【執筆者】中島大輔(WOOTANG代表)【最終更新日】2026年2月16日
観葉植物を育ててみたいけれど、水やりのタイミングが分からない、すぐに枯らしてしまいそう、そんな不安を抱えていませんか。ポトスは、そんな初心者の方にこそおすすめしたい観葉植物です。艶のあるハート型の葉が美しく、日陰でも元気に育ち、少々水やりを忘れても枯れにくい丈夫さが魅力です。挿し木や水挿しで簡単に増やせるため、一株あれば家中を緑で彩ることもできます。この記事では、ポトスの基本的な育て方から水やり・剪定・植え替えの方法、土を使わない水耕栽培のコツまで、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。よくあるトラブルの対処法や、風水効果・花言葉についても詳しくご紹介。この記事を読めば、あなたもポトスを上手に育てられるようになります。緑のある豊かな暮らしを、ポトスと一緒に始めましょう。
1. ポトスとは|観葉植物初心者に最適な理由

1-1. ポトスの基本情報(学名・原産地・和名)
ポトスは学名をEpipremnum aureumといい、サトイモ科ハブカズラ属に分類される常緑つる性の観葉植物です。原産地はソロモン諸島や東南アジアの熱帯雨林地帯で、現地では樹木に着生しながら大きく成長します。和名は「黄金葛(オウゴンカズラ)」と呼ばれ、葉に入る美しい黄色の斑模様が名前の由来となっています。自生地では葉の大きさが1メートル以上に達することもあり、モンステラのような切れ込みが入るほど大型化しますが、室内栽培では通常10〜20センチ程度の葉を楽しむことができます。
1-2. ポトスが初心者におすすめな5つの理由
ポトスが観葉植物の中でも特に初心者に適しているのには明確な理由があります。第一に耐陰性が非常に高く、日光がそれほど当たらない場所でも元気に育つため、室内のさまざまな場所で栽培できます。第二に乾燥にも強く、多少水やりを忘れても枯れにくい丈夫さを持っています。第三に生育旺盛で成長が早く、失敗してもすぐにリカバリーできる再生力の高さが魅力です。第四に病害虫に強く、室内栽培では害虫被害もほとんどありません。第五に増やすのが簡単で、挿し木や水挿しで容易に株を増やせるため、一株購入すれば複数の鉢で楽しむことができます。これらの特性により、植物を初めて育てる方でも安心して栽培を始められます。
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1-3. ポトスの特徴(つる性・ハート型の葉・登坂性)
ポトスの最大の特徴は、つやのあるハート型の美しい葉です。葉は光沢があり、品種によって緑色の地に黄色や白の斑が入ります。つる性植物であるため、茎が長く伸びていき、室内でも1〜2メートルほどに成長します。興味深いのは登坂性という特性で、支柱やヘゴ棒を立てて上に向かって育てると、光合成が活発になり葉が大きく育ちます。逆に吊り鉢などで下に垂らして育てると、巻き付く対象を探すために移動しやすいよう葉が小さくなっていきます。
この特性を活かして、仕立て方によって全く異なる印象を楽しめるのもポトスの魅力です。また、茎の節には気根と呼ばれる根が発生し、これが他の植物や壁などに張り付いて成長を支えます。この気根は水耕栽培や挿し木での増やし方でも重要な役割を果たします。
2. ポトスの種類|人気品種と特徴
2-1. ポトスゴールド

ポトスゴールドは最も一般的で流通量の多い品種です。濃い緑色の葉に黄色の不規則な斑が入り、まさに黄金色に輝くような美しさからこの名前が付けられました。丈夫で育てやすく、病気にも強いため、初めてポトスを育てる方に最適な品種です。ホームセンターや園芸店、100円ショップでも手に入れやすく、価格も手頃なのが魅力です。斑の入り方には個体差があり、黄色が多いものほど明るい印象になります。日当たりが良い場所で育てると斑がはっきりと美しく出ますが、日陰でも問題なく成長します。
2-2. ポトスマーブル

ポトスマーブルは白い斑が美しい人気品種です。ゴールデンポトスとは逆に、白い葉に緑の斑が入るという特徴的な配色を持ちます。大理石(マーブル)のような模様が名前の由来で、エレガントで上品な雰囲気があります。白い部分が多いため葉焼けしやすく、直射日光は避けて明るい日陰で育てる必要があります。成長はゴールデンポトスよりもやや遅めですが、その美しさから人気が高く、インテリア性を重視する方におすすめの品種です。
2-3. ライム
ライムは明るいライムグリーン色の葉が特徴の品種です。斑が入らず、全体が鮮やかな黄緑色をしているため、他の品種とは一線を画す爽やかな印象を与えます。新芽は特に明るい黄緑色で、成長するにつれてやや深い緑色に変化していきます。明るい場所で育てるとより鮮やかな色になりますが、暗い場所では緑色が強くなります。モダンなインテリアや北欧風の部屋によく合い、近年人気が高まっている品種です。
2-4. ポトス・エンジョイ
ポトス・エンジョイは農林水産省の品種登録を受けたオランダ生まれの品種です。2007年にヨーロッパの花き市場で最高賞を受賞した実績を持ち、淡いクリーム色の斑が特徴です。ゴールデンポトスに比べて成長がゆっくりであるため、形が崩れにくく管理しやすいというメリットがあります。コンパクトにまとまりやすいので、デスクやテーブルなど限られたスペースでの栽培に適しています。
2-5. その他の人気品種
テルノシャングリラは波打つような葉が特徴の珍しい品種です。葉に強いウェーブがかかり、立体感のある姿が魅力的です。ステータスは銀色がかった白い斑が入る高級品種で、希少性が高く価格も高めに設定されています。パーフェクトグリーンは斑が入らない緑一色の品種で、シンプルな美しさが好まれます。このように、ポトスには多様な品種があり、好みのインテリアや育てる環境に合わせて選ぶことができます。
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3. ポトスの基本的な育て方|土栽培編

