【執筆者】中島大輔(WOOTANG代表)【最終更新日】2026年4月16日
アグラオネマという名前を耳にしたことはあっても、どんな植物なのか、どう育てれば良いのかわからないという方は多いのではないでしょうか。ダークグリーンの葉に浮かぶ幾何学的な斑模様、光の加減で宝石のように輝く葉面——アグラオネマはタイで「タイの宝石」とも称される観葉植物で、その圧倒的なインテリア性と育てやすさから、世界中の植物愛好家に支持されています。
本記事では、アグラオネマの基本的な特徴から、マリア・ホワイトステム・シルバークイーン・ピクタム・ビューティーなど人気品種の解説、土栽培の育て方、そして近年特に注目を集める水耕栽培での育て方まで、初心者でも迷わず実践できるよう丁寧に解説します。増やし方・剪定・冬越し・花言葉・葉が垂れる原因まで網羅的にお伝えします。
1、アグラオネマってどんな植物?【基本を知ろう】

アグラオネマの特徴と原産地
アグラオネマ(Aglaonema)は、サトイモ科アグラオネマ属に分類される常緑性の多年草です。原産地は熱帯アジア——タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、中国南部などの熱帯雨林地帯で、現在は世界中で約100種類以上もの品種が知られています。学名の由来はギリシャ語の「アグオス(輝く)」と「ネーマ(糸)」で、花のおしべが輝いて見えることに由来します。英語では「Chinese Evergreen(チャイニーズエバーグリーン)」と呼ばれており、これが英語名として広く使われています。
アグラオネマの最大の魅力は、その葉の美しさです。ダークグリーン・ライトグリーン・シルバー・クリーム・ピンク・赤など、品種によってまったく異なる模様・配色を持ち、まるで絵画のような葉面が部屋のどんな場所にも映えます。タイでは古くから「家に富と幸福をもたらす植物」として親しまれており、特に富裕層からの需要が高く、アジア各国で競うように新品種の開発が進んでいます。
耐陰性が非常に高く、「明るい室内」から「薄暗い室内」まで幅広い光条件に対応できるのも大きな特徴のひとつです。水やりへの耐性もあり、多少の管理ミスにも動じない強さを持つため、植物を初めて育てる初心者の方にも安心しておすすめできる観葉植物といえます。
アグラオネマの種類【人気品種・レア品種を解説】
アグラオネマには数多くの品種があり、その品種の豊富さも人気の理由のひとつです。ここでは特に人気の高い品種・希少種・レアな品種を紹介します。
アグラオネマ・マリア(Maria)

アグラオネマを語る上で外せない定番中の定番がマリアです。ダークグリーンの葉に淡いグリーンの斑が迷彩柄のように広がるシックな美しさが特徴で、映画『レオン』で主人公のレオンが大切に育てていた植物としても有名です。映画の中でマリアは「唯一の友人」と称されており、アグラオネマ・マリアの知名度と人気を押し上げた一因にもなっています。
耐陰性が特に高く、比較的暗い室内でも元気に育ち、成長はゆっくりでコンパクトな姿を長く楽しめます。空気清浄効果も認められており、インテリアとしての実用性も抜群です。
アグラオネマ・ホワイトステム(White Stem)

ホワイトステムは、その名のとおり葉茎(茎)が真っ白に近い色をしているのが最大の特徴です。葉もグリーンと白が融合したような上品な模様で、スタイリッシュな雰囲気を持ちます。マリアが横に広がって株立ちになるのに対し、ホワイトステムは上に向かってすっきりと伸びていくため、縦に空間を使うインテリアに最適です。耐陰性が強く根も丈夫で、水耕栽培でも非常に育てやすい品種です。
アグラオネマ・シルバークイーン(Silver Queen)

