ポトスの増やし方とは?水挿しで水耕栽培する方法〜アイビー、ローズマリーの育て方も紹介
本日は、ポトス、アイビー、ローズマリーを水挿しして増やす方法を紹介します。枝を切って、水に挿すだけで、とても簡単に水耕栽培でき、どんどん増やすことができるのでお試しください。
ポトスを水挿しで水耕栽培する方法
水挿しですが、気温が15℃以上ないと、なかなか挿し穂(水挿し用に切った枝)から根が出てきません。
そのため、室内でする場合、冬であれば暖房のある暖かい部屋(なるべく太陽の光が当たる明るい窓辺など)で水挿しをしましょう。
屋外でする場合、冬は避け、気温が15〜20℃前後の季節(春、秋)に行うと根が早く出てきます。また、気温が25℃を超えてしまうと、根が出づらくなってしまうので(水温が上がると水中の酸素濃度が低下するため)真夏は避けた方がよいでしょう。
挿し穂を準備する
大きく成長した元気なポトスの親株を用意します。
枝先から15〜20cm程度のところに生えている「気根(きこん)」を探します。「気根」とは、地上部に出ている根のことで、空気中の水分や養分などを吸収する働きがあります。
ポトスの水挿しでは、この気根が根っこの役割をするので、丈夫そうな気根を残して、その下をハサミでカットします。
次に水に浸かる部分の葉を取り除きます。葉は2〜3枚あれば大丈夫です。
水挿しする
挿し穂を準備したら、水挿しで育てていきます。
ポトスの挿し穂、水耕栽培用の器(ガラス瓶でも可)、ミリオンAを用意します。
ミリオンAとは天然の鉱石(珪酸塩白土)で、水を浄化してくれて発根を促進してくれる効果があります。昔は切り傷などの治療にも使用されており、安全性が高いので安心して使えます。
ミリオンAを器の底に少したまる程度、入れます。
ポトスの挿し穂を入れ、水を入れます。
水の量はポトスの枝先が3〜4cm浸かる程度、入れましょう。
日当たりの良い明るい場所に置いて、発根させます。
水は1週間に1度、替えましょう。(水替えの際は、古いミリオンAは捨てて、新しいミリオンAを入れてください)
発根(3〜5週間)
育てる環境の気温によりますが、3〜5週間程度で、気根が伸びてきます。
この根(気根が伸びたもの)は、水に適応した根なので、このまま水耕栽培で育てることができます。
水やりは1週間に1度、減った分を足して、2〜3週間に1度、器の水を全部交換してください。(十分に根が伸びてきたらミリオンAは入れなくても大丈夫です)
水挿しでポトスをどんどん増やせることができ、素敵なインテリアグリーンになるのでおすすめです。
アイビー、ローズマリーを水挿しで水耕栽培する方法
アイビー、ローズマリーの水挿しは、ポトスとほぼ同じやり方で簡単にできます。
挿し穂の準備
アイビー、ローズマリーの挿し穂は、枝先から15〜20cmのところをハサミでカットします。(ポトスのように気根はないので、どこを切っても大丈夫です。)
水に浸かる部分の葉を取り除きます。
水挿しをする
日当たりの良い明るい場所に置いて、発根させます。
水は1週間に1度、替えましょう。(水替えの際は、古いミリオンAは捨てて、新しいミリオンAを入れてください)
発根(3〜5週間後)
水やりは1週間に1度、減った分を足して、2〜3週間に1度、器の水を全部交換してください。(十分に根が伸びてきたらミリオンAは入れなくても大丈夫です)
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