3-1. 適した置き場所と日当たり(耐陰性・葉焼け対策)
ポトスは明るい日陰を最も好みます。レースカーテン越しの窓辺や、窓から少し離れた明るい室内が理想的な置き場所です。直射日光に当てると葉焼けを起こして茶色く枯れてしまうため、特に夏場は注意が必要です。ただし、耐陰性が高いため蛍光灯やLED照明だけの環境でも育てることができます。完全に暗い場所では徒長して葉の間隔が広がり、斑の色も薄くなってしまいますが、週に数時間程度でも明るい場所に置くことで健康に育ちます。室内照明を1日6時間以上点けている部屋であれば、窓がなくても栽培可能です。
屋外で育てる場合は、軒下や木陰など直射日光が当たらない場所を選び、冬は室内に取り込む必要があります。エアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。風が当たり続けると葉が乾燥して枯れてしまいます。
3-2. 水やりの方法とタイミング
ポトスの水やりは季節によって頻度を変える必要があります。春から秋の生育期には、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。鉢底から水が流れ出るまでしっかりと与えることで、土の中の古い空気が押し出され、新鮮な空気が入ります。受け皿に溜まった水は根腐れの原因になるため、必ず捨てましょう。水やりのタイミングは、土の表面を指で触って確認します。表面が白っぽく乾いていたら水やりのサインです。
冬場はポトスの成長が緩慢になるため、水やりの頻度を減らします。土の表面が乾いてから2〜3日経ってから水を与えるようにしましょう。冬は気温が低く水の蒸発も少ないため、土が乾きにくくなります。過湿になると根腐れを起こしやすいので注意が必要です。
水やりで失敗しないコツは、与えすぎないことです。初心者が植物を枯らす原因の多くは水のやりすぎによる根腐れです。ポトスは乾燥には強いですが、過湿には弱い性質があります。迷ったときは少し乾かし気味に管理する方が安全です。また、葉水も重要なケアです。霧吹きで定期的に葉の表裏に水を吹きかけることで、葉の乾燥を防ぎ、ハダニなどの害虫予防にもなります。
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3-3. 適した土と用土の配合
ポトスは水はけの良い土を好みます。水はけが悪い土を使うと根が呼吸できずに根腐れを起こしてしまいます。初心者の方は市販の観葉植物用培養土を使用するのが最も簡単で確実です。観葉植物用の土には必要な栄養素が配合されており、水はけと保水性のバランスも適切に調整されています。
自分で土を配合する場合は、赤玉土小粒6、腐葉土3、川砂1の割合で混ぜるのが基本です。赤玉土は通気性と保水性に優れ、腐葉土は栄養分を供給し、川砂は排水性を高めます。より水はけを良くしたい場合は、パーライトやバーミキュライトを加えるのも効果的です。
表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うと、コバエの発生を防ぐことができます。コバエは有機質の土に卵を産み付けるため、表面を無機質で覆うことで産卵場所をなくすことができます。
3-4. 温度管理(適温・耐寒性)
ポトスの生育適温は15〜25度です。この温度範囲で最も元気に成長します。熱帯原産の植物であるため暑さには強く、30度程度までは問題なく育ちます。ただし、35度を超える猛暑日は生育が鈍ることがあります。
寒さには弱く、5度以下になると葉が傷み始めます。10度を下回ると成長が止まり、霜に当たると一晩で枯れてしまうこともあります。最低気温が15度を下回ってきたら、屋外で育てている場合は室内に取り込みましょう。冬は暖房の効いた暖かい部屋で管理するのが理想的ですが、暖房をかけない部屋でも10度以上を保てれば冬越しできます。ただし、窓際は夜間に冷え込むため、夜だけは部屋の中央に移動させるなどの工夫が必要です。
3-5. 肥料の与え方(種類・タイミング・頻度)
ポトスは肥料をあまり必要としない植物ですが、与えることで葉の色が濃くなり、成長が促進されます。肥料を与える時期は春から秋の生育期に限定します。冬場に肥料を与えると、成長が緩慢な時期のため吸収しきれずに肥料焼けを起こす可能性があります。
肥料には緩効性化成肥料と液体肥料の2種類があります。緩効性化成肥料は土の上に置くタイプで、2ヶ月に1回程度与えます。ゆっくりと溶けて効果が持続するため、頻繁に与える必要がありません。液体肥料は即効性があり、10日に1回程度、水やり代わりに与えます。規定の倍率に薄めて使用することが重要で、濃すぎると根を傷めてしまいます。
観葉植物専用の肥料は葉の成長を特に促すようにチッソ成分が多く含まれています。より大きく濃い緑の葉を育てたい場合は、観葉植物専用の肥料を選ぶと効果的です。
4. ポトスの水耕栽培|土を使わない育て方