シルバークイーンは、シルバーがかったライトグリーンの葉面に濃いグリーンの斑が入る、洗練された印象の品種です。その名の通り女王を思わせる気品があり、インテリアの主役として空間を引き締めます。比較的流通量が多く入手しやすい品種ですが、他の品種と比べると葉の模様が繊細で美しいため、コレクターにも人気があります。耐陰性はマリアと同様に高く、室内管理しやすい品種です。
アグラオネマ・ピクタム(Pictum)
ピクタム(Aglaonema pictum)は、アグラオネマの中でもとりわけ個性的な品種で、深い緑の葉面にグレーやシルバーの斑がランダムに散りばめられた「迷彩模様」が最大の特徴です。その唯一無二のデザイン性から世界中のコレクターに熱狂的に支持され、品種によっては非常に高値で取引されるレア・希少種も存在します。特に「ピクタム トリカラー」は3色の斑模様が美しく、希少種として知られています。一般的な品種と比べるとやや栽培難易度が上がりますが、その美しさは格別です。
アグラオネマ・ビューティー(Beauty)

ビューティーは、その名の通り美しさに特化した品種で、明るいグリーンとクリームイエローが混ざり合う華やかな葉模様が特徴です。明るい色合いのため、部屋に置いた際の存在感が強く、インテリアに鮮やかさを加えたい方に特におすすめです。
アグラオネマ・レッドゴールド(Red Gold)・赤系品種

近年、タイを中心とした東南アジアで品種改良が盛んに行われ、ピンクや赤系のカラフルなアグラオネマが次々と登場しています。レッドゴールドはその代表格で、赤みを帯びた葉脈とゴールドがかった葉面の対比が非常に美しい品種です。赤系品種は一般的に光量が多い環境を好み、明るい場所に置くほど葉の発色が鮮やかになります。比較的新しい改良種が多く、その中にはまだ市場に出回っていないレア品種や希少種も多いため、コレクターにとっても注目度の高いカテゴリーです。
アグラオネマ・カーティシー(Curtisii)
カーティシーは、濃いグリーンの葉にシルバーの斑が中央部に走るシャープな模様が特徴の品種です。比較的コンパクトにまとまりやすく、デスクや棚の上で育てるのに向いています。シルバークイーンと並んでアグラオネマの中でも古くから栽培されてきた品種のひとつです。
アグラオネマの花言葉と風水効果

花言葉
アグラオネマの花言葉は「青春の輝き」「スマート」です。洗練された葉模様と生命力あふれる姿が由来となっています。映画『レオン』でも主人公に寄り添う存在として描かれたように、アグラオネマは「大切なものと共に輝く」というイメージを強く持つ植物です。新築祝い・誕生日プレゼント・開業祝いの贈り物としても非常に喜ばれます。
▶ アグラオネマの花言葉・風水効果についての詳細記事はこちら(WOOTANG)
風水効果
風水においてアグラオネマは、金運・財運・仕事運を引き寄せる植物として知られています。特にアジア圏では古くから「財を呼ぶ植物」として重宝されており、タイでは「幸せを招くタイの宝石」とも呼ばれます。葉が上方向に向かって成長する特性から「陽の気を発する植物」とされ、停滞した運気を上昇させる効果があるとされています。玄関・リビング・書斎・デスク周りに置くことで効果が高まるとされており、風水効果を最大化するには、植物を清潔に保ち、枯れ葉をこまめに取り除くことが大切です。
2、アグラオネマの土での育て方【栽培ガイド】
アグラオネマは熱帯アジア原産の植物のため、日本の気候に合わせた適切な管理が必要です。とはいえ、基本を押さえれば非常に丈夫で育てやすい植物です。光・水・温度の3要素を理解することが、長く元気に育てるための鍵です。
置き場所と日当たり

