子

大きく育てるには栄養が必要です。春から秋の間に、観葉植物用の肥料をあげましょう。置くだけの固形肥料なら2ヶ月に1回、液体肥料なら2週間に1回が目安です。液体肥料は水で薄めて使います。冬は成長が止まるので肥料はあげません。あげすぎると根が傷んでしまうので注意が必要です。元気に育てるために、肥料のパッケージに書かれた使い方をよく読んで使いましょう。

 

5、毎年植え替えをしよう

パキラの植え替え

パキラを大きく育てたいなら、毎年春に植え替えをするのがおすすめです。今の鉢より一回り大きな鉢に植え替えることで、根がのびのびと育ちます。植え替えには必ず新しい観葉植物用の土を使いましょう。古い土は栄養が少なくなっているからです。植え替え後は2週間ほど明るい日陰で様子を見て、新しい環境に慣れさせてから普通の場所に戻します。根が鉢からはみ出していたら植え替えのサインです。

【参照記事】パキラの育て方|植え替えや水やり、剪定のコツ(kohnan‑eshop.com)

 

6、適度に枝を切ろう

パキラの剪定

パキラは剪定をすることで、より太く丈夫に育ちます。梅雨の時期に余分な枝や葉を切ると、栄養が幹に集中して太くなります。最初は見た目が寂しくなりますが、秋には新しい葉が出てきて、前よりも立派な姿になります。込み合った枝を整理することで、全体に光と風が当たりやすくなり、病気や虫の予防にもなります。切る時は清潔なハサミを使い、切り口が雑にならないよう注意しましょう。

【参照記事】パキラの剪定と切り戻し方法(hyponex.co.jp)

 

7、温度と湿度に気をつけよう

パキラに葉水している様子

パキラは寒さが苦手なので、冬は10℃以上の場所で育てます。暖房の風が直接当たると葉が乾燥してしまうので、風の当たらない場所に置きましょう。霧吹きで葉に水をかけてあげると、乾燥を防げて元気に育ちます。これを葉水といいます。葉水は害虫の予防にもなるので、定期的に行うのがおすすめです。冬は窓際が冷えるので、部屋の中央寄りに移動させると安心です。

 

8、まとめ

パキラは成長が早く、条件が良ければ1年で20~50cmも伸びることがあります。毎日見ていると変化に気づきにくいですが、写真を撮って記録しておくと成長の様子がよくわかります。大きくなりすぎて天井につきそうになったら、剪定で高さを調整できます。パキラは長生きする植物なので、何年もかけてゆっくりと成長を楽しむことができます。愛情をかけて育てれば、きっと立派なパキラに育ってくれるでしょう。

 

 

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