4-1. ポトスが水耕栽培に適している理由
ポトスは水耕栽培に最も適した観葉植物の一つです。原産地の熱帯雨林は高温多湿で、樹木に着生して育つポトスの根は常に湿った環境にあります。この特性により、水中でも根腐れしにくく、水だけで健康に育つことができます。
茎の節から気根が出やすいのも水耕栽培に適している理由です。気根は水に触れるとすぐに水中根に変化し、水から養分を吸収し始めます。土栽培から水耕栽培に移行する場合でも、この気根が新しい環境への適応を助けます。
ポトスは少ない光量でも光合成ができる耐陰性を持っているため、室内のさまざまな場所で水耕栽培を楽しめます。土栽培では虫が発生しやすい日陰の場所でも、水耕栽培なら清潔に育てることができます。
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4-2. 水耕栽培のメリット
水耕栽培には土栽培にはない多くのメリットがあります。最大の利点は虫が発生しにくいことです。観葉植物に発生するコバエやキノコバエの多くは土の中の有機物に卵を産み付けますが、水耕栽培では土を使わないため虫の発生源がありません。清潔な環境を保てるため、キッチンやダイニングテーブル、寝室など、これまで植物を置くのをためらっていた場所にも安心して飾ることができます。
水やり管理が簡単なのも大きなメリットです。土栽培では土の乾き具合を確認して水やりのタイミングを判断する必要がありますが、水耕栽培では水の量が目で見て分かります。週に1回、減った分の水を足すだけで良いため、初心者でも失敗が少なくなります。長期の旅行や出張の際も、多めに水を入れておけば1〜2週間は問題なく育ちます。
インテリア性が高いことも見逃せません。透明なガラス容器に入れることで、根の成長を観察できるだけでなく、モダンで洗練された印象を与えます。和室にも洋室にも合うシンプルなデザインで、どんなインテリアにも調和します。水だけで育つ観葉植物は切り花のような感覚で楽しめ、好みの花を1〜2輪一緒に挿すこともできます。
根腐れしにくいのも水耕栽培の特徴です。土栽培では過湿による根腐れが起こりやすいですが、水耕栽培では根が常に水に触れているため、水の管理による失敗が少なくなります。ただし、水が古くなると根腐れの原因になるため、定期的な水替えは必要です。
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4-3. 水耕栽培の始め方
WOOTANGでは水に適応したポトスを販売しているので、購入後すぐに水耕栽培で育てることができます。
1、植物を器にセットする

WOOTANGのポトスは専用の器とセットで販売されています。器にフタを乗せた後、水耕栽培用に調整されたポトスを慎重に入れます。根を傷つけないよう、ゆっくりと優しく扱うことが重要です。フタは植物を安定させる役割があり、茎が適切な位置に固定されます。
2、水を入れる

器に水を入れる際は、必ず水道水を使用してください。意外に思われるかもしれませんが、浄水器の水や軟水は雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。水道水に含まれる適度な塩素が、雑菌の繁殖を抑制し、植物にとって清潔な環境を維持する効果があります。
3、水の量を調整する

ポトスの根の半分から2/3が浸かる程度の水量が最適です。根全体が完全に水に浸かっていても植物自体に害はありませんが、根元の一部が空気に触れている状態の方が、根の呼吸が活発になり健康的な成長を促進します。
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4-4. 水耕栽培での日々の管理
水耕栽培の日々の管理は土栽培よりもずっと簡単です。水替えの頻度は週に1回、減った分の水を足すのが基本です。水は蒸発により自然に減少するため、根の半分から3分の2が浸かる理想的な水位を維持するよう、適量を補給します。一度に大量の水を入れるのではなく、少しずつ様子を見ながら調整することが重要です。

2〜3週間に1度は、容器の水を全部交換しましょう。古い水には老廃物が溜まり、藻が発生したり水が濁ったりします。水替えの際は容器も軽く洗い、清潔な状態を保ちます。必ず水道水を使用してください。浄水器の水や軟水は雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。水道水に含まれる適度な塩素が、雑菌の繁殖を抑制し、植物にとって清潔な環境を維持します。
置き場所は土栽培と同じく、明るい日陰が適しています。直射日光が当たる場所では水温が上昇して根腐れの原因になります。レースカーテン越しの窓辺や、室内照明の明るい場所が理想的です。
水の量については注意が必要です。根全体が完全に水に浸かっていても植物自体に害はありませんが、根元の一部が空気に触れている状態の方が、根の呼吸が活発になり健康的な成長を促進します。水位が高すぎると茎の部分まで水に浸かり、最下部の葉が黄色く枯れることがあります。
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4-5. WOOTANGの水耕栽培ポトスの特徴
WOOTANGでは、水環境に適応したポトスを販売しています。特殊な栽培方法により、水の中に入れても根腐れしにくい丈夫な株に育てられています。購入後すぐに水耕栽培で育てることができ、専用の器とセットになっているため、届いたその日から観葉植物のある暮らしを始められます。
WOOTANGのポトスは水やりが週に1回、減った分を足すだけで良いため、忙しい方や初めて植物を育てる方でも安心です。透明なガラス容器で根の成長を観察できる楽しみもあります。虫の心配がなく清潔なので、キッチンやダイニングテーブルにも気軽に置くことができます。