室内での置き場所
アグラオネマは耐陰性が高く「暗い場所でも育つ」というイメージが先行していますが、本来は明るい間接光を好む植物です。レースカーテン越しに明るい光が差し込む窓際が最も理想的な場所です。日当たりが不足すると、葉の模様が薄くなったり、茎が徒長(ひょろひょろと間延び)したりする原因になります。特に赤系・カラフル系の品種は光量が多いほど葉の発色が鮮やかになるため、なるべく明るい場所に置くことをおすすめします。
エアコンの風が直接当たる場所は葉先が乾燥・枯れる原因になります。また夏場に窓ガラス越しの強い直射日光が長時間当たると葉焼けを起こすため注意が必要です。
屋外での置き場所
アグラオネマは5月から10月の温かい時期であれば屋外でも楽しむことができますが、直射日光が長時間当たらない半日陰の場所が必須条件です。熱帯雨林の林床で育つ植物であるため、強い直射日光には慣れておらず、葉焼けが起きやすくなります。気温が15℃を下回るようになったら必ず室内に取り込んでください。
水やりの基本(土栽培の場合)
土で育てるアグラオネマは「やや乾燥気味に管理する」のが基本です。土の表面が完全に乾いてから2〜3日後を目安に、鉢底から水が出るくらいたっぷりと水をあげましょう。春から夏の生育期は週1〜2回程度、秋冬は月2回程度を目安に、土の状態をしっかり確認しながら水やりの頻度を調整してください。
受け皿に溜まった水はその都度必ず捨ててください。根が常時水に浸かっていると根腐れの原因になります。葉に霧吹きで水を与える「葉水」は、乾燥しやすい季節に1日1〜2回程度行うと葉が生き生きと美しくなります。アグラオネマは高温多湿の環境を好む植物なので、特に冬場の乾燥した室内では葉水が有効です。
肥料の与え方
肥料は生育期の春から秋(4月〜9月)のみ与えます。緩効性化成肥料を2〜3ヶ月に1回土の上に置くか、液体肥料を規定量より薄めて2週間に1回程度与えるのが一般的な方法です。肥料の与えすぎは根を傷める「肥料焼け」の原因になるため、少量から始めるのが安全です。秋冬は肥料を完全にストップしてください。
▶ 水耕栽培の観葉植物におすすめの肥料・液体肥料の使い方(WOOTANG)
植え替えの時期と方法
アグラオネマの植え替えは、5月から8月の生育旺盛な時期が最適です。鉢底から根が出てきたり、水やりをしても土が水を吸わなくなってきたりしたら植え替えのサインです。ひと回りから二回り大きな鉢に、水はけの良い観葉植物用培養土を使って植え替えましょう。植え替え後は直射日光を避け、安定するまで明るい日陰で管理することが大切です。
剪定と増やし方(挿し木・水挿し)
アグラオネマは成長が比較的ゆっくりな植物ですが、年を経るごとに下葉が落ちて株が間延びすることがあります。そのような場合は5月〜9月の生育期に剪定を行いましょう。好みの位置でカットすると、切り口の下から新芽が出てきて再び美しい姿を取り戻します。
増やし方としては「挿し木」と「水挿し(水差し)」の2通りがあります。どちらも生育期(5〜9月)が適しています。挿し木は剪定で切った茎(10〜15cm程度)をそのまま清潔な土に挿す方法です。水挿しは切った茎を水に挿すだけで根が出てくる方法で、根が育つ過程を目で確認できる点が楽しいうえ、そのまま水耕栽培として移行させることもできます。いずれも2〜4週間程度で根が出てきます。
3、アグラオネマの水耕栽培【圧倒的にメリットが多い、おすすめの栽培法】
アグラオネマはサトイモ科の植物の中でも特に水との相性が抜群で、水耕栽培で育てると土栽培よりもはるかに管理がシンプルで、しかも美しく育ちます。水耕栽培専門ブランドとして多くの植物を扱ってきた経験から、初心者の方には特にアグラオネマの水耕栽培を強くおすすめしています。
水耕栽培が土栽培より優れている5つの理由

