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【観葉植物の水耕栽培】冬の管理方法、注意点、寒さに強い冬におすすめの観葉植物5選

本日は、観葉植物を水耕栽培する時の「冬の管理方法」について解説します。

冬は外気温が下がり、日照時間も短くなるため、熱帯性の観葉植物を育てる時は注意が必要です。特に水耕栽培ではガラス容器を使って育て、しかも根は常に水に浸かった状態のため、寒さの影響を受けやすい傾向があります。

また、植物全般、寒くなると根から水や養分を吸収する速度が遅くなり、成長活動が停滞します。そのため、冬の間は、植物が元気を無くしている時期なので、温度管理日当たり水やりには細心の注意が必要になります。

1、冬の温度管理で注意すべき点

水耕栽培の観葉植物は、室内で育てるため、冬の温度管理は暖房をつけた状態であれば、基本問題ありません。
(熱帯性植物が耐えられる最低気温は5〜10℃程度。冬に暖房をつけた部屋であれば15〜20℃前後)

冬に一番注意すべき点は、暖房を切ってしまう夜間の温度対策です。

夜間、暖房を切った室内は、深夜から朝方にかけて部屋全体の温度が急激に下がってしまいます。とはいえ、暖房を一晩中、つけておく訳にはいかないので、最低限できる対策としては、夜間、植物は窓際には置かないということです。

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窓際は、昼間は太陽の光が入り、部屋で一番暖かい場所ですが、夜間(特に深夜から朝方)は外の冷気を受けて、部屋の中で一番寒い場所になります。そのため、冬の夜間は窓際には置かずに、窓から2〜3m離した場所に移動させてください。

毎日の移動が面倒な方は、上記写真のように、窓から2〜3m離した場所が、窓からの間接光が当たるような明るい場所であれば、昼間もそこで育てて問題ありません。

 

2、冬の日照不足を防ぐ

冬は日照時間も短くなり、夏と比べると晴天の日も少なくなるので、日照不足にならないように注意が必要です。

植物が育つ明るさの目安は、無料アプリで計測することが可能です。

明るさ計測

光を計測できる無料アプリの使い方は、以下の記事内の「日照不足を防ぐコツ」で紹介しているで、ぜひ参考にしてみてください。

アプリで計測してみて、どうしても日当たり(光量)が足りない場合は、LEDランプを利用するのも良いでしょう。

わざわざ植物用のLEDランプを購入しなくても、市販のデスク用ランプで問題ありません。(植物工場などで使用している高額で性能の良い植物用LEDランプであれば、植物に適した光を与えられますが、市販品の安価なものは、「植物用」と謳っていても、効果はデスク用とあまり変わらない?気がします)

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LEDライトは、明るい部屋であれば補足光として1日5〜6時間、あまり光が入らない薄暗い部屋であれば1日8〜10時間程度、点けておくと良いでしょうか。

LEDライトの光はあまり遠くに届かないので、できる限りライトは植物に近づけてあげるのがポイントです。(LEDライトは熱を持たないので植物に近づけても安心です。ただし、葉水などで霧吹きの水がかかると感電の恐れがあるので気をつけてください)

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3、冬の水やりで注意すべき点

春から夏にかけて、たくさんの水を吸っていた植物も、気温が寒くなると成長が停滞するため、あまり水を吸わなくなります。

水をたくさん吸う成長期(3〜11月頃)は、根全体が浸かる程度の水量が必要ですが、停滞期(12〜2月)は、根が半分浸かる程度の水量で育てた方が元気に育つ傾向があります。根自体も呼吸をしているため、根の一部が空気中にあった方が根腐れしずらくなります。

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ただし、暖房などでお部屋の温度が常に高く、植物が冬でも水をたくさん吸うようでしたら、水切れを防ぐためにも(一度でも水が切れて無くなってしまうと枯れてしまうため)、水量は根全体が浸かる程度、入れておいた方が安心です。

植物が吸収する水の量を常に確認して、水量を調整してみてください。

また、冬は、朝に水道水の蛇口をひねった時に、最初に出てくる水がとても冷たいことがあります。(家の水道管に溜まった水が夜間、外気で冷やされるため)。冷たい水を植物に与えてしまうと、植物がストレスを受けて弱ってしまうことがあるため、水替えは朝一番の水は避けるのがおすすめです。

 

 

寒さに強い冬におすすめの観葉植物5選

熱帯性の植物の中でも、寒さに強く、冬でも育てやすい植物を紹介します。

フィカス アルテシマ

フィカスアルテシマ

葉の緑と黄緑のグラデーションが綺麗なフィカス・アルテシマ。ゴムの木の仲間なので、環境変化に強く、とても丈夫な植物です。寒さにも強く、根腐れもしずらいので、初心者の方におすすめです。

 

サンスベリア ゼラニカ

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ゼブラ柄のような縦模様が入った葉が特徴のサンスベリア・ゼラニカ。多肉植物のように葉に厚みがあるので、冬の寒さにも比較的強く丈夫です。乾燥にも強いので、冬に特におすすめの植物です。

 

 

サンスベリア ローレンチ

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虎の尾っぽのような見た目から別名「トラノオ」と呼ばれるサンスベリア ローレンチ。ゼラニカ同様、葉がとても硬くて厚みがあるため、冬の寒さに強い植物です。耐陰性も強く、乾燥にも強いので、季節を問わず、お部屋のインテリアグリーンに最適です。

 

 

ドラセナ サンデリアーナ

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笹のような細長い葉が特徴のドラセナ サンデリアーナ。別名「幸運の木」とも呼ばれ、風水でも人気の植物です。冬の寒さにも強く、とても丈夫です。ただし乾燥に少し弱く、お部屋が乾燥気味だと葉先が枯れることがあるので、冬は葉水をすると綺麗な葉の状態を保つことができます。

 

 

サンスバリア バキュラリス

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剣のような尖った葉が特徴のサンスベリア バキュラリス。ゼラニカ、ローレンチ同様、サンスベリア類は環境変化に強く、とても丈夫なので冬でも育てやすい植物です。特にバキュラリスは見た目がスタイリッシュなので、お部屋のワンポイントになるおすすめの植物です。

 

 

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