育て方に関する疑問や不明点がある場合は、購入後もサポートを受けることができます。水耕栽培は成長がゆっくりであるため、年間で5〜10センチ程度の成長が目安です。基本的には大きさを現状維持しながら、美しい葉を楽しむスタイルです。

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5. ポトスの増やし方|挿し木・水挿し・株分け
5-1. 挿し木(土)での増やし方
挿し木は最も一般的な増やし方で、成功率も高い方法です。適した時期は5月から9月の暖かい時期で、特に梅雨時期は湿度が高く発根しやすいためおすすめです。真夏の猛暑日は避けた方が無難です。
健康な茎を15〜20センチの長さでカットします。切る位置は気根の少し上が理想的で、葉が2〜3枚付くようにします。切り口は斜めにカットすると水の吸収面積が増えて発根が促進されます。下の方の葉は取り除き、水に浸かる部分に葉が残らないようにします。

用意した挿し木用の土や川砂に挿します。市販の挿し木・種まき用の土は排水性と保水性のバランスが良く、初心者にも扱いやすいです。挿し穂を土に2〜3センチの深さまで挿し込み、軽く土を押さえて固定します。挿した後はたっ�りと水を与え、明るい日陰で管理します。
土が乾かないよう、毎日水やりを続けます。1ヶ月ほどで発根し、新芽が出始めたら成功のサインです。新しい葉が2〜3枚出てきたら、通常の観葉植物用の土に植え替えて、普通の管理に切り替えます。
5-2. 水挿しでの増やし方
水挿しは挿し木よりもさらに簡単で、根の成長を目で確認できる楽しみがあります。土を使わないため清潔で、キッチンや食卓にも置けるのが魅力です。適した時期は挿し木と同じく5月から9月です。
茎を15〜20センチの長さでカットし、水に浸かる部分の葉を取り除きます。気根がある節の少し上で切ると発根しやすくなります。透明なガラス容器やコップに水を入れ、挿し穂を挿します。水の量は気根が浸かる程度で十分です。

明るい日陰に置き、水は週に1回交換します。水が濁ったり臭いがしたりする場合は、それより早めに交換しましょう。ミリオンAを底に少量入れると、水の浄化と発根促進の効果があります。