土で育てるアグラオネマは確かに丈夫で育てやすいのですが、水耕栽培にはそれ以上に多くのメリットがあります。
①水やりの手間が大幅に減る:土栽培では「いつ水をやるか」「どのくらいやるか」の判断が難しく、特に初心者にとってはこれが最大の悩みです。水耕栽培なら容器の水が減ってきたら足すだけで週1回のチェックで十分管理できます。出張や旅行が多い方にも特に向いています。
②虫が出にくく清潔:土栽培でアグラオネマを育てるとき、コバエやコナカイガラムシなどの虫が発生しやすいのが難点です。水耕栽培は土を使わないため、これらの虫の発生リスクが大幅に下がります。砂ぼこりも立たず、室内を清潔に保てるのは、特にマンション暮らしの方に大きなメリットとなります。
▶ 観葉植物に虫が出ない方法は?土なし・水耕栽培が最強な理由(WOOTANG)
③根の状態が一目でわかる:透明な容器を使えばアグラオネマの白くて美しい根が成長していく様子を外から観察できます。「なんとなく元気がない」というサインにも早く気づけるため、問題が深刻化する前に対処できます。
④インテリアとして圧倒的においしゃれ:ガラスの容器の中で白い根が広がるアグラオネマの水耕栽培は、それ自体がひとつのアートオブジェのような存在感を放ちます。どんな部屋のインテリアにもなじみやすく、ナチュラル・モダン・和モダン・ボタニカルなど幅広いスタイルにマッチします。
⑤置き場所を選ばない:土と鉢が不要なため、デスクの上・棚の上・洗面所・トイレ・玄関など、土の重さや汚れを気にせずにどこにでも飾ることができます。
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アグラオネマの水耕栽培の始め方
①容器の選び方

水耕栽培に使う容器は、透明なガラス製またはプラスチック製のものが最適です。透明であれば根の状態と水位の確認が容易になり、管理がとても楽になります。容器のサイズはアグラオネマの株より少し大きめのものを選び、茎がぐらつかないよう安定して固定できることが重要です。
WOOTANGでは、ガラス製の器と木製の蓋がセットになった専用容器を使用しており、植物をスタイリッシュかつ安定した状態で育てることができます。
②水の入れ方と水位

容器に水を入れる際は必ず水道水を使用してください。浄水器を通した水や蒸留水は塩素が除去されており、雑菌が繁殖しやすくなるため適していません。水道水に含まれる微量の塩素が水の腐敗を防ぐ役割を果たします。水位の目安は「根の半分から3分の2が浸かる程度」です。根をすべて水に沈めてしまうよりも、根の一部を空気に触れさせることで水分と酸素をバランスよく吸収でき、根が健康に育ちます。
▶ 水耕栽培で根腐れを防ぐ方法|水の量・水替え・置き場所のコツ(WOOTANG)
水耕栽培での日当たり・水やり・肥料の管理
置き場所(日当たり)

水耕栽培のアグラオネマも土栽培同様、明るい間接光が当たる場所が理想です。直射日光は葉焼けの原因になるため、レースカーテン越しの窓際か、室内照明が1日6時間以上点いている部屋に置くと元気に育ちます。生育期(春〜秋)はレースカーテン越しの窓辺や半日陰で管理し、冬は窓際が夜間に冷え込むため、お部屋の中央に移動させると安心です。エアコンの直風が当たる場所は避けてください。
水の管理(水やり・水交換)

水耕栽培の水管理は非常にシンプルです。基本は「週に1回、減った分の水を足す」だけでOKです。夏場は蒸発が早いため水位をこまめにチェックし、根が完全に水から出てしまわないよう注意しましょう。水は毎週全量交換する必要はなく「足し水」スタイルで問題ありませんが、藻が発生したり水が濁ってきたりした場合は全量交換し、容器も洗浄してください。2〜3週間に一度の全量交換を習慣にすると清潔に保ちやすくなります。
▶ 水耕栽培の水替え頻度と水やりタイミング(WOOTANG)
肥料の与え方

水耕栽培では、現状のサイズを維持するだけであれば基本的に肥料は不要です。しかし、アグラオネマをより大きく・葉を美しく育てたい場合は、生育期(4月〜9月)に液体肥料を水で薄めたものをスプレーで葉面散布してください。水の中に直接肥料を入れると根腐れの原因になりますので必ず葉面散布で与えます。目安は月1回程度です。冬場は肥料を完全にストップしてください。
▶ 水耕栽培の観葉植物におすすめの肥料・液体肥料と活力剤の使い方(WOOTANG)
葉水について