3〜5週間で気根から新しい根が伸びてきます。根が5センチ以上になったら、そのまま水耕栽培で育て続けることも、土に植え替えることもできます。水挿しで育てたポトスは水に適応しているため、水耕栽培で育てる方が失敗が少なくおすすめです。
水挿しのメリットは、発根の様子が観察できることと、複数の挿し穂を同時に増やせることです。一つの容器に数本まとめて挿すこともでき、ボリュームのある水耕栽培を楽しめます。
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5-3. 株分けでの増やし方
株分けは大きく育ったポトスを複数の株に分ける方法です。挿し木や水挿しと違い、すでに根がついた状態で分けられるため、分けた後の生育が早いのが特徴です。適した時期は植え替えと同じく5月から8月です。
鉢からポトスを取り出し、根についた土を軽く落とします。株元を観察して、自然に分かれそうな部分を見つけます。無理に引き裂くのではなく、手で優しくほぐすように分けていきます。それぞれの株に十分な根と茎がついているか確認しましょう。
分けた株をそれぞれ新しい鉢に植え付けます。根を傷めているため、植え付け後1〜2週間は明るい日陰で管理し、水やりは控えめにします。新しい根が伸びて株が安定してきたら、通常の管理に戻します。
株分けは一度にたくさんの株を増やすことはできませんが、すでに育った株を分けるため、すぐに見栄えの良い鉢植えができるのがメリットです。
6. ポトスの剪定方法|時期とコツ
6-1. 剪定が必要な理由
ポトスは成長が早く、放置すると2メートル以上につるが伸びてしまいます。伸びすぎたつるは見た目のバランスが悪くなるだけでなく、下の方の葉が落ちて貧相な印象になります。剪定することで、枝数が増えてボリュームのある株に育ちます。
剪定には株を若返らせる効果もあります。古くなった葉や黄色くなった葉を取り除くことで、新しい葉の成長を促進します。風通しが良くなり、病害虫の予防にもつながります。切り取ったつるは挿し木や水挿しで増やせるため、剪定は新しい株を作る機会でもあります。
6-2. 剪定に適した時期
剪定に最適な時期は春から秋の生育期、特に5月から10月です。この時期は気温が高く、切り口の回復が早いため、剪定後の負担が少なくなります。真夏の猛暑日は植物が弱りやすいため、できれば避けた方が良いでしょう。
冬は成長が止まっているため、剪定は控えます。冬に剪定すると切り口からの回復が遅く、そこから病気が入る可能性があります。また、新芽が出るまでに時間がかかり、見た目も寂しくなります。
6-3. 剪定の手順とポイント
剪定には切れ味の良いハサミやナイフを使用します。切れ味が悪いと切り口が潰れて回復が遅くなります。使用前にハサミを消毒用アルコールで拭いておくと、病気の感染を防げます。
剪定する位置は、葉の付け根から1センチ上が基本です。節と節の間で切ると、そこから新しい芽が出にくくなります。つるが長く伸びすぎている場合は、3分の1から2分の1程度の長さまで切り戻します。一度に切りすぎると株が弱るため、全体のバランスを見ながら少しずつ剪定しましょう。
枯れた葉や黄色くなった葉は、付け根から切り取ります。風通しを良くするため、混み合った部分の葉も間引きます。切り取ったつるは捨てずに、水挿しや挿し木で増やすのがおすすめです。
ポトスの樹液には皮膚がかぶれる成分が含まれているため、剪定の際は手袋を着用しましょう。万が一樹液が皮膚についた場合は、すぐに流水で洗い流してください。
6-4. 剪定後のケア
剪定直後は切り口から水分が蒸発しやすいため、水切れに注意します。ただし、過湿にならないよう水やりの量は通常通りで構いません。明るい日陰に置き、直射日光は避けます。
2〜3週間で切り口から新しい芽が伸びてきます。新芽が出始めたら、通常の管理に戻して大丈夫です。剪定後は肥料を与えると新芽の成長が促進されますが、切ってすぐではなく新芽が動き出してから与えましょう。
剪定は年に1〜2回行うのが理想的です。定期的に剪定することで、こんもりとした形の良い株を維持できます。
7. ポトスの植え替え|タイミングと方法
7-1. 植え替えが必要なサイン(根詰まり)
ポトスは成長が早いため、根も鉢の中で急速に広がります。根詰まりを起こすと、水の流れが悪くなり、養分の吸収も酸素の吸収もできなくなります。植え替えが必要なサインを見逃さないようにしましょう。
鉢底から根が出ている場合は、根詰まりの明らかなサインです。水やりをしても水の染み込みが悪く、鉢底からなかなか水が出てこない場合も根詰まりの可能性があります。下の方の葉が次々と黄色くなって落ちる場合も、根詰まりにより養分が行き届いていないサインです。
購入してから2〜3年経過している場合は、目に見える症状がなくても植え替えを検討しましょう。定期的な植え替えは株を健康に保つために重要です。
7-2. 植え替えに適した時期
植え替えに最適な時期は5月から7月です。気温が上がり、ポトスの成長が活発になる時期であるため、根の回復が早く失敗が少なくなります。真夏の猛暑日や秋以降は避けた方が無難です。
ただし、暖かい室内で管理している場合は、時期を問わず植え替えができます。室温が15度以上あれば、冬でも植え替え可能です。
7-3. 植え替えの手順
植え替えの前日に水やりをしておくと、根と土が絡みやすく作業がしやすくなります。新しい鉢は今までの鉢より一回り大きいサイズを選びます。大きすぎる鉢は過湿になりやすく根腐れの原因になります。
鉢からポトスを取り出し、根についた古い土を3分の1程度落とします。黒く変色した根や傷んだ根はハサミで切り取ります。新しい鉢の底に鉢底石を入れ、その上に新しい土を少し入れます。
ポトスを鉢の中央に置き、周りから土を入れていきます。割り箸などで土を突いて、根の間にしっかり土が入るようにします。ウォータースペース(水やりのための余裕)を鉢の上部に2〜3センチ残すように土の量を調整します。