アグラオネマは高温多湿の環境を好む植物です。水耕栽培で育てていても、夏や冬のエアコンによる乾燥が葉の美しさを損なうことがあります。霧吹きで葉に水を吹きかける「葉水」を1日1〜2回行うと、葉が生き生きとした潤いを保ちます。
▶ 葉水とは|観葉植物への正しいやり方と頻度(WOOTANG)
水挿し(水差し)でアグラオネマを増やす方法
アグラオネマは水挿し(水差し)で簡単に増やすことができます。増やし方の手順は以下の通りです。生育期(5〜9月)に健康な茎を10〜15cmほど切り取り、切り口から水に浸かる部分の葉を取り除きます。2〜3枚の葉を上部に残した状態で、清潔な水を入れた容器に切り口を浸けます。直射日光の当たらない明るい場所に置いて2〜4週間ほど待つと、白い根が出てきます。根が十分に育ったらそのまま水耕栽培として管理するか、土に植え替えることも可能です。水挿しは根が育つ様子を目で楽しめる点がとても魅力的で、お子さんと一緒に行う観察実験としてもおすすめです。
▶ アグラオネマの水耕栽培|育て方から増やし方まで解説(WOOTANG)
4、アグラオネマの育て方【季節別管理カレンダー】
アグラオネマを長く元気に育てるためには、日本の四季に合わせた管理が欠かせません。原産地の熱帯アジアと日本の気候の最大の違いは「冬の寒さ」です。特に寒さへの対応が長期栽培の鍵となります。
春の管理(3月〜5月):成長スイッチON
春はアグラオネマが冬の休眠から目覚め、新芽を次々と展開し始める季節です。暖かくなるにつれて成長スピードが急激に上がります。4月頃から肥料を再開し、土栽培の場合は水やりの頻度も少しずつ増やしていきましょう。植え替えや剪定・挿し木による増やし方を実践するのに最適な季節でもあります。春の管理をしっかり行うことで、その後の夏の旺盛な成長期に向けて植物が十分な体力を蓄えることができます。
夏の管理(6月〜8月):旺盛な成長期
夏はアグラオネマが最も活発に成長する季節です。水の吸収量が増えるため、土栽培の場合は水やりの頻度を高め、水耕栽培の場合は水位が落ちていないか頻繁にチェックしましょう。強い直射日光による葉焼けに注意しながら、明るい間接光が当たる場所で管理します。室温が35℃を超えるような猛暑日には、水温が上がって根が傷みやすくなるため、水耕栽培の場合は容器を直射日光から遠ざけることが特に重要です。
▶ 観葉植物の水耕栽培が夏に枯れる原因と対策(WOOTANG)
秋の管理(9月〜11月):冬への準備期
秋は夏の勢いを落ち着かせ、冬の低温に備える大切な調整期間です。気温が20℃を下回ってきたら水やりの頻度を徐々に減らし、肥料も10月を目安に終了します。剪定や増やし方の作業(水挿し・挿し木)は9月中に済ませておくと冬越しが楽になります。屋外で管理していた場合は、気温が15℃を下回る前に必ず室内に移動させてください。
冬の管理(12月〜2月):寒さ対策が最重要
**アグラオネマの最大の弱点は「寒さ」**です。10℃以下の環境に長時間さらされると株が傷み、最悪の場合枯れてしまいます。室温が10℃以上を保てる暖かい室内の中央部で管理し、窓ガラス越しの冷気が直接当たらないよう気をつけましょう。冬は水やりを最小限に控え(土栽培の場合)、肥料は完全に止めます。暖房器具から出る乾燥した熱風が葉に直接当たらないよう注意し、乾燥対策として葉水を忘れずに行ってください。
5、よくある問題と対処法【Q&A】
Q1:アグラオネマの葉が垂れてきました。何が原因ですか?
葉が垂れる原因として最も多いのは、水不足と日光不足です。土栽培の場合は水やりが不十分で水分が足りていない状態、または逆に根腐れによって水を吸い上げる力が失われている状態が考えられます。水耕栽培の場合は容器の水位が下がりすぎていないかを確認してください。また、光量が不足していると茎が軟弱になって葉が垂れることもあります。より明るい場所に移してみましょう。アグラオネマは湿度を好むので、乾燥しすぎている環境では葉水を増やすことで改善することもあります。
Q2:アグラオネマの英語名と学名は何ですか?
アグラオネマの英語名は「Chinese Evergreen(チャイニーズエバーグリーン)」です。これは中国を含む東アジアから東南アジアにかけての広大な地域に自生することから名付けられました。学名はAglaonema(アグラオネマ)で、ギリシャ語の「輝く糸」に由来します。英語名の「Chinese Evergreen」で検索すると、海外の植物情報も参照しやすくなります。