植え替え後はたっぷりと水を与え、鉢底から水が流れ出るまで水やりします。これにより土が締まり、根と土が密着します。
7-4. 植え替え後の管理
植え替え直後は根がダメージを受けているため、1〜2週間は明るい日陰で管理します。直射日光は避け、風通しの良い場所に置きましょう。水やりは控えめにし、土の表面が乾いてから与えます。過湿になると根腐れしやすいため注意が必要です。
新しい葉が伸び始めたら、根が活着したサインです。この時点で通常の場所に戻し、普段通りの管理に切り替えます。植え替え後1ヶ月程度は肥料を与えないようにしましょう。新しい土には栄養分が含まれているため、追加の肥料は不要です。
8. ポトスのよくある問題と対処法(Q&A形式)
8-1. 葉が黄色くなる原因と対策
ポトスの葉が黄色くなる原因はいくつか考えられます。最も多いのは水のやりすぎによる根腐れです。根が常に湿った状態だと酸素不足になり、根が腐って葉が黄色くなります。この場合、土の表面が乾くまで水やりを控え、根の状態を確認しましょう。根が黒く変色している場合は、傷んだ根を切り取って新しい土に植え替える必要があります。
肥料不足も葉が黄色くなる原因です。特に下の方の古い葉から黄色くなっていく場合は、養分不足の可能性が高いです。生育期に液体肥料を与えて様子を見ましょう。回復したら緩効性の置き肥を与えます。
根詰まりでも葉が黄色くなります。鉢底から根が出ていたり、水の染み込みが悪かったりする場合は、一回り大きな鉢に植え替えましょう。
水耕栽培の場合、水の量が多すぎると最下部の葉が黄色くなることがあります。水位を下げて、根の一部が空気に触れるようにすると改善されます。
自然な老化でも下の方の葉が黄色くなります。この場合は特に問題なく、黄色くなった葉を取り除くだけで大丈夫です。
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8-2. ポトスに元気がない・成長が遅い
ポトスの元気がなく成長が遅い場合、最も多い原因は日照不足です。完全に暗い場所や、日中も照明をつけない部屋で育てていると、光合成ができず徒長してしまいます。葉の間隔が広がり、葉の色も薄くなります。明るい場所に移動させるか、植物育成ライトを使用すると改善されます。
水不足も元気がなくなる原因です。土栽培の場合、土がカラカラに乾いてから時間が経つと、葉がしおれて元気がなくなります。水耕栽培でも水が完全になくなると同様の症状が出ます。たっぷり水を与えれば数時間で回復します。
温度が低すぎる場合も成長が止まります。ポトスは10度以下になると成長が緩慢になり、5度以下では葉が傷み始めます。冬場は暖かい場所に移動させましょう。
根詰まりや根腐れでも元気がなくなります。根の状態を確認し、必要に応じて植え替えや根の整理を行いましょう。
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8-3. 葉先が枯れる・茶色くなる
葉先が茶色く枯れる原因として最も多いのは葉焼けです。直射日光に当てると、葉の先端や縁から茶色く変色して枯れていきます。特に斑入り品種は葉焼けしやすいため注意が必要です。葉焼けした葉は元に戻らないため、枯れた部分をハサミで切り取り、直射日光の当たらない場所に移動させましょう。
乾燥も葉先が枯れる原因です。エアコンや暖房の風が直接当たる場所、湿度の極端に低い環境では、葉先から水分が失われて枯れていきます。置き場所を変えるか、葉水で湿度を補いましょう。
水不足が続いた場合も葉先から枯れ始めます。土の乾燥に気づかず放置すると、葉先が茶色くカリカリになります。定期的な水やりを心がけましょう。
根詰まりでも葉先が枯れることがあります。根が詰まって水を吸い上げられなくなると、葉の先端まで水分が届かなくなります。植え替えで改善されます。
8-4. 害虫対策(ハダニ・カイガラムシ・アブラムシ)
ポトスは比較的害虫に強い植物ですが、環境によっては害虫が発生することがあります。最も多いのはハダニで、葉の裏側に寄生して養分を吸います。葉の表面に白い斑点ができ、ひどくなると葉全体が白っぽくなって枯れます。ハダニは乾燥した環境を好むため、定期的な葉水が最も効果的な予防法です。発生した場合は、水圧の強いシャワーで洗い流すか、専用の殺虫剤を使用します。
カイガラムシは茎や葉に付着し、白い綿のような物質で覆われています。見つけたら歯ブラシやピンセットで取り除きます。数が多い場合は殺虫剤を使用しますが、カイガラムシは殻に覆われているため薬剤が効きにくく、何度か繰り返す必要があります。
アブラムシは新芽や若い葉に群がります。見つけ次第、水で洗い流すか、粘着テープで取り除きます。数が多い場合は殺虫剤を使用します。
害虫予防には定期的な葉水と風通しの良い環境が重要です。室内で育てている場合は、時々屋外に出して風に当てることも効果的です。水耕栽培の場合は土がないため、害虫の発生リスクが大幅に低くなります。
8-5. 病気対策(炭そ病)
ポトスがかかりやすい病気として炭そ病があります。高温多湿の時期に発生しやすく、葉に褐色の斑点ができます。斑点は次第に広がり、葉全体が枯れてしまうこともあります。
炭そ病を発見したら、病気の葉をすぐに取り除いて処分します。他の健康な葉に広がるのを防ぐため、病気の葉を触った後は手を洗ってから他の葉に触れましょう。風通しを良くし、葉が密集している部分は剪定して通気性を改善します。
予防には適切な管理が重要です。過湿を避け、風通しの良い場所で育てることで発生リスクを減らせます。葉水を与える際は、夜間ではなく午前中に行い、夕方までに葉が乾くようにします。夜間に葉が濡れたままだと、病気が発生しやすくなります。
9. ポトスの花言葉と風水効果
9-1. ポトスの3つの花言葉

ポトスには「永遠の富」「華やかな明るさ」「長い幸」という3つの美しい花言葉があります。永遠の富という花言葉は、ポトスの光沢のある葉が豊かさを象徴し、つるが上へ上へと伸びていく様子が富の蓄積を連想させることに由来します。ビジネスの成功や金運アップを願う方に人気の花言葉です。
華やかな明るさは、ポトスの艶やかな緑の葉と、品種によって異なる美しい斑模様が空間を明るく彩ることから付けられました。どんな部屋にも馴染む美しさと、育てる人の心を明るくする力を表現しています。
長い幸という花言葉は、ポトスの生命力の強さと、長く育てられることに由来します。適切に管理すれば何年も美しい葉を楽しめることから、長く続く幸せを象徴する植物とされています。
これらの花言葉から、ポトスは新築祝いや開店祝い、結婚祝いなどのギフトとして選ばれることが多い観葉植物です。
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9-2. ポトスの風水効果

風水においてポトスは非常に強力なパワーを持つ植物とされています。最も注目されるのは恋愛運アップの効果です。ハート型の葉は愛情や人間関係を象徴し、恋愛運や対人運を高めると言われています。特に葉が大きく育つほど、その効果は強まるとされています。
金運アップの効果も期待できます。上に向かって成長する性質が運気の上昇を表し、艶やかな葉が富を引き寄せるとされています。オフィスや店舗に置くことで、ビジネスの成功をサポートすると信じられています。
邪気払いと浄化作用も重要な効果です。ポトスは空気清浄能力が高く、室内の有害物質を吸収してくれます。風水的にも悪い気を吸収し、良い気を循環させる力があるとされています。
健康運向上の効果もあります。観葉植物を育てること自体がストレス軽減につながり、ポトスの明るい緑色は目の疲れを癒し、心を落ち着かせる効果があります。
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9-3. 運気を上げる置き場所

ポトスの風水効果を最大限に引き出すには、置き場所が重要です。玄関は気の入り口とされ、ポトスを置くことで良い気を取り入れ、悪い気を浄化できます。玄関を入って右側に置くと金運アップ、左側に置くと健康運アップの効果があるとされています。
リビングは家族が集まる場所であり、人間関係運を高める効果があります。テレビの横やソファの近くに置くことで、家族の絆を深め、コミュニケーションを円滑にします。リビングの東側に置くと仕事運、南東に置くと恋愛運が上がるとされています。
寝室に置くと健康運と恋愛運がアップします。ベッドの頭側ではなく足元に置くのが風水的に良いとされています。ただし、大きすぎるポトスは陽の気が強すぎて睡眠を妨げることがあるため、小ぶりなものを選びましょう。
トイレや洗面所は陰の気が溜まりやすい場所です。ポトスを置くことで気を浄化し、健康運を高められます。水回りに植物を置くことで金運の流出を防ぐ効果もあるとされています。
書斎やデスク周りに置くと、仕事運や勉強運がアップします。集中力を高め、良いアイデアが浮かびやすくなるとされています。
方角による効果も考慮すると、さらに風水効果を高められます。東は仕事運と健康運、南東は恋愛運と対人運、南は人気運、南西は家庭運、西は金運、北西は出世運、北は恋愛運と金運、北東は変化と転換をもたらすとされています。
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10. ポトスの毒性について|ペットや子供への注意点
10-1. ポトスの有毒成分
ポトスはサトイモ科の植物であり、シュウ酸カルシウムという成分を含んでいます。この成分は針状の結晶構造をしており、葉や茎、樹液に含まれています。人間やペットが口にすると、口腔内や消化器官の粘膜を刺激します。
シュウ酸カルシウムは植物が身を守るために持つ防御機構の一つで、多くのサトイモ科植物に共通して含まれています。ポトスだけでなく、モンステラやフィロデンドロン、スパティフィラムなども同様の成分を持っています。
10-2. 誤食した場合の症状
人間が誤ってポトスを口にした場合、口腔内や喉の痛み、腫れ、灼熱感が現れます。よだれが多く出たり、吐き気や嘔吐が起こることもあります。皮膚に樹液が付着すると、体質によってはかぶれや発疹が出ることがあります。
犬や猫などのペットが食べた場合も、同様の症状が現れます。口の周りを気にして前足で擦ったり、よだれを垂らしたり、食欲がなくなったりします。重症の場合は呼吸困難や痙攣を起こすこともあるため、注意が必要です。
10-3. ペットを飼っている家庭での対策
ペットを飼っている家庭でポトスを育てる場合は、いくつかの対策が必要です。最も確実なのは、ペットが届かない高い場所に置くことです。吊り鉢を使ったり、高い棚の上に置いたりすることで、ペットが葉を噛む機会を減らせます。
猫は高いところに登る習性があるため、猫を飼っている場合は完全に届かない場所を確保するか、ポトス以外の安全な観葉植物を選ぶことも検討しましょう。ペットグラスなど、ペット用の安全な植物を用意することで、観葉植物への興味を分散させることもできます。
剪定や植え替えの際は、ペットが近づかない場所で作業し、切った葉や樹液が付いた手でペットに触れないよう注意しましょう。作業後は手を洗い、床に落ちた葉や樹液はすぐに拭き取ります。
小さな子供がいる家庭でも同様の注意が必要です。子供の手の届かない場所に置き、葉を触ったり口に入れたりしないよう見守りましょう。ポトスの毒性は重篤なものではありませんが、適切な対策を取ることで安全に育てることができます。
11. ポトスの値段相場|サイズ別・品種別
11-1. 小型ポトス(2号〜3号鉢)
小型のポトスは最も手頃な価格で購入できます。2号鉢から3号鉢サイズで、高さ10〜15センチ程度のものが一般的です。ホームセンターや園芸店では300円から800円程度で販売されています。100円ショップでも時々見かけることがあり、100円から300円程度で手に入ります。
小型サイズは初めて観葉植物を育てる方や、複数の鉢を並べて楽しみたい方におすすめです。成長が早いため、小さな苗でも1年ほどで立派なサイズに育ちます。デスクやテーブルに置きやすいサイズ感も魅力です。
11-2. 中型ポトス(4号〜6号鉢)
中型サイズは4号鉢から6号鉢で、高さ20〜40センチ程度です。価格は1,000円から3,000円程度が相場です。ある程度育った状態で販売されているため、購入してすぐに存在感のあるインテリアグリーンとして楽しめます。
支柱に巻き付けられたタワー仕立てや、吊り鉢に植えられたハンギングタイプなど、仕立て方によって価格が変わります。タワー仕立ては2,000円から5,000円程度、ハンギングタイプは1,500円から4,000円程度です。
11-3. 大型ポトス(7号鉢以上)
7号鉢以上の大型ポトスは、高さ50センチ以上のものが多く、価格は3,000円から10,000円程度です。支柱を立てて高さのあるタワー仕立てにしたものは、見栄えが良く存在感があります。背の高いタワー仕立ては5,000円から30,000円程度と、サイズや仕立ての美しさによって価格が大きく変わります。
大型サイズは玄関やリビングの目立つ場所に置くのに適しています。すでに立派に育った状態で購入できるため、すぐにインテリアの主役として活躍します。
11-4. 品種による価格差
品種によっても価格は異なります。最も一般的なゴールデンポトスは比較的安価で、小型なら300円から、中型でも1,000円前後で購入できます。マーブルクイーンやライムはやや希少性が高く、同じサイズでも500円から1,000円程度高くなります。
ポトス・エンジョイは品種登録されたブランド品種であるため、他の品種より高めの価格設定です。小型でも1,000円前後、中型では2,000円から4,000円程度です。テルノシャングリラやステータスなどの希少品種は、さらに高価で5,000円から10,000円以上することもあります。
11-5. 水耕栽培ポトスの価格
水耕栽培用に調整されたポトスは、土栽培のものより少し高めの価格です。WOOTANGでは、水環境に適応したポトスを専用の器とセットで販売しており、Mサイズで6,900円、植物のみの買い替え用は3,700円です。