Q3:アグラオネマのレアな品種・希少種を教えてください。
アグラオネマのレア品種・希少種として特に注目度が高いのは「ピクタム・トリカラー」です。3色以上の斑模様が無作為に広がる葉模様が世界中のコレクターを虜にしており、状態の良いものは数万円以上で取引されることもあります。他にも、東南アジアで品種改良された新品種は市場に出回る数が限られているため、品種名がつけられるほど個性的な模様を持つものはレア・希少種として高値がつくことがあります。国内の植物マーケットやアジア系の専門店で見かけることがあります。
Q4:アグラオネマの増やし方を教えてください。
アグラオネマの増やし方は「水挿し(水差し)」「挿し木」「株分け」の3通りがあります。水挿しは最もシンプルで成功率が高く、透明な容器で根が育つ様子を楽しめるためおすすめです。挿し木は水挿しで発根させた後に土に植え替える、または最初から挿し木用土に直接挿す方法です。株分けは株が大きくなって複数の芽が出てきたときに、根を傷つけないように丁寧に分ける方法です。いずれも5〜9月の生育期に行うと成功率が高くなります。
▶ アグラオネマの水耕栽培|増やし方まで解説(WOOTANG)
Q5:アグラオネマの冬越し方法を教えてください。
アグラオネマの冬越しのポイントは「温度・乾燥・日光の3点管理」です。室温は最低でも10℃以上を保つことが必須条件で、できれば15℃以上の環境が理想です。冷気が直接当たる窓際を避け、室内の中央で管理しましょう。水やりは土栽培の場合は月1〜2回程度まで減らし、水耕栽培の場合も水の蒸発スピードが落ちるため水位確認は2週間に1回程度で十分です。暖房による乾燥対策として葉水を頻繁に行うことが冬越し成功の秘訣です。
Q6:アグラオネマの寿命はどのくらいですか?
適切に管理された場合、アグラオネマの寿命は数年から10年以上に及ぶこともあります。観葉植物の中では比較的長命な部類で、水耕栽培で丁寧に管理することで長く美しい姿を楽しめます。寿命を縮める最大の原因は「根腐れ」「寒さ」「過度な乾燥」の3つです。これらを避けることが長期栽培の鍵です。株が老化してきたと感じたら、元気な茎を水挿しして株を更新することで、いつでも若い株から育て直すことができます。
Q7:アグラオネマのシルバークイーンとマリアの違いは何ですか?
マリアはダークグリーンを基調とした迷彩柄の葉が特徴で、落ち着いたシックな雰囲気を持ちます。横に広がりながらこんもりとした株立ちになります。一方シルバークイーンは、シルバーがかったライトグリーンを基調とした葉に濃いグリーンの斑が入る、明るく気品ある品種です。どちらも耐陰性が高く育てやすい点は同様ですが、インテリアの雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。落ち着いたグリーンインテリアにはマリア、明るさと清潔感を出したい場合はシルバークイーンが向いています。
Q8:アグラオネマに花が咲いたらどうすればいいですか?

アグラオネマは初夏(5〜7月)にサトイモ科特有の白い仏炎苞に包まれた花を咲かせます。この花は美しいのですが、開花を維持すると植物の養分が花に集中して葉の元気が失われてしまいます。花が咲いたら、できれば蕾の段階で根元からカットすることをおすすめします。切り取ることで植物は再び葉の成長に栄養を集中させることができ、美しい葉模様を長く維持できます。
▶ アグラオネマの花が咲いたらどうする?正しい対処方法(WOOTANG)
6、WOOTANGのアグラオネマ【水耕栽培で手軽に始めよう】
水だけで育てる観葉植物ブランド「WOOTANG(ウータン)」では、アグラオネマを水耕栽培専用の状態で販売しています。ガラスの器と木製の蓋がセットになっており、届いたその日からすぐに水耕栽培を楽しんでいただけます。WOOTANGが販売するアグラオネマはすべて水に順応させた専用株であるため、購入後すぐに水耕栽培として管理できます。
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