水耕栽培用のポトスは、購入後すぐに水だけで育てられるよう根が調整されているため、失敗が少なく初心者におすすめです。透明なガラス容器とセットになっているため、インテリア性も高くなります。
一般的な土栽培のポトスを自分で水耕栽培に移行させることも可能ですが、根が水に適応するまで1〜2週間かかり、その間に枯れてしまうリスクもあります。確実に水耕栽培を楽しみたい場合は、最初から水耕栽培用に育てられたものを購入するのが安心です。
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12. まとめ|ポトスで緑のある暮らしを始めよう
ポトスは観葉植物の中でも特に育てやすく、初心者から上級者まで幅広く愛されている植物です。耐陰性が高く、少々の水やり忘れにも耐える丈夫さを持ち、増やすのも簡単という三拍子揃った魅力があります。
土栽培でも水耕栽培でも育てられる柔軟性があり、ライフスタイルや好みに合わせて栽培方法を選べます。土栽培は植物本来の育て方で大きく成長させやすく、水耕栽培は虫の心配がなく清潔でインテリア性が高いという、それぞれのメリットがあります。
多様な品種から選べるのも魅力です。定番のゴールデンポトスから、エレガントなマーブルクイーン、爽やかなライム、管理しやすいポトス・エンジョイまで、好みのインテリアや育てる環境に合わせて選ぶことができます。
花言葉や風水効果も素晴らしく、永遠の富、華やかな明るさ、長い幸という前向きなメッセージを持ち、恋愛運や金運、健康運を高める効果があるとされています。置き場所を工夫することで、さらに運気アップが期待できます。
ポトスは剪定や植え替えなどの基本的な手入れさえ押さえておけば、何年も美しい葉を楽しめる長寿の植物です。挿し木や水挿しで簡単に増やせるため、一株購入すれば家中を緑で彩ることもできます。
毒性については注意が必要ですが、適切な管理とペットや子供への配慮をすれば、安全に育てることができます。値段も手頃で、小さな苗なら数百円から購入できるため、気軽に観葉植物のある暮らしを始められます。
ポトスと一緒に過ごす時間は、日々の暮らしに癒しと潤いをもたらしてくれます。水やりや葉の成長を見守ることで、植物との対話を楽しみ、緑のある豊かな生活を実感できるでしょう。土栽培でも水耕栽培でも、あなたに合った方法でポトスとの暮らしを始めてみませんか。
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